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伝奇系小説

最近読んだ小説×2

藤崎慎吾「蛍女」
旧作なのでamazon頼りで入手。死んだ筈の女からの連絡とか、何かが乗り移った声とか、といった伝奇的ネタ振りでスタートしながら、W大学教授が原因の異常設定を嬉々として全部解説したため、おどろおどろしさゼロになってしまってるのが伝奇小説としては評価が難しいです。解りやすい分だけSF的ヴィジョンの魅力にも乏しいし。ラストがトラウマ→精神異常をきたしたという薄っぺらい悪人とのバトルだったせいもあり、D・R・クーンツ的安っぽさ全開。恐怖やSF的ビジョンもない主人公を動かす為か、気が付くと環境保護派になってしまっているのも納得しがたいし。ただ、なにもかもわかりやすく説明してくれるW大学教授のキャラは今時貴重。

key「air」
昨年、挑戦したPS2版は挫折して、別途購入したPC版からテキスト抽出して、ファイル名順に結合してPDA読み。その為、観鈴→みすず→佳乃→美凪→神奈、の順で読むことに。設定説明たる神奈編を読まずに他を読んでしまった為、自己犠牲、記憶喪失、輪廻転生の典型的癒しファンタジィな印象。登場人物が死んだりするところは盛り上がるものの、それ以外の、何もない日常部分が流石に多すぎて(fate/stay nightの時も思ったけれど、ジャンルのコアユーザーは好きなんでしょうね)飽きが少々。でも読み返すとSFM紹介どおり「物語が還る場所についての物語、といえ」そうではあります。

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