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最近聴いたCD×3

Robert Johnson 「Delta Blues Legend」
JamesBrownの「It's a Mans Mans World」とかブルース風は苦手にしていたのですが、クラプトン新譜関連でレコ屋にディスプレイされていたのを視聴したらギターが印象的だったので、お勉強気分で手に取りました。でも、やっぱブルースっぽくなくてノリノリの「Thry're red hot」が一番いいなぁ。

MAROON5「SONG ABOUT JANE」
サビでファルセット、ギターソロ少な目、エフェクター付カッティング重視、ミディアムテンポのロッカバラード中心の、メロはキャッチーなロック。
ドラムが機械的正確さが強調されているので、昔のロックを今聴く感から解放してくれてる今時耳には心地よい。たまにロックが聴きたかったので五月蠅い目の「HARDER TO BREATHE」とかを愛聴。

OKI KANO「NO ONE'S LAND」
「ウポポサンケ」のPRODUCERの作。ちょっと色んな曲が有りすぎて、アルバムの色が見えないので印象は薄いです。作中では、走れトロイカのフレーズからレゲエになる「HANRO」がリズミカルで面白かったです。

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まだあるよ:アニメ新番組視聴テスト6

アニメ第1印象×2

ラグナロク(水深夜) OPエコー強化声量自慢系女声歌い上げ
鳩が飛んで、キャラが走るOPからも明白な、類型的ちょっとギャグ入りRPG形式ファンタジー。スレイヤーズ!好きだったけれど、あれには、主人公のキャラクターが当時としては異色というフックがあったわけで。×

忘却の旋律(木深夜なのはbs-iだから) OPは女声ろうろうと歌い上げる系,EDは女声裏声ネオアコ
不条理バトル物。芝居が買った台詞と宮本充の声はウテナ型不条理世界感に合うが、他キャラは普通っぽすぎる気が。△

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アニメ雑記「プラネテス」26話を見終えて
原作漫画未読、各エピソードをパッチワークのように伏線化したことは、感服しましたが、しかし。

絵は綺麗なものの、アニメも中盤まで、話があまりにもベタなTVドラマ的人情話なのに萎え、番外編っぽい「フィー、煙草のついでに世界を救う」や「萌え萌え美少女ノノたん」(正確なタイトル失念)は面白かったけれど、そういう「カウボーイ・ビバップ」のシャトルを戦車で引く話や、「R.O.D-THE-T.V.」の中学校編、「君が望む永遠」次回予告ギャグみたいな、「番外編の面白さ」、で評価していいのか、という気もしますし。
というわけで、ちょっと引きぎみに視聴していたのですが、終盤のテロ話で、それまでの「宇宙への夢」「集団の団結」系の宇宙開発賛歌を、ハキムと主人公が全否定する黒い展開には驚愕しました。第24話では、「冷たい方程式」までやってヒロインを追いつめて、どう纏めるのか期待した最終2話でしたが、、、
主人公が、バイクで海に飛び込んで悟りを開き、全て解決ってのは納得行かなかったなぁ。まるで、TV版「エヴァンゲリオン」最終回なみの主人公悟りっぷりっていうか、「思春期」って言い訳が出来ない「大人の登場人物」だった分、本作はさらに唐突な印象のラストでした。
もちろん、南北問題っていう解決していない社会問題は、物語の中でだって、そう簡単には昇華できるようなもんじゃないのは確かですけれど、主人公がどういうわけで葛藤を乗り越えたのか、ヒロインは何故自分の信念を貫いたのか、はぐらかされたまま、勝手に悟りを開いて、ラブラブになってるので、視聴者たるわたしは置いてきぼりになった気分でした。問題解決の困難さに差が有りすぎるので比較はちょっとアンフェアなのですけれど、「カレイドスター」最終回が素晴らしく盛り上がったのは奇跡で問題が解決するからではなく、奇跡を出すまでに行った手続き(つまりレイラさん)を省略しなかったからだと思うので、”悟り”は勘弁して欲しかったところです。
過程描写の代わり、と、いわんばかりにか、主人公は栄転し、女性陣は、仕事の第一線から身を引いて、「男は船、女は港」ってフェミニスト系の人に聞かれたら噴飯ものの価値観を体現という、俗世的「ご褒美」が終盤、提示されていくってのにも納得できませんでした。正社員になったエーデルもいるけれど、それも出世という「ご褒美」だし。反して、黒さの象徴たるハキムは美少女ノノたんに蔑まれて画面を追われることになるという、勧善懲悪ぶり。ハッピーエンドでめでたしめでたし。だけれど、ストーリー展開と独立した「ご褒美」による肯定ってのは、肌色という「ご褒美」で無理矢理説得した「ぽぽたん」第1話と同じ手法でもあるわけで、いや、ま、「ご褒美」も好きですけれど、感動をまってたので。こういう説得をしなきゃならなくなったのは、ガキっぽい「宇宙への夢」全肯定で葛藤を粉砕するSFではありがちな言い訳を、「映像版はSFにしてはいけない(観客がひくから)」で、封印した故の帰結かな、と思ったりもします。

ま、要はハッピーエンドに愚痴を言っているだけなのですが、描写全体がここまでリアル路線だと、第24話が現実で、その後は、脳内ハッピーエンド/実はバッドエンド?と捉えるのも、ちょっと厳しいので。あ、でも「主人公が、バイクで海に飛び込んで悟りを開」くって言えば、「さらば青春の光」で、あれをわたしは主人公が死んだと思ってるので、同じように考えれば、実は黒いオチだったという解釈もありかも。

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自虐的な物言いはいいかげんにしておけよ→自分:マッサージ感想

「appleseed(面白い!)」「2009lostmemories(うーむ)」と、映画を2本連続で観てたら(持病の)頭痛がしてきたのですが、それって肩凝りが遠因では、、、との、知人の意見を入れて、マッサージ初体験。

くすぐったがりなのでマッサージを食わず嫌いしていたのですが、その旨はじめに言っておいたせいか、多少痛いくらいで、くすぐったくはなかったのは助かりました。耐えられる程度に痛いってのは治されてる感を味わえるので、それはそれで嫌じゃなかったりします。

マッサージの最中、会話をするべきものなのかどうかは、よくわからないのですが、気さくな日本人男性だったせいか、あるいはわたしがあまりの緊張しいなのを見かねたのか、少し話をしてくれました。
「こりゃ(凝り方が)すごい」「左側が酷い」「首の位置が変」「腕のほうも張っていてそれが肩に来てる」「PC使う仕事か?」「(風呂に入らないと疲れがとれないと言うと)首まで浸かれ」「湯船に10分、できれば2回入れ」とか。もちろん、10分1000円のお店でしたので、時間延長を狙った1種のセールストークの面もありましょうが、自分の不健康度にお墨付きを与えてくれるお話を聞くのは、「SPA!」劣等感刺激系特集のような楽しさがあります。

とはいえ、頭痛は治らず。寝不足だったせいもあるので爆睡すると、やや持ち直しました。めでたしめでたし、きっかけにはなったので、今度は40分コースとかに、行ってみようかな、そんな気になりました。

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そろそろ峠を越したかな:アニメ新番組視聴テスト5

アニメ第1話(より視聴失敗分を第2話拾遺したほうが多いけれど)視聴感想×3

レジェンズ(日朝)OPED失念
第1話見逃しで2話目を視聴。分かりやすいギャグを高速で展開するキッズアニメ。高品質に「昔のギャグアニメ」を再現してしまったら、闇がなく、オタ的には引っかかりがなさ過ぎです。×

アムドライバー(月夕)OPは打込+B’z系、EDはグレイプバイン風?
第1話見逃しで2話目を視聴。テムジン必殺技ライクなボード技を見せる美形ロボ専門学校物?登場キャラの説明的すぎる展開は、801想像力を働かせないと見所不明×

GANTZ(月夜)OPは高速ビート+ラップ、EDは女声裏声系ロッカバラード
冒頭連続する絵を動かさないカメラ移動、表層的な感有る世相批判と、お高く止まった反アニメクリシェ系かと思いきや、実は良い奴らしい主人公の巻き込まれ不条理SF展開でした。「おねがいツインズ」マイク役での翻弄されっぷりが、(不条理なくらいに)都合のよい設定に説得力を与えていた浪川大介氏が主人公を好演。やってることと妙にズレたモノローグの連続(原作のせいもありましょうが)が、「状況が何かオカシイ」感を醸しだしていて、物語の先への興味をあおります。話は、まだ謎ばっかなのですけれど、不条理SF系の話は、主人公へ感情移入できることが一番大事だと思うので。中折れ指向なフジ放送なことだけが不安ですが、それでも○△

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本ページは「アニメ周辺っていうか声優」のカテゴリーを作った方がよいかもしれない:メロキュア握手会・田村ゆかり「Peachy Chreey Pie」

アニメ関連イベント2題。

整理券頂いていたメロキュアの1stアルバム発売記念のミニライブ・握手会に行きました。

要は、カラオケ・イベントだったのですが、ギターしかクレジットのないような打ち込み系楽曲も多いわけですし、「POP STEP JUMP!」「ベェーイベェふたりのせかい」といったアルバムのハイライトと、シングル曲メドレーというサービスぶりに満足。演奏云々よりお姿が観られて嬉しい、的なところもあるわけですし。そりゃ生ライブの方がいいですけれど、地味目のメンバーのトークを盛り上げる司会のお姉さんも、イベント的には好印象。
終了後整理退場とかで檻の中に閉じこめられた感が漂ってしまったのは、立ちっぱなしに疲れた体力不足のわたしには少々アレでしたが、確かに出待ち対策としては有効かとも思うんで、これはこれで。

さて、生ライブといえば、「ライブ盤はアーティストが出すもんで、わたしは声優」といった、当日現場での本人コメントぶりに反し、年末のふぁーすとらいぶから、結構あったトーク抜きで1時間近くの楽曲を(生のほうが生きる、しっとり目の楽曲中心に収録なのが嬉しい)含む田村ゆかりの2ndDVD「Peachy Chreey Pie」を観ました。当日、後ろの方からではモッシュの嵐で見えてなかった衣装・振り付けも解るし、ライブでは微妙だったバックとの音量バランスも綺麗になって良し良し。反面、1曲目序盤での緊張ぶりが伝わってきてしまうのは、ご愛敬か。
ライブ以外に収録のプロモ2曲。まるでMTV創世期プロモっぽい造り物らしさ満載の「きらら時間旅行」プロモには、(否定的意味を込めない)偽アイドルとして、ひとつの完成形、の感も。
本領(?)のトークも、シングル発売イベントのほうに結構収録されているので、死角無し。

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アルスが箱番組になってる「天才ビットくん」いとうせいこう出演ってのがなんとも、らし過ぎる珍妙最先端電脳世界番組に驚き。昔は出演者が子供ってのが、最低限子供番組としての仁義だったかに記憶していたのですが。:アニメ新番組視聴テスト4

アニメ(等)第1話視聴感想×3

キン肉まん2UM OPはジャニーズロック
深夜枠になって何かあるのかな、と視聴してみましたが、続きのようでした。キン消しに思い入れはないので×

鉄人28号 OPは男声コーラス
色調含めた「人狼」ばりの戦後風俗描写が醸し出す、京極堂ものや「県警対組織暴力」と同じく、「戦後すぐ日本」という異世界なら何でもアリな自由さが、1話でのもったいぶった謎=エヴァ以降の「どうせ謎ほっぽりなげちゃうんじゃないの警戒感」、を排除してくれます。ずん胴包帯ロボはビッグ・デュオの重量感を思い出したのも(あっちが鉄人リスペクトものなんで逆転してるんだけれど)ポイント。ロボ戦闘物としても楽しめるように、絵が失速しないといいですねぇ。○△

魔法少女隊アルス!OPなし
アニメージュ付録DVDでの異世界構築ぶり(同じ雨宮監督によるサターンゲームを彷彿)に期待していたのですが、10分1話じゃ何とも言えないかな。どんよりした色使いは好み。絵は動くところと動かないところが分かれすぎで、冷める瞬間もあるけれど、でも桑島法子、広橋涼といった声優陣の掛け合いだけでもこの尺だと観られちゃうかな。○△

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コネリー・パンチで全てを解決する映画版も悪くはなかったけれど、やっぱり、「リーグ・オブ・エクストラオーディナリー・ジェントルメン」は漫画版のほうが面白いなぁ。

アラン・ムーアによる漫画版「リーグ・オブ・エクストラオーディナリー・ジェントルメン」を読みました。

主人公マリーだったのかぁ(タイトルに反して、呼び名は「ミス・マリー...紳士諸君」なのね)ちょっとびっくり。スカートの中見るなって怒ったり(勿論見られてしまう)、夫婦に偽装してたのにつけ込まれてキスされて怒ったり、「殿方はどうして目新しい機械をを手にすると夢中になってしまわれるのかしら?」と皮肉言ったり(そして、それが仲間に信頼されていないことへのいらだちの裏返しだったり)、平手打ちでハイド氏覚醒させたり(しかもしっかり手懐けてたり)、と大活躍でヒロインキャラ立ちまくりの、ある意味、燃え萌え冒険物語。実際、アラン・ムーア氏って設定がアメコミにしては、、、みたいな言われ方することもあるけれど、、結構、「ウォッチメン」含め、オーソドックスな作品が多いように思います。

絵は、原色多用の配色と、イイ感じに汚い老人顔がちょっと「バカ姉弟」に近い感じってか美術系。魚型戦闘凧の大群VSコウモリ型空中戦艦の大ゴマにはスチームパンクのいかがわしさが炸裂。

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新井素子「大きな壁の中と外」って言ったら褒めすぎかな:「パラダイスメーカー オラが村ぁ平和」

ファンタジア小説大賞努力賞作品を改稿したという、八街歩「パラダイスメーカー オラが村ぁ平和」を読みました。

破滅後の未来、軍人青年が迷い込んだのは、エコロジーちっくなユートピアだった、とゆー設定から、SF的にはありがちな展開なので、驚きはないですが、破綻もなく富士見ファンタジアにしては厚めの本をまとめています。キャラクタが少ないわりに個性出すためのあざとい演出なくストーリーを進めるだけなんで、印象が薄くなってしまってるのが残念。ネタになりそなユートピアの外についての描写をたくさんやっちゃうと、ラスト等での説明に無理が出てしまうのも解るんですが、どうせこのラストなんだから、って気も、、、

若いときほど、「キノの旅」みたいな方向性とか、あるいは美しき自己犠牲万歳な方面へ、走りがちと思いますし、20歳の作者が、ヒネずに前向きな話を書くのには、好感が持てました(偉そうなわたし)。


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KEANE,安東ウメ子,田村ゆかり他

最近聴いたCD×3

KEANE「Somewhere only we know」
表題曲のvideo付シングルですが、videoのほうでグレッグ・レイクやシンプリー・レッドの人(名前失念)のような下ぶくれ顔の青年が女々しい声で歌ってる印象がインプリンティングされてしまったためか、ベン・フォールズ型鍵盤3ピースロックというよりは、歌主導に鍵盤伴奏な印象です。今時珍しいタイプなのは確か。

安東ウメ子「ウポポ サンケ」
まともに聴くのは初めてのアイヌ音楽ですが、ワールドミュージック的な配慮がされてるせいか、聴きやすかったです。リズム系っつかコール&レスポンス系が面白く聴けました。1曲目の「イウタウポポ」とか、1フレーズの単調な繰り返しと、アコースティック系の割に妙に音数の多い打楽器と、途中からはいるダミ声みたいなのが、ちょっとThis Heatの1stを連想しました。「ど根性ガエル」のOPみたくビョンビョン言う音と、雷の音だけが延々と続くインスト「ムックリ ハウエハ」の原始電子音楽的味わいも有ります。反面、メロディ系の曲はどうしてもいわゆる民謡っぽくて、ちょっと飽きが来てしまうんですけれど。
あと、ライナーノーツに、エッセイ的な面白さがあります。「チュプ カムイ ホー」の曲解説とか「日蝕って言うんかい」「太陽意識戻してまた明るくしてほしい、そのおねがいだそうだ」って、なんか、ほら話・マジックリアリズム・民話系の微笑ましさが。

田村ゆかり他 「にょにょらじ」&「エンジェルlove」AMオリジナルバージョン
アニメージュの通販(金取ったんだから全プレとは思わず)で同ラジオ番組の1回分。文化放送ノイズがないのが聴けるだけでも、結構有り難いです。

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「GANTZ」「ラグナロク」「爆裂天使」と3つ録画ミスっているのに、いっぱいいっぱい状態:アニメ新番組視聴テスト3

アニメ(等)第1話視聴感想×4

せんせいのお時間(日深夜)EDは合唱アイドルソング
4コマを説明的な文字を多用してアニメ化した「間」への無頓着ぶりが、平凡な「あずまんが大王」感。南央美の、へなへなとちからが抜けてくような声は可愛いけれど。△×

陸奥奥圓明流外伝・修羅の刻(火夕)OPは洋楽風日本語発音のロック、EDはカラオケ全盛時の女性ロッカバラード
捨てゴマ多数な原作に準拠したかのようなスロー展開と、台詞で強さ説明だと、なにもかも予想がついてしまいます。△×

MDX(月深夜)OPは岩崎宏美風歌謡曲 
真下監督お馴染み、焦点のない目の謎少女、武器描写と感情表現に乏しい女戦士。見せ場は音楽かけまくり。いつもの雰囲気ボイルドでした。△×

ウルトラQ(火深夜)EDは女声バラード+変な音リズム
怪獣はCG?な深夜ドラマ。話や演技などに漂う全体的な安っぽさを、草刈正雄演じる博士のアナクロッぽさが、わざとやってる感に変換してるので、低予算深夜ドラマ的痛々しさがわりと解消。これが最高値だとつらいんですが、第1話からデキが落下していく傾向にあるアニメに較べて、実写物は俳優経験値が追加されてく場合もあるので。△


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自戒:相対評価ではなく絶対評価を。今期視聴がゼロだって別にいいんだし:アニメ新番組視聴テスト2

アニメ第1話視聴感想×5

マシュマロ通信 (日朝)OPはパフィー型へたうま可愛い声ロック
感情の起伏が不自然でない脚本は良かったですが、おしゃれ入ったパラッパラッパー系絵柄が微妙すぎのキッズアニメ。△×

ズッコケ三人組 (日朝)OPはパフィー型へたうま可愛い声ロック
破綻なき段取りストーリーでしたが、原作準拠であろう古い絵柄が微妙すぎのキッズアニメ。×

恋風(木深夜)OPは女声フォーク、EDは矢野顕子系変弾き語り
妹物ながら、ギアは常にニュートラルといった風情の個性無きギャルゲー主人公型と反対に、主人公のくたっとした背広の描写が印象的な、色々抱えて重苦しい男描写がメインです。原作1巻目でその重苦しさに耐えきれなかったわたしとしては、自主製作8mmアニメーション的遊び(帰宅シーンのコマを飛ばしたやつとか)や、「lain」「灰羽連盟」系の地味配色が、その重苦しさに対して中和機能を果たしていた第1話は非常に楽しめたのですが、このバランスが続くかどうかはわからないので。○△

火の鳥(日夜?)OPはスキャット+オーケストラ、EDは歌い上げ女性バラード
厳密には、BS-hi版録画視聴なので×6(古代史ものの黎明編×4+ロボSFの復活編×2)まとめて視聴。大河ドラマ的スケール感有る原作の力で面白く観られますが、反面、他の部分は漫画に説明用の動きと声を付けただけ、でもあります。○△

美鳥の日々(土深夜)OP、ED女性ネオアコ
手堅い少年誌系(エロ演出少な目主人公善人)なラブコメです。TVKは受信状況が厳しいのでよほどの思い入れがないと観ててつらくなるので。△×

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また、この季節が始まりました:アニメ新番組視聴テスト

アニメ第1話視聴感想×7

評価基準(見逃したくない○ 次を一応観るか△ 視聴脱落×)
評価軸(オタ系重視、キッズ系排除)

絢爛舞踏祭(木夕) OP曲はバンプ風グランジ
海賊とスラムと軍、火星辺境軍と地球エリート、潜水艦、ちょっと出渕入ったロボ水中戦、と盛りだくさんの設定紹介に終始した第1話でした。ちょっと斜に構えているが熱血漢の関智一声の主人公と、お高く止まった桑島法子声切れ気味ヒロインとは、あまりにも定番すぎて、引っかかりどころ見つからず△×

アクアキッズ(木夕) OP曲はデジロック
海外製フルCG海洋少年冒険アニメ。表情以外は昔のアニメレベルに到達しつつあるCGは凄いのかもしれないが、話は手堅いだけ。△×

この醜くも美しい世界(木深夜) OPは典型的高橋洋子節。EDの石田耀子のほうが美少女アニソン風味。
あ、本作宣伝用の高田由美姉さんのBSQRラジオ(「GENEON Presents週刊アニメプレス」)聞き忘れたぁ、残念無念。
それはさておき、投資家のみなさま向アニメ誌的という「日経キャラクターズ」の立ち位置を雑誌内広告で茶化した、おそらくは広告担当の里見氏によるコピー(「萌えの多様化に応じたコンテンツを提示」みたいなやつ)は面白かった新作。
それもさておき、エヴァ、ヤオイ風味まで導入して万全の、事実上のまほろ3rd Season。絵は流石に可愛い。でも、肌色サービスはどんどん減っていって、底の浅いシリアスが増えてくんだよなぁ、まほろシリーズならば。
本作では、変身ヒーローな第1話から十兵衛2的「将来への不安」シリアス味が予告され、そっち重視の予感。ちゃんと、話をまとめるのなら、シリアスも良いのですが。○△

リロ&スティッチ ザシリーズ(金朝) OPはシリーズらしくハワイアン、EDはThe Clashの「Should I stay or should I go」のカバー。マジ?
声優も同じなら、ヌメヌメした動きも。温ギャグもたくさん入ってるし、第1話(今までもやっていたのかな、今週分)からミクロの決死圏(心臓が竜巻→胃→目→脳→耳→口)だし。ザ・ムービー・DVDの感想でもったいないと思ってた、世界に散らばったモンスターという設定をテレビシリーズで使ってくれるとは嬉しい。映画+DVDにさらに続く話だったのは敷居がやや高いかもしれないけれど。「トータリースパイズ」的存在?○

今日からマ王!(土朝) EDは合唱パンク系
謎の力で異世界にやってきて王にさせられ、前王派や他の候補者?と戦うという、コミカル・ファンタジィの第1話。出るわ出るわの顔長美形男が美形男に顔を赤らめたり、馬上でしがみついたりする、801サービスを我慢できれば普通ですが。学生服で櫻井声の台詞が多いのでクロマティ高校を連想しつつ観れば面白いかも。△

天上天下!(金深夜) OPは名曲「ボンバヘ!」EDはアイドルソング
爆乳美少女学園バカ戦闘物。保志、関智一、三木真、久川綾といったベテラン声優陣と、肌色サービスと、分かりやすい勝負展開は、堅実のひとこと。○△

ケロロ軍曹(土朝) OPはコミカル行進曲、EDはダンス☆マン
多彩な音楽「鈴木さえ子」って慶一妻?あえてわざとらしくしているとはいえ、ギャグが滑っているのでは、という気もするが、15分2本立てのギャグ向け構成、視聴者層の読みとり速度に合わせた高速スクロール気味の文字ネタのテンポも悪くないです。ナレーターの藤原啓治はじめ、しゃべりまくり度も対応できる声優陣な点も安心できます。○


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本についての本を読みました:「赤毛のアン」「文学賞メッタ斬り!」

最近読んだ本×2

モンゴメリ「赤毛のアン」グーテンベルク21(電子書籍)

「R.O.D-THE T.V.」の、放送枠がなくなれば話の途中でも最終回になってしまう、という状況。
それは、無料配信した番組を世代体験的に共有する時代から、コンテンツで資本を回収するビジネスモデルの時代への変化を痛感させる、コピーワンス前夜。なんてことは、DVD買ってるわたしの立場では説得力無。
それはさておき、そのアニメ「R.O.D-THE T.V.」は世界が本を中心に回っているという結構とんでもな設定なのだが、友情のメタファーとして、印象的に使われているのも本。すなわち本作。11話で本書が登場した時に読みだしたのだが、読了したのは、TV版最終20話で本書が再登場した、さらにその1週間以上あとのこと。

この種の児童文学系をわたしはスルーの人だったので初読。

面白かったので、流石名作ということで了解。
全編の8割といった感の主人公の饒舌に驚愕。主人公と、キツイようで心優しき養母マリラ以外はキャラ立ち不全。が、それは別に大した欠点とはいえず、むしろ長所。
というのも、話が章ごとに区切られるためか特徴的な展開はないものの、それらを語る少女の饒舌が、結局ほほ自分について語りになってしまうのが、「自然」な少女らしく感じられる為。そんな風に思ってしまうのは、少女小説というものに「マリア様がみてる」的不自然さを恐れる、わたしの先入観。しかしこうあって欲しい少女小説。
ただ、終盤駆け足気味の展開で主人公が成長というより別人化してしまう感があったのは、少々残念。


大森望・豊崎由美「文学賞メッタ斬り!」PARCO出版

文学賞ネタの対談集。対談集だからでもありますが、読みやすくあっという間に読めました。
「はじめに」で「読者のための文学賞ガイド」と書いてて、そのとおり文学賞投稿者向けでなく、読者に向けて語られているのは好感が持てますが、話し手が「読者」の立場で「面白い」なのか、1次先行下読みスタッフという「業界人」の立場で「売れて欲しい」なのか微妙なところが、(そこが面白くもあるのですが)やや評価を信頼しづらくしています。わたしが読んだ数少ないコメントされている作品だった綿谷りさ「蹴りたい背中」が、悪くはないけれど、志水貴子あたりの少女漫画にいくらでもいそうな気がしてしまったので、ここまで褒めるようなモンかぁ、と思ってしまった所為なのですが。

全体の感じは、両筆者が「本の雑誌」のレビュアーなせいか20030514日記で触れたような「本の雑誌」の特集ノリ。わたしの興味の対象に偏りがあるせいか、面白さには濃淡あれど、選考委員の大作家への悪口ネタのROUND4と、個性有る業界キャラがいじりやすいメフィスト賞ネタのROUND8は面白かったです。しかし、他では気楽に放談といった語り口なのに、ROUND11のSFネタだけなにかに政治的気配りしたかのようなヌルさを少々感じて不安になりました。わたしが気にしすぎか。

しかし、大森望はエッセーは読みやすいのに、翻訳は異様に英文和訳っぽい文体になるのは、どうか。と、今月号SFマガジンのコニー・ウィリス特集を読んで思いました。原文に律儀ってことなのかもしれないのですが、スラップスティック?ギャグ短編 「白亜紀後期にて」でこの文章だと、笑うより先に勉強気分が先に立ってしまって辛かったです。文学的感動感漂う「最後のウィネベーゴ」の方も、本来はもっとクサイ「泣ける話」だったのでは、という気がしてきます。

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