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悪役が魅力的じゃないので、帯の惹句はどうか?「ギャングスター・ウォーカーズ」

「ペローザキャット全仕事」や「僕が紳士と呼ばれるわけ」といった(わたしの感想はここに)、ガジェット説明と世界史ネタ有り、ダメ人間電脳ハードボイルド/スチームパンクな作品が気に入っている吉川良太郎の新作「ギャングスター・ウォーカーズ」を読みました。
相変わらずの、ガジェット多めの電脳ハードボイルドで、「EATMAN」の吉富氏を挿絵に起用ってのはハマリすぎ。ただ、主人公の少年がイイ子ちゃんで、かつ、話も秘密アイテムを組織同士で奪い合いという普通のものなので、びっくりするようなヒネリがありません。んで、変な物期待じゃなく、普通に読んでしまうと、今度は、作家としての基礎体力不足が気になりました。会話が続くところとかで、誰が話してるのかちょっと解らなくなるところがありました。ギャング騎士団の設定とかの面白さはいつも通りながら、小説全体の評価としては、正直、吉川氏に期待するレベルとしては不十分(というのは、単にわたしがダメ人間話が好きなだけかもしれないのですが)でした。
あと、この記事の表題について。本作の帯に「悪役が魅力的な小説がつまらないわけがないでしょう」みたいなフレーズがありますが、本作の悪役は類型的な「謎の男」なので、×。帯の命題自体は正しいと思うのですが、、、

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