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fate/stay nightって善人が多い活劇ってことで高橋克彦「総門谷」に通じるものを感じます。

fate/stay nightのpremium fanbookが出ていたので、買ってみました。
正直、初回限定でゲーム付属の設定資料本fate/side materialが、かなり設定資料としては、シナリオ奈須氏による用語解説にしろ原画家武内氏による初期設定にしろ、非常に充実しているっていうか、これで全部っぽかったので、何が、他に有るんだろうと思っていましたが、、、ゲーム発売前の去年12月発売(第3刷が2004年3月2日になっている)の予告編ものでした。
CD付1200円という価格自体はリーズナブルとは思います。が、正直、/side material>premium fanbookなので、かなりボラれた感も強いのですが、設定を隠しつつ器用に語る奈須氏インタビューでの、fateはオレ流『石川賢版「魔界転生」』みたいなコメントは、/side materialでのバーサーカーデザイン元が魔界転生の宮本武蔵、って解説から、石川賢版かぁ?と、ちょっとは予想してましたが、なるほどという感じ。あんまりな強さの超人キャラ同士の殴り合いの痛快さは、fete/stay nightでのキャラの真名(正体)、や宝具(必殺技)が登場する盛り上がりシーンでの、「キター」感に通じる所があると思うので、何か妙に嬉しかったです。って、単にわたしが石川賢版「魔界転生」が大好きなだけですけれど。はやく今連載の、ゴルフでアメリカと戦う「超護流符伝ハルカ」も単行本出して下さい>石川先生。敵も味方も解け合って謎生命体になって戦いはこれから、と、いつものように言い出す前に。

それはさておき、fate/stay nightフルコンプしたので(すごいな、わたし。まだエロゲークリアできる根気があったんだ。)fate/stay night2004.02.18感想の続きを書きます。

<システム>
効果音・挿絵付小説をゲームのカテゴリーで売る、という所謂サウンドノベルなわけですが。前回<操作性>の項では、いわばゲーム形式であることの欠点を書いたので、今回はゲーム形式であることの長所だなぁ、と思った点も書きます。
fate/stay nightの物語が進むにつれて、「ステータス情報が更新されました」という表示が出てconfigで見ることの出来るデータベースの内容が充実していく、という趣向があって、これが妙味。
召喚モンスターと出会うと、ゲーム内データベースに情報が追加されるという趣向自体は、女神転生(fate/stay night本編に「コンゴトモヨロシク」って初代ファミコン版女神転生のパロディあったけれど今のユーザーにそんな古いの通じるのかなぁ、ってちょっと思いました。あ、でも苺ラジあたりでも、ロマ・サガ1「殺してもうばいとる」ネタあったから、昔のゲームも勉強してるってことなのか?)、ポケモンといったモンスター召喚ゲームのお約束ですけれど、本作のようなノベルゲーのリニアな展開で、キャラの真名(正体)、や宝具(必殺技)の情報が明かされて驚いてる瞬間って、物語が盛り上がってる瞬間でもあるわけで、その驚きを多面的に見ることが出来るのは、非常に新鮮でした。
前に、注釈の多い「2ちゃんねる宣言」電子書籍版を読んだときに、電子書籍のランダムアクセス性が、「注」というシステムと相性の良いこと、本来のリニアな展開を維持したままでアクセスしたい場合のみ任意に注へ飛べること、(紙の小説だと、注のページをめくる手間があったり、欄外の注だと見たくなくても見てしまったりして、注により小説への没頭が途切れてしまったりするから)が、新しい可能性かもなぁ、と思ったものです。
本作では、さらに、注へのアクセス権自体を管理する(ある時点まで隠す→見せる)というのは、小説の手法として、画期的なものかも。テキスト読み進めるたことによって他のテキストの変化を楽しむっていう点ではサウンドノベル「街」のザッピングしつつ物語を先に進める感覚に近いです。
<シナリオ2>
ヒロインごとに、fate(セイバー)、unlimited blade works(凛)、heavens feel(桜)の3本立て話だったのですが、前2作が、過去を克服して勝つ話、哀しい自己犠牲の話という誰もが喜ぶ話だったのに較べ、イヤボーンな鬱話だと、読後のさわやか感がないので、わたしは前2作のほうが好きでした。ただ、それって、「カレイドスター」と「ガンスリンガー・ガール」のどちらが好きかみたいなことだからなぁ。

/side materialでも、当初構想にあったと言及されてるイリヤ編は、家庭用移植あれば、是非(家庭用移植も買うかどうかは、その辺で決定、あと声優)。


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