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アニメ「プラネテス」が最近の黒展開でやっと面白くなってきたわたしには、矮小な人間ばなしのほうがしっくり来たりします、と全く矮小でない「スターメイカー」を読んで思いました

SFマガジンで音楽欄担当している、丸屋九兵衛氏による、BlackMusicReview連載「雑学王」の今月号分でも、「CHILDHOOD'S END」を、「SF宇宙生物図鑑」で邦訳題が載ってないのはけしからん、「mission to gravity」使命みたく2つタイトルある場合もあるけどってSFネタの記事がoffical dissing youコーナーに載ってましたが。「重力への挑戦」は知ってて「地球幼年期の終わり」のほうを知らないのかなぁ、丸屋さん。現時点でのSFメジャー・マイナー度って、昔のSFベスト感覚からはかなり離れてるのかなぁって気もしますけれど、それはさておき。
「幼年期の終わり」「果てしなき流れの果てに」タイプとでもいいましょうか、超進化テーマの伝説の作、オラフ・ステーブルドン「スターメイカー」が復刊されたとのことで、読んでいたのです。紀伊国屋以外じゃみたことありませんが、amazonは便利デスねぇ。
が、しかし、宇宙生物の文化人類学的文明観察を異星人ブヴァルトゥといっしょにやってたところまでは、(たぶん、文化人類学的「比較」のアプローチが可能だからと思うのですが)面白かったのですけれど、集合意識生命体になって人類を超越してしまった第9章「諸世界のコミュニティ」あたりから、何度読んでも頭に入らなくなって、結局読み飛ばすようにして読了してしまいました(アニメ流し見モードとも言う)。
んで、かなり負けた気分なのですが、敗因が、最近チャーリィ・ゴードン化が著しい、わたしの読解力の限界ゆえか、人類を超えた生物のことを理解するのには、人類という種には限界があるからなのか、どうなのか(誰に聴いているの?)。ま、多分前者だとは思うのですが、それでも、第8章までは「異星人の歴史をいちいち書いている時間はないのであとは省略」って書きぶりだったのが、第9章以降は竜宮城、絵にも描けない美しさ♪もとい、「その経験はとても説明出来ない」を連発されたから、ってのはあると思います。オチになるような世界のヴィジョンを何の感慨もなく高みから説明する手法は、まるで教科書のようであり、前作(?)「最後にして最初の人類」が歴史の教科書なら、「スターメイカー」は生物の教科書とでもいいいますか(「つくる会」版のやつかもしれませんけれど)。正直、小説の範疇に、わたしは入れたくないなぁ、この本。
中学生のころからの「幼年期の終わり」信者に信者語りさせてもらえるならば、集合意識になったところで筆を止めたA・C・クラークは見識があったんじゃ、、、

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