「プリンセスラバー!」/「かなめも」/「宙のまにまに」/「よくわかる現代魔法」/「東京マグニチュード8.0」/「GA 芸術科アートデザインクラス」の第1話感想

今期はココまで。

2009年7月期アニメ等第1話感想その2。

10.「プリンセスラバー!」(TVK 日曜深夜)△
ギャルゲー原作。現代日本に、賊に追われる馬車に乗ったお姫様や美少女剣士と挨拶代わりの斬合などといった異世界ファンタジィなシチュエーションを強引に合体。その強引さが、とりあえずは笑えますが…

11.「かなめも」(テレビ東京 日曜深夜)△×
美少女だらけの新聞配達所。天涯孤独な主人公が、多彩な美女と同居という、ギャルゲー的シチュエーションながら、主人公も女子中学生という、萌え4コマの緩い世界。シビアな業界ネタとかは少なそう?

12.「宙のまにまに」(Tokyo-MX 火曜深夜)△×
天文部舞台のラブコメ。金6少女アニメ的な癖の無い絵柄は良いですが、星空の象徴使いする場面が多すぎて、綺麗事っぽく。

13.「よくわかる現代魔法」(BS11 土曜深夜)×
超人バトル。メインキャラが魔法で、人に携帯を無理矢理買わせたり、幼女が逃げまどう街に誰もいなかったり、縞パンを投げつけられて男子が泣いたり、(設定のみならず、キャラの心情も)理解不能。メインキャラ以外は背景同然といった割り切り方は、セカイ系な桜坂洋原作といわれれば、不快だが納得。

14.「東京マグニチュード8.0」(フジ 木曜深夜)△
リアルCGで、災害避難もの。第1話での主人公の鬱屈描写からすると、エゴイスティックさ故の人災描写多目の、重苦しい展開になりそう。

15.「GA 芸術科アートデザインクラス」(TVK 土曜深夜)△
美術系の高校?舞台。落ちの場面で話が途切れる4コマ漫画原作アニメ。「ピクトグラム」とか、蘊蓄の目新しさはある。

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「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」(ニンテンドーDS)

前作より好印象
プレイ1時間強、最初の村を出たところでの、第1印象。

オープニングこそ、アニメがありましたが、イベントシーンは、(携帯機ゆえのギザギザの目立った)粗いCGのCG人形劇。トロフィーを抱えたリッカのシーン等、どこか間抜け感も漂う絵柄なのですが、ギザギザが目立つ≒ファミコンっぽさ≒ドラクエらしさ、な面もあるので、前作の微妙な3DCGよりは、断然好印象。戦闘画面自体、上下に分かれた2画面構成なドラクエは、2画面ハードのニンテンドーDSというハードの身の丈に合っているなぁ、という感想を持ちました。

バトル・システム自体は、いつものドラクエみたい(靴にみかわし率の設定があったり、実は細かいのかも?)です。フィールド上の敵が見えるのは、便利過ぎかもしれませんが、常に、マップや粗筋表示があって、遊び易さを重視した、ということで納得。

序盤が一人旅展開なので、プレイヤ=主人公の視点のままでいられて、パーティ管理等の戦略的視点が要求されなかったのも、好み(通信参加者との区別か?「この世界の主人公しか開けられない宝箱」というフレーズが、メタっぽ過ぎて苦笑。)

前作は、作業感だけだったけれど、今回は…

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マイケル・シェイボン「ユダヤ警官同盟(上)、(下)」 (新潮文庫)

もしもボイルド

ユダヤ人が(ネィティブ・アメリカンっぽく?)居住区に押し込められて暮らしてる、っていう架空世界のお話。閉塞感ある描写の所為もあって、厳しい戒律のユダヤ教コミュニティに、愛憎入り交った思いを持つ主人公ってのは「珈琲相場師」を連想。

ロバート・ジョンソンの歌に共感するのを、「黒人のユダヤ人」(上巻302~305頁)と評したりする、現実を外挿した(?)架空世界の差別描写が、本作の独自性でしょうか(プロフェッサー・グリフは、どう思うだろう、という気もしますが)。

ただ、そんな架空世界の設定は、背景以上のものではなく。

話自体は、ヤサグレつつも、巨悪と、その手先のギャング達に立ち向かう、(ケータイとか、無いっぽい時代の)古風なハードボイルド。キャラも、元妻ビーナが、有能な上司で、主人公のことを今でも想っていて、窮地の時は庇ってくれて、美尻で、主人公の決断時に背中を押してくれる、という都合の良過ぎる(ライトノベル界でいうところの)メイドさんのような、古風なヒロイン像でした。

話・キャラが古風な分だけ、破綻無く纏まっているのですが、反面、架空世界を使って、「もしもボイルド」にする意味もない気が…

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「うみものがたり~あなたがいてくれたコト~」/「青い花」/「NEEDLESS」/「大正野球娘」/「化物語」/「CANAAN」/「大YAMATO零」/「エレメントハンター」/「うみねこのなく頃に」の第1話感想

前2シリーズを見ていた「懺・さよなら絶望先生」(3期)は継続。

2009年7月期アニメ等第1話感想その1。

1.「うみものがたり~あなたがいてくれたコト~」(TBS 金曜深夜)△×
ギャンブル原作+癒し系、を邪推せずに見るのは難しく。「スケッチブック」的和風まったりと、SD人魚キャラのギャグ、挿入歌の奄美風味、今時少女的ヤサグレ。等色々な要素が混在していて、よく解らず。OPの海映像は綺麗。

2.「青い花」(フジ 水曜深夜)△
女子友情もの。フジ深夜枠らしい綺麗な水彩風背景と、脇役も女性ばかりの脱臭ぶりで、「繊細な気分」は有り。百合ジャンルに、現状維持以上のハッピーエンドは無いから、第1話が幸せ最高値で、先辛気臭くなる不安が。

3.「NEEDLESS」(Tokyo-MX 日曜夜)×
世紀末超人バトル。ひしゃげた絵柄とエンディングの文脈無視エロ画像サービスが、ひたすら80年代の美少女アニメ的安っぽさ。

4.「大正野球娘」(TBS木曜深夜)△×
女子部活もの。劇中歌(東京節)とかの、レトロ描写は良かったけれど、野球面の薄さを美少女で誤魔化す方向に進みそうな不安が。

5.「化物語」(Tokyo-MX 金曜夜)△
幾何学模様とエフェクト多用で、話が無い新房監督作品。にしては、学園+妖怪退治ものという、フォーマットの手堅さ故に、見やすく。

6.「CANAAN」(Tokyo-MX 土曜夜)△
上海舞台のガンアクション。謎キャラクタ多すぎの割に見やすいのは、強さと優しさで、主人公を魅力的に見せる意図が明確だから?

7.「大YAMATO零」(WOWOW 日曜夜)△×
宇宙戦艦。動きが処理落ちしているようなCG、説明台詞の嵐。無人戦闘機の操作をテロップで説明するのはあんまりな気が?スケールの大きいBGMは良。

8.「エレメントハンター」(NHK教育 土曜夜)△×
科学の学習マンガSF。設定の強引さを説明しなかった分だけ、テンポ良く。エンディングの元素数え歌の歌詞に笑い。

9.「うみねこのなく頃に」(TVK 土曜深夜)△
孤島の館ものゴシック。キャラの奇人変人振りが、いかにも伝奇。ミステリ的辻褄合わせなくても良いホラーなら、ハッタリ勝負ありか。


前期の視聴完走は、「戦国BASARA」、「けいおん!」、「アスラクライン」、「宇宙を駆ける少女」。視聴継続中は、「侍戦隊シンケンジャー」、「フレッシュプリキュア!」、「ティアーズ・トゥ・ティアラ」、「咲」、「GUIN SAGA - グイン・サーガ」、「涼宮ハルヒの憂鬱」の新作回(気に入ってる順)。

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諸星大二郎「西遊妖猿伝 西域篇 1」(モーニングKC)

続き
16巻(潮出版社版。再読しようとしたら「第2部河西回廊編完結!!」の帯が残っていました)の続き。

続けて本作を読むと、絵は、毛筆画っぽい感じから漫画絵化した感じ。お話のほうは、主人公の、理不尽な乱暴者だが、当人の中では筋が通ってるところは、諸星作品のキャラらしいです。孫悟空キャラによくいる単に強い奴or無垢な子供タイプとは、違った存在感があります。

それにしても、沙悟浄の正体も意外でしたが、無支奇/大聖様の説明を「数奇な運命」(73頁)と一言で片付けて、話を進める講釈士には驚き。

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ソニック・ユース「ジ・エターナル」

相変わらず
21作目。

荒れた音が聴きたくて、「デイドリーム・ネイション」kashmirのじゃないほう)や「グー」以来、久し振りに購入しましたが、往時と印象は変わらず。キム・ゴードンのささくれ立った声と、澱んだディストーションと弦っぽさとが共存するギターの音色が特徴的な、アングラロック。

本作中では、絶叫を抑えた歌が聴き易い「マリブ・ガス・ステーション」や、中盤のギターディストーション大会が楽しい「アンテナ」が良。リズムがゆっくり且つ起伏が無いので、通して聴くと眠くなる面もありますが、ノイズ~ロック系ジャンルの水準(わたしの中での70点)を再確認できる作品でした。

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「ミュージック・フロム・ザ・オリジナル・サウンドトラック・アンド・モア:ウッドストック」

スライ
ロック・フェスの走り「ウッドストック」のサントラ。40周年ということで、ライノ(トッド・ラングレンのCD化で名前を覚えた)から再発。

サントラのせいか、M.C.が長い、というのが第1印象。

スタジオ盤同様、大熱唱大会のジョー・コッカー「ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ」や、ギターの泣きぶりは兎も角、パーカッション&ドラムソロが締まっているサンタナ「ソウル・サクリファイス」が、今聴いても迫力がありました(CS&N等の純朴フォーク系は、時代を感じる面も…)

スライ&ザ・ファミリー・ストーンのメドレーで、力強いギター・カッティングと「ミュージック・ラバー」とかの曲名連呼で、ゴスペル・クワイア的(昨年の来日公演とは比較するまでもなく)に盛り上がるさまは、別格。スライの他の曲もリリースされるとのことで、楽しみ。

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藤堂あきと「パーツのぱ」(電撃コミックス)

商売もの
「安いだけが売りのパーツ屋」(14頁)を舞台に、他店との安売り競争を描く商売もの漫画です。

角張ったリアル等身絵柄で、「アキバ最安」の張り紙が、次のコマでは、同じ構図のまま、「次回入荷未定」に変わっている(83頁)描写とか、激戦ぶりが、らしい感じです。

週刊アスキー連載ということで、「電脳なをさん」のように見開きで一話形式ですが、小さいコマの4段組みにすることで、ちゃんと落ちもつけていて、読みやすいです。1巻目後半からは、天然ぼけ女性の新人店員とか、キャラも増え、単なる取材ものに留まらない物語としても動き出しています。続きが楽しみ。

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「田村ゆかりファンクラブイベント2009~ゆかり日本昔ばなし~」

いつもの+鷲崎で、安定
休日ということもあり、半年ぶりに愛知県芸術劇場へ遠征。

ミニライブとゲーム大会という、例年通りの緩いイベントですが、イベント慣れした鷲崎"アニスパ!"健が進行役、ということもあり、ドラマ仕立も安定していて、滑る恐怖感は無く。

昨年度のような(長い待ち時間+)写真撮影はありませんでしたが、こよりを使ったゲームでは、待ち時間もそれなりに有。けれど、その間も、歌ったり、走り回ったりと、配慮が見えますと、逆に嬉しくなってくるのが、ファンクラブイベントの味。

もっとも、春ライブのBlu-Ray盤(Panasonic DMR-BW850入手して準備完了。)の内容を流している中で気づいた、暗い舞台の中で走り回る姿は、なんか、落ち着きの無い人みたいでしたけど。

2009.06.14 愛知県芸術劇場にて参加。

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諸星大二郎「闇の鶯」(KCデラックス)

妖怪ハンターもの有
帯の表記では、「単行本未収録傑作選」とのこと。

「人魚の記憶」「描き損じのある妖怪絵巻」の2作は、「魔障ヶ岳」以来となる?妖怪ハンターものの新作。ぼそぼそとした日常絵と異世界とがシームレスに繋がる、諸星らしさは健在。

表題作は、パソコン少年が山姥と戦う1989年の作品。パソコン描写は、流石に古びてますが、旧作「マッドメン」の、逃走シーンを連想させる伝奇バトルは、味わい有りです。

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«川原礫「アクセル・ワールド〈1〉黒雪姫の帰還」(電撃文庫)