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まだまだ、進化がたりんぞ

「ガンスターヒーローズ」タイプという言説が説明になっているのかよくわかりませんがTresure印の横スクロールアクションシューティング「鉄腕アトム アトムハートの秘密」(GameBoyAdvance)、難易度「やさしい」2周目終了してエンディングを見たのです。アクション音痴には「やさしい」でも結構きつかったのですが(「むつかしい」はとても無理)、それはともかく、プレイ後の感想をとにかく記したくて。

ゲームでホロリと来たのは、「逆転裁判」第4話での成歩堂が弁護士を志すきっかけのエピソード以来でしょうか。

この記事のタイトルはゲーム中の天馬博士の台詞から引用しているのですが、この人が物語のキーになっております。終盤のB氏とのからみなど、手塚作品は囓っただけのわたしでさえ熱くなる展開も最高なのですが、とりわけラストでの天馬博士の台詞は最近のSF小説ではなかなかお目にかかれないような、けれどSFならではのロマンチシズムに溢れています。(実際にプレイしたときの驚きを殺ぐと申し訳ないので、ネタばらしはやめときますけれども。)

また、その物語が、単にアクションゲームの上に乗った設定でなく、両者が有機的に結合しているところも見所です。複数回プレイで世界設定が徐々に見えてくる趣向自体は、ノベル系ギャルゲーで既出でしょうが、プレイしているうちに単なるゲームのフラグ立てだと思いこんでいたところに物語上の意味が見えてくるところは、圧巻。

中学生の頃、A・C・クラーク「幼年期の終わり」に脳をやられていたせいもあって、進化のヴィションを示すような結末にわたしが非常に弱い、という点を差し引いても、BTTF3のような伏線をタイムトラベルで回収していくストーリーに、わたしが非常に点が甘いという点を差し引いても、2003年のベストSFかな。

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