たぶん、日記

 

たぶん、日記

このページの概要

本ページは、映画をみたときの感想として、もっとも頻繁に使う言葉が、「つらかった。」、という、なぜ映画をみているのかが自分でもよく分からない、私(ogalin)による、アニメ、音楽などの感想日記です。別に、辛口とか批評性とかを意図して「つらい」「つらい」と書いているわけではなく、普通にみての感想が「つらい」、ということなので、映画をみることが大してつらくない、という読者のかたは、「つらくありません。」→「素晴らしい!」、「つらかったです。でも、現代的なのでしょうか…」→「普通。」、「あまりにも、つら過ぎます。」→「つまらなかった。」と、読み替えていただけますと、だいたいチューニングが合うのではないでしょうか、と、ogalinは考えています。

2010年2月の日記

 

2010.02.26

大沖「ひらめきはつめちゃん(1)」(BLADE COMICS)

\お父さん/

 

 

「はるみねーしょん」の女子高生宇宙人が、小学生発明家に変わったものの、絵柄も、口癖「\すげえ/」な、とぼけた不思議ちゃんノリも不変。ただ、眼鏡と作業服が明和電機を思わせる、在宅お父さんキャラがいるので、萌え世界の外の世界が、画面の中に見て取れて、読みやすいです。

 

2010.02.25

柳原望「高杉さん家のおべんとう 1」(MFコミックス)

萌「きのう何食べた?」
食レシピで、日常的な思いやりを描写する「きのう何食べた?」系。

 

 

まるいちがデコ弁(71頁)で登場するのも懐かしいですが、物言わぬ「弁当」に善意を反映させる造りも、「まるいち的風景」。善意に溢れた世界を描く作者には、女子中学生との同居もの、という萌え系は、良い居場所なのかも。

 

2010.02.19

アーティスト・フォー・ハイチ「ウィー・アー・ザ・ワールド25・フォー・ハイチ」

当世風リメイク
大義名分有るのでリメイク。音源+P.V.をiTunesMusicStore買い。

 

 

マイケル・ジャクソンのテープ・デュエットや、オート・チューンズ声といった手法も当世風ですが、何より、白人男性ロック系の人たちに存在感が無いのが、今のチャートの人気者を集めるとそうなるよなぁ、という印象を受けました。伴奏は元ネタどおり、古風な合唱バラードなので、つんのめった今風リズムを使えず、凄い個性の声もいないので、破綻は無いけど味気ないリメイクな気も。

 

 

そんな中、ファーギーセリーヌ・ディオンとが、硬質高音をぶつけ合うパートは、キャラが立っていて面白かったです。

 

2010.02.18

「刀語」/「ハートキャッチプリキュア!」/「天装戦隊ゴセイジャー」の第1話感想

補遺…
2009年1月期アニメ等第1話感想補遺。

 

 

1.「刀語」(フジ 月一不定期)△

 

時代劇なら、社会を描かざるを得ない訳で。美少女と主人公のみのセカイで、好感度上げるだけの「化物語」では、誤魔化していた西尾維新原作の記号っぷりが、露骨に鼻に付きます。絵柄も記号的ですし、主人公も記号的に強いとしか描写されないと、記号でない存在感を与えうるのは、声優が全てという事態に。とはいえ、饒舌なヒロイン役の田村ゆかりや、2話ゲストだった宮本充の声は大好きなので、今のところは問題無し。

 

 

2.「ハートキャッチプリキュア!」(BS11 日曜朝)△×

 

プリキュアも「チェンジ」を掲げるご時世。シリーズ物の手堅さはありますが、トラウマ吐き出す鬱バトルな設定は、薄味な「キャシャーンsins」になるのかなぁ。

 

 

3.「天装戦隊ゴセイジャー」(テレビ朝日 日曜朝)×

 

戦隊物実写。第1話の子供が、2話予告にも出ていて、「子供」押しの作風のやつは観てては辛いからなぁ。

 

2010.02.17

スヌープ・ドッグ「不思議の国の魔リス」

今時の伴奏
2009年作。

 

 

最近、「最後の晩餐」(2000年作)を聴き直して、ファンクな音や、ローリングストーンズ「ミス・ユー」カバーの緩いノリを楽しんだので、新譜も、と数作振りに購入。

 

 

本人のラップは魅力的ですが、リズムボックスのつんのめった音ばかりを強調する今時伴奏には、安っぽい印象が否めず。伴奏が味気ないこともあり、R.ケリーのように歌力有る人がメロディを歌う「ピンピン・エイント・イージー」の力強さが良かったです。

 

 

もっとも、「最後の晩餐」も買ったときはピンと来ず、「1stに較べると…」とか思っていたので、慣れるのに時間が掛かるということかも。

 

2010.02.05

「ホープ・フォー・ハイチ・ナウ」

どバラード多めですが…
同題チャリティ・ライブのiTunesMusicStore配信版。

 

 

ビヨンセテイラー・スウィフトリアーナ(オートチューンズでビブラート掛けないと、存在感が薄い)といった現チャート常連から、スティービー・ワンダーのような大御所まで揃って、高ビットレート版が20曲1200円。安さに釣られて購入。

 

 

趣旨が趣旨なので、アコギ・ピアノ伴奏のバラード(「レット・イット・ビー」「明日に架ける橋」といったベタ選曲)が多いのは、仕方無いところ。

 

 

中では、荘厳なクワイア合唱と存在感で圧倒するマドンナ「ライク・ア・プレイヤー」や、うねるベースの微かなレゲエ臭が嬉しいスティング「ドリブン・トゥ・ティアーズ」で、力のある歌声が聴けて良。

 

 

メアリー・J・ブライジ「ハード・タイムズ・カム・アゲイン・ノー・モア」のような直球メッセージソング絶唱も、70年代っぽいザ・ルーツのグルーヴィな伴奏のおかげで、聴き易くなっています。

 

2010.02.04

SFマガジン2010年3月号「2009年度・英米SF受賞作特集」

久し振り
「秋のファンタジィ特集」号や「JGバラード追悼特集」号も読んではいたのですが…)

 

 

ナンシー・クレス「アードマン連結体」☆0

 

老人物。相変わらずの情念炸裂。

 

 

ジェフリー・A・ランディス「マン・イン・ザ・ミラー」☆1

 

1アイテム1登場人物のアイデアストーリーとして秀逸(元ネタ知らないだけかも)。ラストの感傷も良。

 

 

キジ・ジョンスン「26モンキーズ、そして時の裂け目」☆0

 

短くて、よく解らず。

 

 

ジェイムズ・アラン・ガードナー「光線銃――ある愛の物語」☆1

 

自意識過剰(とラストで説明しちゃっている)青春もの。光線銃の描写が全くないため、象徴っぽく見えすぎるのが難点。後、中二痛々しさ文学では、和物に一日の長か。

 

 

コラム「今日の早川さん通信1」ドラマCDのキャスト集合写真は、声優・アニメ誌のよう。

 

2010.02.01

「エンコミ2010!」

未完ぽさが惜しい
前回同時刊行フェア。 「なごみクラブ」の2巻と、「犬暮らし」同様のエッセイ「今月のわんこ生活」(ダイトコミックス)と、旧作文庫化(はこの辺で終了?)。

 

 

旧作「ヘヴン」(白泉社文庫)は、美形ロボットと戦争後の世界が出てくるSF。ロボだけなら「ミセスウォルフォードの遺産」が有りましたが、未来社会描写が有るのは、この作者には、珍しく。色々な形で現れる「天国」モチーフも神話的味わいのある作品でした。「俺は神様が守るグループに属していない」(67頁)とか、ハートフルな台詞が印象的な、いつもの優しい物語でもありますけれど。

 

 

ただ、伏線引いたドクターのエピソードとか、未完っぽさがあるのが残念で、そこを惜しむ解説(SF作家の小川一水という人選にも驚き)に共感。