パブリック・イメージ・リミテッド「メタル・ボックス(Vinyl Replica Edition)」
ギターの鋭角度UP
P.I.L.の2ndが30周年記念リマスター。小さいながらアナログ初版同様、円筒状の金属ケース入りで、CDラックに入れ辛いです。
音の方は、リマスターの所為か(アナログ初版の音は聴いていないので)、クリア度が上がり、「アルバトロス」でのキース・レヴィンのギターは、旧CDでもキンキンでしたが、それ以上に尖った金属音なのが、ひたすら気持ち良く。ニューウェーブ名盤を堪能。
ギターの鋭角度UP
P.I.L.の2ndが30周年記念リマスター。小さいながらアナログ初版同様、円筒状の金属ケース入りで、CDラックに入れ辛いです。
音の方は、リマスターの所為か(アナログ初版の音は聴いていないので)、クリア度が上がり、「アルバトロス」でのキース・レヴィンのギターは、旧CDでもキンキンでしたが、それ以上に尖った金属音なのが、ひたすら気持ち良く。ニューウェーブ名盤を堪能。
小林靖子脚本らしく
戦隊物では恒例になっている昨年戦隊と共演するシリーズ番外編。
シンケンジャーのメインライター小林靖子脚本らしく、キャラクター掛け合い重視で、ロボ戦はお飾り。レッド2人の対立話を中心に、コミカルな描写と2戦隊分のバトルを入れての50分。レッド2人が、指揮官型のシンケン、熱血型のゴーオンと、キャラが被っていないこともあり、最初は対立していた2人が、手を組んで敵を倒す王道の造りが、綺麗に纏まっています。「本物は、強い」とか、シンケンジャー本編での展開とリンクした台詞遊びがあるのも嬉しいところ。
2010.02.06 ワーナーマイカル新百合ヶ丘にて鑑賞
長門は可愛いですが
昨年TV初放映されたタイムスリップ話「笹の葉ラプソディ」は(久し振りに観るハルヒは)面白いなぁ、と思いましたが、その後日談。
原作1冊目を読んだときに感じた美少女に囲まれたメタフィクション世界と、男だけ(画面の色味も陰鬱な)現実世界、の並列を、パラレルワールドとして見せるっていうのは、本作らしい話。ただ、美少女世界を選ぶことのデメリットが全く無いので、仰々しく問いかけられても、盛り上がらず。謎はハルヒが、段取りは大人ミクルが、バトルは長門が解決しているので、主人公は決意表明のみ。結局、いつもの杉田智和節と、大人ミクルの歩くシーンの重み感への拘りなど、端正な京アニ絵を楽しむのみ。
TV版の超然キャラから内気萌えキャラに変化した長門のシーンは可愛らしかったし、それをふまえたラストの顔隠しシーンは感慨深かったですが、正直、「笹の…」の次の週にTVで観かった気も。
2010.02.06 TOHOシネマズ海老名にて鑑賞
どバラード多めですが…
同題チャリティ・ライブのiTunesMusicStore配信版。
ビヨンセ、テイラー・スウィフト、リアーナ(オートチューンズでビブラート掛けないと、存在感が薄い)といった現チャート常連から、スティービー・ワンダーのような大御所まで揃って、高ビットレート版が20曲1200円。安さに釣られて購入。
趣旨が趣旨なので、アコギ・ピアノ伴奏のバラード(「レット・イット・ビー」や「明日に架ける橋」といったベタ選曲)が多いのは、仕方無いところ。
中では、荘厳なクワイア合唱と存在感で圧倒するマドンナ「ライク・ア・プレイヤー」や、うねるベースの微かなレゲエ臭が嬉しいスティング「ドリブン・トゥ・ティアーズ」で、力のある歌声が聴けて良。
メアリー・J・ブライジ「ハード・タイムズ・カム・アゲイン・ノー・モア」のような直球メッセージソング絶唱も、70年代っぽいザ・ルーツのグルーヴィな伴奏のおかげで、聴き易くなっています。
久し振り(「秋のファンタジィ特集」号や「JGバラード追悼特集」号も読んではいたのですが…)
ナンシー・クレス「アードマン連結体」☆0
老人物。相変わらずの情念炸裂。
ジェフリー・A・ランディス「マン・イン・ザ・ミラー」☆1
1アイテム1登場人物のアイデアストーリーとして秀逸(元ネタ知らないだけかも)。ラストの感傷も良。
キジ・ジョンスン「26モンキーズ、そして時の裂け目」☆0
短くて、よく解らず。
ジェイムズ・アラン・ガードナー「光線銃――ある愛の物語」☆1
自意識過剰(とラストで説明しちゃっている)青春もの。光線銃の描写が全くないため、象徴っぽく見えすぎるのが難点。後、中二痛々しさ文学では、和物に一日の長か。
コラム「今日の早川さん通信1」ドラマCDのキャスト集合写真は、声優・アニメ誌のよう。
未完ぽさが惜しい「ヘヴン」
前回同様の同時刊行フェア。 「なごみクラブ」の2巻と、「犬暮らし」同様のエッセイ「今月のわんこ生活」(ダイトコミックス)と、旧作文庫化(はこの辺で終了?)。
旧作「ヘヴン」(白泉社文庫)は、美形ロボットと戦争後の世界が出てくるSF。ロボだけなら「ミセスウォルフォードの遺産」が有りましたが、未来社会描写が有るのは、この作者には、珍しく。色々な形で現れる「天国」モチーフも神話的味わいのある作品でした。「俺は神様が守るグループに属していない」(67頁)とか、ハートフルな台詞が印象的な、いつもの優しい物語でもありますけれど。
ただ、伏線引いたドクターのエピソードとか、未完っぽさがあるのが残念で、そこを惜しむ解説(SF作家の小川一水という人選にも驚き)に共感。
多彩さが、らしい
17th single。
表題曲は田村ゆかりには珍しく、歌い上げ系のどバラード。声量勝負になりがちな歌い上げ系は弱点?って気もしますが、感情爆発で終わる劇場版のラストに流れている時は、このスケール感が嬉しく。
「Happy Life」を思わせる巻き舌な作り声が印象的な「ラブサイン」から、一転して、ホーンも入って大人びた歌い方の「満月のセンシビリティー」へと続く、c/wの多彩さは驚き。アルバムを聴いているような気になりました。
最終戦は盛り上がりますが…
龍に挑戦する飛行機野郎の話。全2巻(と、短めなのは1巻の商業成績のせい?)
龍と空軍のファンタジィは、「テメレア戦記」とか、ありましたが、本作では、より設定フェチなオタク系といいますか、秘密兵器同士の最終決戦は無邪気な格好良さに満ちていて、殆ど架空戦記ノリ。
ただ、ラストで主人公の行動を肯定する神様(=龍)が出てきた所為で、お伽噺化してしまい、中盤までの、「戦争」という負と隣り合わせの切実さは、消え失せてしまったのが残念。「飛行」に希望を託す「(身勝手な)男のロマン」物語だから仕方ないところでしょうか。
「重力の終わり」が、良
短編集。
SFマガジン誌上で既読の作が多いので、お買い得感が無いのは寂しいところ。
各編冒頭の作者解題が付いているのですが、エリスンやアシモフみたいにキャラ立ちしてる訳じゃない職人作家の場合、面白みが…(元教師っぽい、いい人感は伝わってきますが)
収録作では、普通小説「重力の終わり」が、良。私小説っぽい作家主人公&宇宙飛行に希望を象徴させる、という手法は、あざとくて嫌いなのですが、本作のロシア風味は、あざとさを中和していて、苦にならず。
ヴォーカルが…
ポーティスヘッドのジェフ・バーロウによる新バンドの1st。ほぼインスト。
「Iron Acton」、「Blagdon Lake 」、「Pill」といった、硬質なリズムの上に、ベースのでかい音が乗るインスト曲は、「ノイ!」っぽい、というか、ポーティスヘッドの3rdの音。ベースの音に微妙に起伏があって、メロディの有る音楽として、聴けるのもポーティスヘッドと同様。
ただ、時たま入るエコー深めの男性呟きヴォーカルが、80年代ポジパンっぽくて、ここに、ベス・ギボンズの硬質ヴォーカルを恋しくなるのも確か。
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