Main | February 2004 »

タイトル凝りたいなぁ、と思うのが更新さぼりがちになる理由の一つ

最近聴いたCD雑感です。

ZAZENBOYS/ZAZENBOYS
クラシック崩れのようなギター弾きぶりが試聴では気に入ったので歌は良く聴かずに購入してみたのですが、、、個性弱めのミチロウ・ゲット・ザ・ヘルプというか、「雷」人脈の2軍というか、日本語ラップ模索中のような、歌/ラップと、歌詞(歌詞カードが赤文字で読みにくいが、「聴く詞」ではなく「読む詩」っぽいのには、日本語ロックの進化に興味を持つものとしては少々残念なところです。
音楽自体の印象は、というと、どうも、機械的な正確さが気にかかるドラム伴奏ぶりに、スティーブ・アルビニがやってたレイプマンのような、人間味のない轟音ロックを連想しました。レッド・ツェッペリンをNEWWAVE以降の価値観で再構成する系とでもいいましょうか。こういう、何か考えがありそうな実験系音楽自体は嫌いじゃないんですけれど、実験後は?って気もするんで、ギターの向井氏の活動それ自体に思い入れある人向きってことかもしれません。

逆転スペシャルCD/カプコン
雑誌ニンテンドードリーム107号付録CD。ゲームボーイアドバンスで3作目が発売中のゲーム(わたしは第2章で止まってしまっていますが、相変わらずの面白さに安心です)のBGMが全六曲収録されています。短いループを中心とした、使う場面が明確そうな、いかにもテキストアドベンチャーゲームの音楽です。ちょっと豪華目のシンセアレンジがされてますけれど、音数シンプルなアンビエントものの「さらなる疑惑」がいいです。

カレイドスター〜2枚目のすごいミニアルバム〜
苦悩10分特訓5分の現代的なスピード展開と、題材がサーカスのために必ずしも勝負で終われないところと、オタク向けレズ風味サービスが特徴的な放送中のスポ根ものアニメの関連商品です。収録のCDドラマは購買層を意識したかのような楽屋落ち/内輪受け的内容で、良くも悪くも予想通り。音楽の方はは新OP,EDのTVサイズとBGM2曲収録。それと、前主題歌「約束の場所へ」のレギュラー声優陣からなるカレイドスターズによるカバーがありまして、これが面白くて購入。危なっかしい音程が初期堀江由衣に通じる広橋涼から、歌い慣れてる渡辺明乃まで、各々ソロを取った後に、サビが合唱のユーロビート系とくれば「娘。」的安心展開で、オリジナルより好きかもしれません。来週のキャラソンアルバムも聴くのか>わたし?

| | Comments (0) | TrackBack (0)

ハヤカワSFの編集者は見識があったんじゃ、、、

ブルース・スターリング「塵クジラの海」を読みました。

そりゃぁ、「蝉の女王」を読んだときは、「ぼくはサイエンスフィクションの未来を見た、その名はブルース・スターリング」って言いましたともさ。

「ネットの中の島々」は、世界観をSFが提示しえた時代の最後の、最高のSFだ、と今でも思ってます。

でも、それらが素晴らしいのは、作者がその歴史のなかで培った思想・アイデアが素晴らしいからであって、生来の文体とか個性が良いって訳じゃないから、生来のものがそのまま出てる「初期作品」にありがたみはない、というか。

本作、下敷きにした作品をなぞっただけの異世界ファンタジーの凡作で、まぁ、音楽の方でいうところの「コレクターズ・アイテム」です。

訳者あとがきで、ハヤカワSFの編集者に言い続けても出版してくれなかったのだが、ファンタジィのほうで出してくれて嬉しい、みたいに書かれていますが、、、読了後、ちょっとこの記事の表題みたく思ってしまいました。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

アニメ「真月譚月姫」の主題歌歌った人のCDと、アニメ「エアマスター」の主題歌歌った人のCDを聴いたよ。

表題通りアニメ関連CDを2枚聴いたので感想を書いてみました。

折笠冨美子「LUNE」
名作風少女成長ものとオタク向幼女愛好ものとが奇跡の融合を遂げていたアニメ「フィギュア17」のイメージアルバムでも、キャラ声でTheアルフィーのエンディングをいい感じで歌っていた声優の本人名義1STソロアルバム。
先行シングル「輪廻の果て」の延長線上の大仰なアコースティック・バラード路線。ちょっ曲展開が一本調子すぎるので、キャラソンを無難に歌いこなす器用さでなんでも出来てしまうが面白みにかける(というのはラジオ番組での彼女のキャラかもしれないが)優等生ぶりが裏目に出てしまったか。
桑島法子の怪作「Flores〜死者への花束」ほどテンパってはいないが、「名作」を作ろうと力み過ぎな点で通じるところがあるかも。「Flores〜死者への花束」では「いつでも夢を」のカバーがだいぶ印象を和らげていました(最終曲直前まで)が、カバーのような箸休めがあればだいぶ印象が違った気がします。
ジェネオンレーベル中での、坂本真綾的本格派が期待されてしまう事情も想像出来ますが、プログレ残党・環境音楽系の上野洋子のオモチャにされちゃうのはもったいないなぁ。
正直、「ストラトス・フォー special fan disk」に収録のキャラソン「淋しいままで」の、かわいいポップのほうが好印象。

マキシマムザホルモン「糞盤」先行シングルとは1曲重なり、ROLLING1000TOONは、動画で収録のアルバム。過去作の延長上にある、言葉遊び現代詩とパンク絶叫とメロコア的サビとが、別々に自己主張するミクスチャーロックは健在。ライナーノートで自らの作風が、糞ロックである理由をYOKINGの言説を借りて説明するあたり、批評性は健在。歌詞は歌詞カードを見ろといわんばかりのヒアリング困難振りなのですが、たまに聞き取れると面白かったり。


| | Comments (0) | TrackBack (0)

感想をアップするまで、次のCDを買わないことにしよう。そうすれば、更新が少しは頻繁になるに違いない。

最近聴いたCD×4(+DVD×1)の感想です。表題は、音楽感想をページにアップすることについての誓いを今日決めたのですが、たぶん、すぐ嘘になります。1行目も、2行目も。

今堀恒雄(M1-M18)/スクービードゥー(M19)「GUNGRAVE O.S.T UNO"RIGHTHEAD"」アニメ自体は、ノワール雰囲気の底の浅さが、つらすぎて視聴脱落してしまっていたのですが、音楽だけ気になっていた(2003年10月08日の「たぶん、日記」)ので購入。(ミュージックマガジンのインタビューもタイムリーだったし、表3の広告とタイアップ臭いけれど、ま、それはそれ)。
音楽は、打ち込みっぽいリズムにコラージュ。無音部と、バイオリン系不安感かき立て音が多いのは、アニメが裏社会ものを意識してか、ちょっとデヴィッド・クロス在籍時のキング・クリムゾン風味といえましょうか。スパニッシュギター多用、エレピ多用のエセJAZZかなぁと思っていたのですが、デオダート的イージーリスニング+民族音楽な、まったり系曲は1曲目「ファミリィ」のほかは実は少なかったのがちょっと意外でした。
歌入りは2曲。
バイオリンバックに男性ファルセット系しっとり歌い上げバラード「clue」は、綺麗にまとまり過ぎかなぁ、との印象です。サントラという目的ありきの音楽なので、極端な印象なのは仕方がないけれど、1回誰かキャラが死ぬときにかかりそうな感じというか。
もう1曲、エンディングの「茜色が燃えるとき」を歌うスクーピードゥーは、オリジナルラブ田島系和製歌謡ファンクで、少々気になっていた存在でして、1STアルバムも視聴はしてみたのですけれど、、、CCCDなのに無理して買うほどじゃないっていうか、CCCDだからって新しい音楽に向き合わないのは怠慢か?→わたし

AL GREEN「I CAN'T STOP」輸入版なのでCD。
わたしには初聴取の人ですが、ベテランのミディアムテンポの古典的R&B。ファンキーこぶしが特に表題曲で元気に味わえました。
フィリーソウルとかいって、まるでダニー・ハサウェイみたいな70年代ソウルをやってる今時の人たちを、わざわざこまめにチェックしようという気になれないのは、レニー・クラヴィッツ的あえて今このスタイル的なネタとしての意義/ドン・キホーテ的意志も見えないから、好きな人が摂取すれば良いものだろうなぁ、って思ってしまうからなのですが。わたしのような門外漢が聴くなら、古典でオッケーとか思ってしまいました。

Cymbals 「anthology」
解散記念のベスト版。タワーレコードで2曲目"午前8時の脱走計画"が流れていたのを聴いて、こりゃイケルと、即買いしました。鍵盤多様が印象的な、打ち込み+囁き系女子のいわゆるピチカート系です。ちょっとトッド・ラングレンっぽいメロディもあるのですが、巻き舌っぽい英語詞の曲が大部分なのが、単なるピチカート系以上の個を見えにくくしています。

ゆらゆら帝国「な・ま・し・び・れ・な・ま・め・ま・い」
LIVE盤。安かったので買ったが、、、ニッポンのサイケデリックロック。演奏主体でメロディー等に魅力がある訳じゃないので、へろへろ歌が聴いていて辛かったです。ルースターズ的日本語ヴォーカルへの許容度が試されてる気がします。

メロキュア「ストラトス・フォー special fan disk(DVD)」
「岡部いさくのメカニック講座」が出色。作品中で登場した飛行機の元ネタを資料映像とともに真面目に解説するのですが、元々理不尽美少女アニメでもあるので、そのギャップを埋めるのに四苦八苦しているところが楽しいです。
メロキュアのOVAエンディング用新曲「rainbow kind of feeling」は、日向めぐみ作曲+メイン歌唱のday dream believer BY monkees風ギターポップです。ただ、「1st priority」でも最初の1コーラス目からはちょっと意外ともいえるドラマチック展開だったという印象なので、全長版のCDリリースに期待します。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

まだまだ、進化がたりんぞ

「ガンスターヒーローズ」タイプという言説が説明になっているのかよくわかりませんがTresure印の横スクロールアクションシューティング「鉄腕アトム アトムハートの秘密」(GameBoyAdvance)、難易度「やさしい」2周目終了してエンディングを見たのです。アクション音痴には「やさしい」でも結構きつかったのですが(「むつかしい」はとても無理)、それはともかく、プレイ後の感想をとにかく記したくて。

ゲームでホロリと来たのは、「逆転裁判」第4話での成歩堂が弁護士を志すきっかけのエピソード以来でしょうか。

この記事のタイトルはゲーム中の天馬博士の台詞から引用しているのですが、この人が物語のキーになっております。終盤のB氏とのからみなど、手塚作品は囓っただけのわたしでさえ熱くなる展開も最高なのですが、とりわけラストでの天馬博士の台詞は最近のSF小説ではなかなかお目にかかれないような、けれどSFならではのロマンチシズムに溢れています。(実際にプレイしたときの驚きを殺ぐと申し訳ないので、ネタばらしはやめときますけれども。)

また、その物語が、単にアクションゲームの上に乗った設定でなく、両者が有機的に結合しているところも見所です。複数回プレイで世界設定が徐々に見えてくる趣向自体は、ノベル系ギャルゲーで既出でしょうが、プレイしているうちに単なるゲームのフラグ立てだと思いこんでいたところに物語上の意味が見えてくるところは、圧巻。

中学生の頃、A・C・クラーク「幼年期の終わり」に脳をやられていたせいもあって、進化のヴィションを示すような結末にわたしが非常に弱い、という点を差し引いても、BTTF3のような伏線をタイムトラベルで回収していくストーリーに、わたしが非常に点が甘いという点を差し引いても、2003年のベストSFかな。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

今期は驚く作品がないなぁ

2004年アニメ新番組第1話感想(その2、3作)です。

超変身∞コスプレイヤー(土深夜)シリアス半分サービス半分な80年代OVAテイストのSF美少女戦隊もの。G−ONライダース系は流石に週15分でも辛いです。声優にひっかかる人がいるかどうかで判断。△×

みさきクロニクル(月深夜)シリアス半分サービス半分なSF軍人成長もの。前シリーズを1話で挫折したのと同じく、不徹底なシリアスは辛いです。△×

モンキーターン(土深夜)
少年サンデー原作枠。原作は10巻ぐらいまでは買っていたのですが、競艇学校出たあたりから特に、前作「帯ギュ」のようなキャラクターで魅せることを抑えて、競艇うんちく漫画っぽくなってきたのを感じて挫折してしまいました。

アニメ版では、学校編無しみたい(1話のあと、過去へ戻るガングレイブ方式かもしれませんが)なので、特に主役以外のキャラが”ライバル”という記号みたくで、薄っぺらい感じで、この作者の作品の魅力だと思う、体育会系の繊細さが、台無し、っていうか繊細さ書かないと盛り上がりのないスポ根という意味不明なものになってしまいそうです。

Nintendo64のウェーブレースとか思い出すCG競艇シーンは主観視点とかいろいろやっているものの、頭文字Dと違って、「競艇ボートに乗りたい」とは思わないから、リアルであったとしても、あんまり意味がない気がします。△×。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

3ヶ月ごとのお約束

2004年アニメ新番組第1話感想(その1、とりあえず8作)です。○△×の評価基準は、アニメオタク的観点で、○が見逃した場合にDVD購入検討、△がとりあえず視聴継続、×は視聴脱落を指します。

「ゆめりあ」(木曜深夜)
フルCGのギャルゲー原作ですが、アニメ版のほうはCGなしです。変人な押しかけ女房と、優等生な幼なじみという正統派「うる星」設定を説明する第1話でした。絵柄含め、古臭いが、手堅い印象。△×

「エリア88」(木曜深夜)
OVAはあまりにもマンガの完コピで印象悪かったですが、TV版はオリジナルキャラを入れたり、キムは説明キャラとして序盤投入するなど、新趣向もありそうです。PS1ゲームのようなCGがどう進化していくか、テロVS空爆という21世紀型戦争では、戦闘機が戦争の主役から降りてしまったという、社会情勢の変化をどう取り扱うのかに興味。○△

「マリア様がみてる」(木曜深夜)
アニメになって設定の異常性がより明確になってしまった気がします。わたしは、シスプリ的最初から好感度MAX状態での「クララ白書」「ざ・ちぇんじ」「少女小説家は死なない!」じゃん、という気がしてしまって小説は3冊目で挫折している人なので、この設定の異常さが気になるだけかもしれませんが。第1話は、キャラ顔見せと、異常設定の説明に終始した結果、最も重要な「主人公は何故お姉さまに魅力を感じているのか」が全く描写されないので、電波な人と、電波に憧れる人の「少女革命ウテナ」状態に。この電波ぶりが面白いといえば面白いです。△

「SDガンダムフォース」(水曜夕方)
フルCGキッズアニメ。友情パワーで必殺技の。「映画秘宝」でもおなじみ、谷垣健治がアクションコーディネーターをしているのにはびっくりしましたが、ロボットがカンフー完全再現してしまった「時空冒険記ゼントリックス」に較べると、低予算の悲しみが漂ってしまうのも確か。ガンダムというビジネスを考えると暴走して、千葉繁的声優怪演にも期待できないですしねぇ。△×

「ごくせん」(火曜深夜)
実写版での仲間由紀絵の棒読み系存在感を抜いたら、典型的な「坊ちゃん」系型破り熱血教師物になってしまいました。全く破綻がないですが、しかし、全く引っかかりもありません。原作マンガどおりなのだと思いますが、掲載誌は女性版「漫画ゴラク」みたいな、大衆娯楽の王道を行く、的立ち位置なんでしょうねぇ。△×

「MEZZO」(日曜深夜)
OVAから予測した通り。当然エロは無しですが、サビ抜き寿司もそう知っていて食べるのであれば決して不味くはないわけで、問題無。話しはOVAでの探偵ものに、超自然ネタまで加われば、何があっても驚きませんが、反面、どんなオチでも驚けないことも確かです。絵がやや可愛くなって、暴力描写が減って、虐められロリ少女追加。しかしながら、広川太一郎演じる「黒さん」の広川太一郎的軽口キャラ描写以外印象残らず。しかし、その一点突破もありなわけで。○

「攻殻機動隊Stand Alone Complex」(火曜深夜)
丁寧作画のサイバーパンク。冒頭の主人公の台詞が全体主義国家の警察みたいで、感情移入が困難でした。勿論、作品中の登場人物がどんな信条であっても構わないのですが、その後の展開が任務達成のためのロボットっぷりと、水戸黄門的権力オチなので、(仕事のプロという雰囲気を出したかったのだと思いますが、)非人間的な印象を強めています。○△

「十兵衛ちゃん2〜シベリア柳生の逆襲〜」(水曜深夜)
ハイテンションが空回り気味の続編。前作は大地監督の時代劇への愛着が「紅の豚」状態だった気がしますが、趣味性の強さは続編でも相変わらずで、ちょっと観客置いてけぼりの印象。観客と世界との接点となる機能は主人公に欲しいところですが、平板な演技(「フルーツバスケット」ではその一本調子ぶりが主人公の超越性としてうまく機能していたのですが)の堀江由衣には2重人格系キャラの代役は厳しいかもしれません。主題歌はいつものさわやか岡崎律子節。○△

| | Comments (0) | TrackBack (1)

ミスター・カウパー(新曲)

TheピーズのLIVEを1/6(火)、CLUB CITTAで観てきました。

アルバムは全部リアルタイム聴きなものの、彼らのライブに行くのははじめてなのです。が、live盤「LIVE AT 常盤座」がそうであったように、アレンジ等が、CDとさほど変わってるわけではなかったです。
明確に変えているのは、「ブリーチ」のBPMぐらいでしょうか。
ただ、全般的にサイケデリックロック風というか、2ndの「いんらんBABY」など、演奏を聞かせる感の強い曲が中心の感あるLIVEで、3月発売という新譜に収録されるであろう新曲も何曲か演奏されましたが、そちらの方向性っぽかったです。とはいえ、新曲は何を歌ってるのかほとんど聞き取れなかった。聞き取れたのはミスター・カウパーってタイトルだけ。それも声が出ていないのではなく、アビさんのカッコいいギターが轟音すぎたせいで、音響が歪みぎみなためだったのは(大木温之の詞のファンとしては)ちと残念でしたが、パンクバンドのLIVEですし、まぁ詞については新譜待ちということで。
そんな重めの曲の合間に演奏されてる1st収録楽曲の「とりあえずここはいい気持ち」や「いちゃつく2人」「YEAH」を聴きつつ、こんな軽快なR&Rは、もう、無さげな予感もしつつ。しかし、それは軽くなれない中年パンクバンドの悲哀かも、、、3曲ごとに、呼吸を整えるかのような長いトークが入ってたし。

「ロマンチックなやつ、いくぜぃ」とのコメントで謳われた「実験4号」が特に印象に残ったLIVEで、煙草の煙がきつかった以外は最高でした。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

小沢健二は確かに輝いていた

どういうわけで今頃リリースされたのか、知らないのですが、小沢健二の1993-1996のsingles集「刹那」が、Tower Recordsで鳴っていて、収録曲「強い気持ち・強い愛」を聴いてたら、なんだか理由も解らず泣きそうになってしまって、つい買ってしまいました。1st「犬は吠えるがキャラバンは進む」が1993年、2nd「LIFE」が1994年、3rd(は中古屋に売っちゃったんので、不確定ですが)が1996年ですか。

Flippers Gittarは1stの頃から話題だったので、存在は知ってはいましたが、わたしがスゲーと思ったのは「ヘッド博士...」の苦悩っぷりから(後に、「screamadelica」を聴いて、別の意味でスゲー、と思うことになるわけですが)なので、その後のソロ1st(っていうか「天使たちのシーン」)での解放されたいという、決意表明、2ndでの解放後の脳天気へ、という「はみだしっ子」終盤でのグレアムばりの変遷が、興味深くて、純音楽的じゃない理由で聴いてた気がします。

2002年の最新作「eclectic」での、ハウス風の音をバックに、悟りを開いたオカマのような歌は、わたしの守備範囲からはあまりにも遠すぎるので、1回しか聴いてないけれど。
でも、「LIFE」収録曲に非常に近い感触の、「痛快ウキウキ通り」や「強い気持ち・強い愛」での、巧い気がしないのに気持ちよさげな歌唱で、鼻歌的メロディが妙に印象に残ってしまう、どこか70年代前半のTodd Rundgrenに通じる不安定なポップソングには、evergreenな輝きがあります。

「LIFE」聴き直そう。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

今夜「MEZZO」第1話ということで、、、

今夜「MEZZO」第1話ということで、、、同一キャラでの前作にあたる、世評高きOVA版「MEZZO FORTE」1,2を観ました。

2000-2001年作だけあって、店頭ではあんまし見かけないので、不本意ながらnet通販使ってしまいました。年末だったのに2,3日で届くとは、、、はじめて使ったのですが、値引きもあるし、買う物決まってる人には便利ですねぇ。店頭で迷ったりする、ウィンドウショッピング的なことが、好きなので、便利につられて、net通販ばかりにしたくないのですが。

作品は、というと、カンフーと銃撃戦で破片が飛び散るアクション物で、1時間という尺で一本の映画っぽい話をまるごとやってるので、良い言い方をするなら現代的なストーリーテリング、あるいは、かなり駆け足な展開です。わたしは駆け足展開好きなのでオッケーですが、薄っぺらい話だ、と感じる人もいるかもしれません。

話よりは、絵の評判が高い作品なのですが、カンフーシーンなどはキャプチャと見間違うかのように、よく動くので単純に観ていて気持ちいい(萌え系なしですが、「R.O.D」に近い感覚)です。ただ、キャラクタが梅津泰臣監督によるリアル系の絵なので、ありえない絵としての面白みが、そうあるわけじゃないです。往年のアニメ爆発が好きな人が喜びそう。

むしろ、キャラクタに、広川太一郎氏(駄洒落多数!)や、若本規夫氏といった性格声優を使っている(18禁のためか、声優のクレジットはないのですが)のは卑怯というか、解りやすくて最高というか。

あと、話と独立してる(菊池秀行的、「エロは不本意」感の漂う)、おまけの18禁シーンはモザイクが大きすぎて、ちょっと間抜けな印象が残ります。エロ抜きのTV化は適合性良い作品だと信じてますが、、、TV版も、もうすぐですが、広川氏キャラがOVAのままであれば、けっこうそれだけで楽しめる筈。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

CSSとか、使わなきゃいけないの?

わたしは、旧ZAURUS MI-E25DCを予定表、e-mail、Web/HP閲覧、MP3、電子辞書、電子書籍としてほぼ毎日使っているのですが、ZAURUSで、本HP見ようとしたら文字化けで、読めないことに気がつきました。しょんぼりです。

理由は、ZAURUSのWEBブラウザがUTF-8(unicode)に対応していないためのようです。ココログのHP上でのヘルプから引用しますと、「ココログはUTF-8というテキストエンコーディングをすべてのページで使用します(別のエンコーディングを指定した場合を除く)。現在一般的に使われているほとんどのブラウザではUTF-8を検知して正しく表示することが可能ですし、ココログへの投稿も問題ないはずですが、もしウェブブラウザで使用するテキストエンコーディングを別のもの(Shift-JISなど)に限定している場合は、正しく表示することができません。」とのこと。それじゃ、ZAURUSのブラウザ(文字の設定はShift-JISとEUCのみ)じゃだめだっていうことですか。

blogが海外から来た文化だからunicodeってことなんでしょうかねぇ。それなら、一つの理ではありますが、ZAURUSの使用頻度が高い当方としては、更新する気がかなりダウンしてしまいました。

ところで、文字の大きさが小さいのも気になっていたのですが、ココログでは裏技的にCSSが使えるそうで、そこらでfont指定とかすればZAURUS対応含めて、可能なのかもしれません。が、詞織さんを見て、ちょっくらやってみたのですが、CSSファイルの置いてある場所にたどり着けなかったので挫折。わたしが馬鹿なので逆切れ/逆恨みなのですが、CSSをきちんと設定しなきゃいけないんだったら、「簡単に更新」できるからこっち来た意味がないのです。

というわけで、文字が小さくてすみません。内容もとくになく、ろくに宣伝もしていないこのweblogを読む人がいるのかどうか不明ですが、もし読むときに字が小さいと感じたときは、ブラウザの機能で「文字を大きく」して読んでください。ごめんなさい。わたしも、文字が小さすぎる、と思っています。

| | Comments (3) | TrackBack (0)

my chrimstmas player:BEBE WINANS

米国soul系の人は、オリジナル・カバー交えたクリスマスソングを入れた、正規版とはちょっと違う位置づけのクリスマスアルバムを出すのって定番ですけれど、soulと縁が近くキリスト教にも縁の近いgospelの人なら、さらに当然のようにクリスマスアルバムを出すわけです。

ゴスペル一家winansの、甘くて声量のある黒人男性シンガーBEBE WINANSによる、クリスマスアルバム「my christmas prayer」(2003年作)を聴きました。
BEBE WINANSは、2枚のソロ作(「bebe winans」「love and freedom」)とライブ盤「live and up close」を聴きましたが、一番気に入っているのはgospel中心のコンピレーションアルバム「gospel millenium」に収録されている、NYハウスのMASTERS AT WORKによる「Thank you(MAW MIX)」のノリノリなのです。が、本作では残念ながら打ち込み系はなし。クリスマスアルバムということもあって、ストリングスをバックに淡々と歌い上げる曲が多いです。

曲は「TRADITIONAL/PUBLIC DOMAIN」とクレジットされてる定番(「SILENT NIGHT」とかね)が多いですが、その中では「WHAT CHILD IS THIS」の静かな盛り上がりが好みです。他では故G.HARRISONの「MY SWEET LORD」が、ギター減量、綺麗めクワイヤコーラス追加って感じで収録されていて、そういやこの曲は、「マァイスゥィートロードォハァレルヤ」なんだから、ここにいてもおかしくないなぁ、とちょっと感心。

黒人男声の静か目で聴きやすいクリスマスソング集が好きならお薦め。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

シティ・オブ・ゴッド(DVD)

「たぶん、日記」(http://member.nifty.ne.jp/ogarin/)の2004/01/01分を一部改稿

特定劇場のみ上映とか、レイトのみ上映だったりで、見逃していたブラジル子供版「仁義なき戦い」なんて言われつつ、評価の高い「シティ・オブ・ゴッド」をDVDで観ました。

実話を元に、犯罪が乱発するスラムの現状を描く、とかいうと、アメリカ黒人ゲットーを舞台に生活する/そこから脱出する人々を”純真な子供の目”使って描いた「ブルックリン最終出口」みたいな説教臭い作品だったら、、、と萎えそうでしたが、そうではなくて助かりました。同じく黒人ゲットーからの脱出、ギャング、”子供”をネタにしていても、キャラクターに恋愛要素が少々入ってて、より娯楽性の高い「ポケットいっぱいの涙」のほうに近いかなぁ。そういえば、2PACの出演で知られるゲットー版スタンド・バイ・ミーな「ジュース」も、いってみればゲットー、ギャング、子供の三題噺ですよねぇ。(ちなみにそういう黒人風俗映画を、わたしがたくさん観ているというわけではけっしてなく、HIPHOPの積極的リスナーだった頃になかば勉強的に観ていただけです。90年代前半だと、まだRAPPERが出演していて、BGMがHIPHOPとして使われる日本公開映画だって、それだけで結構珍しかったのです。)

本作って、アメリカではなくブラジルねたなところが、珍しいってことでしょうか。なんか上記の映画と同種類の、スラムを舞台にした普通の映画に思いました。そこで提起されている問題は普遍的なもので、かつ映画の2時間で出せる簡単な答があるわけでもないので、「新しい」問題も答えも、この映画が提示してくれるわけでもないです。ですから、題材だけをもって、この映画が凄いという気にはなりませんでした。(ハイ・ファンタジーより歴史物のほうが「上」と考えないのと同じ理由で、「実話」であるからといって、フィクションである映画に加点すべきとは、わたしは全く考えないのです。)子供が銃を持つっていうモチーフも、洗脳系でよければ、ウルトラセブン「アンドロイド0指令」や「ガンスリンガー・ガール」とかあって、モチーフ自体が衝撃的ってわけではないし。

元が小説なせいか、マジックリアリズム南米文学っぽく時間軸が語り手を含めてシャッフルされているところと、BGMのブラジル音楽のせいで、撃ち合いしてても妙にのんびりしてるところは、集中力の乏しいわたしが、飽きずに2時間以上の映画を観ることができたので、題材・モチーフの映画としての扱いは、個性的で面白い、とは思います。ただ、本来、迫力が求められるギャング映画としては、南米文学的な面白いけれど変すぎる人とか、まったり音楽、というこの個性はちょっと間抜けな気もするのです。

妙なギャング映画(「仁義なき戦い」も当時主流の高倉健主役な任侠映画から観ると妙だったのでしょうか)が好きにはお勧めといったところでしょうか。

| | Comments (0) | TrackBack (1)

「たぶん、日記」から「たぶん、weblog」へ

2003年2月から、日記をweb上で付けていた(http://member.nifty.ne.jp/ogarin/hp名「たぶん、日記」のですが、

1)デザインと、読みやすさと、正しいhtml文法の全てを考慮しつつ、気にするのが面倒になってきた。
2)weblogなら、デザインの失敗をweblog自体のシステムのせいにできるかもしれないし。
3)せっかくnifty入ってるんだし。
4)「更新が簡単」(文字だけならhpも困難である気はしませんでしたが。)らしいので、毎日更新系を目指しやすいし。

という、かなり後ろ向きの理由で、weblog版を作ってみました。

かえって、weblog版のほうが面倒くさいようなら、旧hpに戻ってしまうかもしれませんが、しばらくはこちらで更新を考えています。

| | TrackBack (0)

Main | February 2004 »