« July 2004 | Main | September 2004 »

「苺衣ラジ?〜とらのあな10周年記念版〜」/milkrings「CARNIVAL」「デンパニノッテ」

いよいよCDラック収納が限界に達しつつあり、一日10枚ペースでリッピング(今のPC以前でのリッピングデータは消滅していたので)して処分を考えている今日この頃。再聴可能性の高いアーティストの旧譜から順にリッピングしていると、この順列を崩す可能性があるのか?な新しい音楽CDを買う気が減退ぎみです。ということで、最近聴いたラジオCD×2

「苺衣ラジ?〜とらのあな10周年記念版〜」
旬のオタク・2ch用語と、聞き取りづらい声でエロゲ・同人誌売上チャートを紹介していたnetラジオのCD版20分。500円なら有り。面白いけれど、コアになる素材がないと定期的に作るのは難しいのかなぁ、とは思いました。
milkrings「CARNIVAL」「デンパニノッテ」
ラジオ番組「アニスパ!」がらみのCDながら、打ち込みバックに浅野Voのみという、ソロアルバム「ノスタルジア」路線で、鷲崎アコギがないのは淋しいところです。ミニアルバム「デンパニノッテ」のほうは30分近い(ラジオ番組通りの)トークと、5曲入りで充実していますが、ダブって収録の2曲入りシングルは事実上イベント参加券だったのかも。ネオアコ乗りの「やさしい歌」が良かったです。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

SFマガジン2004年10月号「ジーン・ウルフ」特集

SFマガジン2004年10月号「ジーン・ウルフ」特集
刊行記念「ケルベロス第五の首」ネタばれ座談会を読んでから、三回目の再読した「V・R・T」に、納得行かない(筆跡も単位も記憶の混乱も情況証拠じゃん。わたしはかなりの悪筆だけれど他人の字汚いと、思うようなやつだからかもしれないけれど。)ので、単に退廃近未来SFとして読んでも面白い「アメリカの七つの夜」を「裏の意図、裏の意図」と呟きながらむのにはちょっと疲れました。
んな、わけで、ロン・グーラート「名犬クランキー」の定番ロボットSFぶり(主従関係の硬直性風刺)が気楽に読めて良かったです。
佐藤哲也「メムノン」は残虐描写付き架空神話で、本号特集が特集だけに偉ぶった小説は印象的に不利。短編だから息が抜けるところも無いし。
(ZAURUS MI-E25DCより投稿)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

bump of chicken「ユグドラシル」/dubsensemania「wonderful」/石田耀子「hyper yokomix」

最近買ったCD×3

bump of chicken「ユグドラシル」
シングル追っていたので驚きはないとはいえ、自問自答と理想化された他者への渇望という詩の世界は、笑っちゃうぐらい変わらず。もうスタイルなのでこれはこれで良し。昔の男性アイドルグループみたいな冗談曲「O・TO・ME・GAはーと」を入れたのは、自らの居場所は実はその辺(アイドル)であることを自覚してるって言いたいのだろうし。
シングル以外の曲は、弾き語り系の地味な曲多いかな。

dubsensemania「wonderful」
タワーで掛かっていて曲の良さが気になった新譜はCCCDだったので、インディーズ時代(2002年作)の旧譜(2曲×3ver)シングルをお試し買い。ダブものだけれど、インスト+英詩だと、欠点も見えないけれど、かつてのmute beatみたいな独自性もここからでは伺えないのが残念。

石田耀子「hyper yokomix」
ユーロビートっていうかパラパラ?による最近オタ受けしたアニソンカバー集ですが、この辺の曲は、声の個性が塗りつぶされてしまうと金太郎飴になってしまうなぁ、と破綻無いが強烈な個性もない石田声への感想。最後の「キングゲイナーオーバー」は流石、田中公平の濃いくちメロディが声の個性を超えた存在感を出しています。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

東京ザヴィヌルバッハ「a8v」/213「THE HARD WAY」/エンジェル隊「エンジェル☆ろっけんろー」

東京ザヴィヌルバッハ「a8v」
「HORIZONING」を少々試聴してテクノの反復快感+ジャズの緊張感、かと思って購入。(SAX担当菊地氏による@TOWERでのWEB新譜評(?)「CDは株券ではない」を面白がって読んでいるので、それに対する御祝儀という面もあり)
しかし、高揚感があったのは、その「HORIZONING」と、類型的ハウスの「HOUSE」ぐらい。あとは、スクラッチ音が入った富田勲モドキの「シンセサイザー・ミュージック」上で、間歇的に鍵盤がジャズっぽいフレーズを弾くのと、さらに稀にサックスの人がとんがった部分皆無のイージーリスニング乗りという、音の組立を前衛(club?)音楽的に楽しむことも、曲をJAZZ的に聴き入ることも出来ず、どうやって聴けばよいのか思案に暮れる音楽でした。菊池氏は自作解説はしてくれないだろうか。

213「THE HARD WAY」
鼻歌ラップ王SNOOPDOGGと、80年代AORの名曲「I Keep Forgettin'」サンプルって「regulate」を演ったWARREN GとNATE DOGGのコンビが合体となれば、当然のような、(ラップとブレイクビーツ入り)緩いソウル大会。「she wants to ride my joysticc」連呼というオヤジギャグなサビの「joysticc」や、MIBのコスプレ?な黒スーツのジャケット写真がどこかユーモラスであったりと、快適な緩さ。20031210日記で触れた"welcome to the church2"の1曲目にも収録されていたアナログプチプチ音が印象的な「so fly」4:08秒を聴いたときは、マニアックお遊び色強そう、という印象でしたが、同曲が本アルバムでは浮いているというか、他の曲はよりメロ指向というかほとんど歌になっていて、わたしの好みにあっています。

エンジェル隊「エンジェル☆ろっけんろー」
前作「どたばたエンジェループ」に続いて、「カーネギーホールだってsoldout」な山口眞弓の曲中MCが印象的な、いつものナンセンス歌詞の合唱ポップ。「jellybeans」は微ラテン風味な良い曲だけど、新谷・後藤で歌いこなすのにはちょっと、荷が勝ちすぎるかも(ってのは、田村ゆかり入れろって愚痴ですが)。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

ジム・リー(画)「バットマンHUSH」1,2/むっく「タイガーブック」1,2

最近読んだ漫画×2

ジム・リー(画)「バットマンHUSH」1,2
GEN13は確か1冊で挫折して以来だから、超久しぶりのジム・リー画のアメコミ。話は、精神を操られて内ゲバって苦労するヒーロー達だが、普通に戦ったら圧勝なのだった、という、Xメンでよくあった感じの話で、面白みはないですが、「百花庭園の悲劇」のころの山田章博を思わせる、色気のあるジム・リーの絵を楽しむ作品と思えば、絵の鑑賞を妨げることのない手堅いつくりのお話とも、云いうるわけで。墨で書いたような回想シーンの絵は、フランク・ミラーを少し想起しました。

むっく「タイガーブック」1,2
店の広報誌に載った架空店員キャラ、店同士の対立というところまで、とらのあな版「アニメ店長」なわけですが、絵柄の可愛さと、短いページ数で、気楽に読めます。「成年向け」、の存在という定番ネタがあるのも強みでしょうか。
同人誌と同じ様な作りですが、店内で、同人誌と並んで売られているのは、少々不思議ではありましたが。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004年7月期アニメ感想拾遺

すっかり時期を外して、やる気がなくなっていましたが7月期アニメ初見感想×5を10月が来るまでに。

Dears(土夜)OP(UNDER17)は、ギターポップを意識した打込み。ED(Poppins)はアニメ声輪唱。
デフォルメ絵に崩すことの多用と、中原麻衣の怒り声のキャラが印象的な、コメディ色の強い世間知らず美少女押し掛けもの。シリアス化する終盤はつまらなくなりそうだが、それまでは、△○。
二ニンがシノブ伝(土夜)OP(くまのきよみ)はユーロビート。ED(kaoru)はコミカルソング。
よく動く美少女と爆発は動画が凄いのだが、台詞が常に限界ハイテンションだと「ケロロ軍曹」より単調な印象。△。
ギャラクシーエンジェル(水夜)OP(ANGEL隊)、ED(新谷良子+後藤さおり)はともに、合唱もの。
前シリーズ通り、無茶な設定からの、投げっぱなしというよりは爆発オチ。再見するかはともかく、初見は珍しさで面白がれる。○
お伽草子(火夜)OP(ATTACK HAUS)はハードロック伴奏にフォークVo、ED(河辺千恵子)はいにしえのテクノ風リズム伴奏に女子淡々と。
キャラデザ忠実再現な人物絵も、淡泊な色調の和風背景も、綺麗だけれど動きが無い紙芝居、お話も和風RPGを忠実になぞる。タイアップのタブレットCMが象徴的な技術志向。△
GIRLSブラボー(月夜)
主人公がモテるアリバイ作りを全くしていないハーレムものは、視聴が苦痛。×

| | Comments (0) | TrackBack (0)

ミネラルウォーターを飲んでみました。

ジムのきっかけになった薬を止めた後、1ヶ月でコレステロール値が80上がってしまい、やっぱり、薬に頼るしかないのかなぁ、(生活習慣を全く治していないのが拙いという、本質から目を背けているだけ)と思っていた今日この頃。なんか、TVで「水を2ニットル飲むと良い(何に?)」ってなのがやっているのをチラ観して、うーん、水を飲むだけだったら、楽かなぁ、と思いつき。

でも、水道水飲むのは飽きそうですし、冷水機の水だって、そうたくさんは飲めません。ということで、タダの水とは違うらしいミネラルウォーターを飲んでみよう、と何日か、一日3本ノルマ(他に飲む水で合計2リットルぐらいになるだろう、という)で、昼間近くで買える水を一本ずつ飲んでみました。そのときのメモ書きです。

データはペットボトル外装から転記しました、どれもカロリーはゼロなのは、水だし当たり前ですね。入っている成分の量については、100mlあたりのmg数で統一したつもりですが、メーカーによっては500ml当たりでの値を記載しているところもあって、一部換算せずに書いてしまっているもしれません。初飲印象は、差別化するために、誇張して書いていますんで、どーしても飲めない、という程のものはなかったです。一部、氷水とか書いていますが、冷たい水は嫌いなので、しばらく置いてから飲んでいるのに、氷水みたいな味だった、という印象だった、ということです。
以下、一覧表にしてみましたが、閲覧環境でもし表の端が切れるようでしたらfontを小さくしてみて下さい。左右が余っているのに使い方が解らないのです。不勉強で済みません。

















名称NaCaKMgその他初飲時の印象
日本アルプス森の水だよりJP2.020.670.160.27水道水
COOLMYAEURIT0.08530.27サルフェート148いがらっぽい
CRYSTALGEYSERUS1.130.640.180.54V0.0055飲みやすい
VOLVICFR1.161.150.620.8冷水器の水
富士山のバナジウム天然水JP0.460.640.070.26V0.0062少し口の中に残る
天然水南アルプスJP0.490.970.280.14印象のない水
evianFR0.57.824飲んだ後唾が出る
温泉水99JP5.290.050.03プールの水
酸素プラスCA0.10.080.17ぬるい水
ULIBETOIT8.9193.4サルフェート12 重炭酸イオン68.3苦いミツヤサイダー
海の深層水にがりウォーターJP1961苦いカルシウム強化牛乳
DIETWATER健良水JP1.45.6葉酸0.0014 L-カルチニン20氷水
WATTWILLERFR0.322.20.161.8フッ素0.2何か入ってることは分かるが、、、
日本名山の天然水富士山JP0.440.70.090.28癖がない

今までどうせ150円払うなら、ポカリスエットみたいな甘いもの飲みたいよ、とミネラルウォーターは敬遠していたのですが、こうして飲んでみると、結構色々有って、それぞれに違うんだなぁ、というのが第一の感想です。そして、たくさん入っている水はやっぱり飲みにくい、という当たり前のことを確認しました。

もっとも、体調は変わりませんし、健康系の御利益が体感できないと、わたしは、続かなそうだなぁ。

| | Comments (0) | TrackBack (1)

PE’Z「スズ虫」/KEITH LEVENE「KILLER IN THE CROWD」/DONNY HATHAWAY「THESE SONGS FOR YOU,LIVE」/「D.C.〜ダ・カーポ〜ラジオ 初音島放送局2」

最近聴いたCD×4

PE’Z「スズ虫」CCCD出戻りだった前作Single「大地讃頌」は、試聴してみたもののインプロ色強めで土俗的JAZZっつうか重たそうだったので、スルーしてしまいましたが、ホイッスル以外はどこがSANBAだ、って感じですが、BOB JAMES「Sparkling Newyork」的頭の悪い明るさにあふれた「SANBA DE 恋して」、疾走感のある「情熱の行方」の試聴で、今回はFunkyフレーズを延々繰り返す、元気、派手系の美メロ曲多し、と購入決定。
POPなフレーズが印象的(この種のイージーリスニングに疎いので、クレジット見るまでカバーじゃないか、と思ってしまった)な「wonderful saturday」「燕返し〜8月のある朝〜」、派手クラシックなPiano&Organ弾きまくりぶりがMedesukiMartin&Woodというより、Emerson Lake&Palmarを連想させる「TASOGARE」他、どの曲も気に入るのはわたしにしては、珍しいなぁ。ヘヴィローテーションの予感。

KEITH LEVENE「KILLER IN THE CROWD」P.I.L初期の名作「METAL BOX」を支えたギタリストKEITH LEVENE、2004年のソロ作。自主制作かなんかで出した、という話は聞いていたのですが、15分2500円というナニな価格ながら、新宿タワーレコードに入っていたので、思わず購入。本人っぽい本職感のないVoがたまに入る単調リズムにギターディストーションのインストロック。それでも「METAL BOX」収録の「careering」っぽいノコギリ・フレーズなギターやRADIO4(勿論バンドのほうじゃなく)なシンセが聴ける「object8」、「Commercial Zone」収録曲っぽいベースラインの「Sound Stage One」には頬が緩んでしまいます。

DONNY HATHAWAY「THESE SONGS FOR YOU,LIVE」
未発表曲6曲も追加なのにどうも安いと思ったら、他は、名盤「DONNY HATHAWAY LIVE!」と「IN PERFORMANCE」からの編集盤だったのですね。「DONNY HATHAWAY LIVE!」と違うテイクの「YOU'VE GOT A FRIEND」聴けるかと思っていたので、その点は残念ですが、「IN PERFORMANCE」未聴だったので、半分以上が初聴き。「DONNY HATHAWAY LIVE!」での「THE GHETTO」のような淡々と盛り上げる歌いの印象が強い人だったので、「VALDEZ IN THE COUNTRY」とかのFUNKインストは意外でした。ただ、他は「YESTERDAY」カバーはじめ、テンポの遅い単調な歌い上げ系の曲が多いので、少し眠くなってしまいました。

「D.C.〜ダ・カーポ〜ラジオ 初音島放送局2」
作品テーマなものの、声優本人によるラジオ番組「初音島放送局」とは違って、声優が作品キャラクターの声を演じる、つまり作品ファン向けの完全脚本朗読CD。「芳野さくら」ではない、「田村ゆかり」が不在なので、作品ファンじゃないわたしには、正直聴き終えるのが少々辛かった(ラジオ放送という設定なので、堀江由衣、yozuca*の曲が1コーラス入ってたのに助かりました。)です。反面、「朝倉音夢」のほうは野川さくらとあまり変わらない気も、、、。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

映画「ピッチブラック」/アニメDVD「リディック アニメーテッド」

映画「リディック」の予習2題。映画自体は、未見なのですが。

映画「ピッチブラック」SF仕立ての、廃墟になっていたのはモンスターに喰われたからだったんだ、映画。事態を悪い方へ向かわせる口先だけの奴とか、お約束ながら楽しめます。100分映画だからか、SFだと何でも解る古文書や老人が出せないからか、設定が登場人物に解る理由が、ゲーム的なフラグ立てっぽくてちょっと無理のあるのは気になるところですが。リディックは、暗視能力とナイフさばきが得意な脱獄殺人犯で、基本的には非情ながら、面白がって仲間を助けに行ったり、敵討ちをしたり、と感情移入もさせるキャラ。

アニメDVD「リディック アニメーテッド」川尻監督のやつ以外は印象の薄かった「アニマトリックス」のどれかを担当したピーター・チョン監督作品とのことで、少女は出てきますがかわいくはありません。映画「ピッチブラック」のラストシーンから始まる、リディック対傭兵軍団もの。無重力描写、CGっぽい動きの宇宙船、リアルな格闘描写、類型的敵キャラと、懐かしいSFオリジナルビデオアニメ風の30分です。リディックの善玉度はやや上昇しているか。字幕・音声が英/日/ポルトガルってのがちょっと不思議。

DVD特典のインタビュー&予告「the chronicles of riddick へのイントロダクション」によると、話はSFホラーからSFアドベンチャーに変わっているが、リディック以外にも共通する登場人物が出ているので、観ておいて良かったかも。もっとも、映画「リディック」自体のデキによっては、、、ですが。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

田村ゆかり さまあらいぶ☆2004 Sugar Time Trip

昨年末の「ふぁーすとらいぶ」に引き続いて、大宮ソニックシティに田村ゆかりを観に行って来ました。2000人規模のホールで、椅子があるのは助かりました。しかも、席はほぼ中央だったので、前回と比べものにならない見やすさでした。
「らいぶ」自体は、というと、前回と違ってカラオケながら、歌を聴かせるコンサートというより、ピンクのサイリウム(
pinkbar.JPGわたしも今回は使用)を振りながら声援を送る、という参加型エンターテインメントだったので、なじみ深いCDの音に合わせ易い(盛り上がれる曲の種類に制限があるのがこの種のアイドルのりの弱点かも、と新曲を聞いて思いましたが)分、むしろカラオケの方が有効なのかもしれません。いにしえのスクールメイツを連想させるバックダンサーの強化もあって、より、参加しなきゃ損損的イベント色が強まっていました。もっとも、トークは普段のゆかりん節でしたが。
なんか、あっという間に終わってしまった感があって、前回のアコースティックパートが減った分かなぁ、と思って時計を見たら今回も2時間以上。楽しい時間が経つのは早いもの、ということで。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

ジーン・ウルフ「ケルベロス第五の首」

ジーン・ウルフ「ケルベロス第五の首」を読みました。

三作で構成される連作長編ですが、表題作の、トム・ソーヤ系?な少年文学話の背景世界が、SF設定であることが徐々に解っていく構成と、そうなっても物語自体が「実はSF」オチに矮小化されることなく、当初の少年文学としても成立し続けるありようが印象的。異世界ファンタジーの中から、だんだんとSF設定が透けてくるけれど、それはそれとして新聞小説的まったり感で話が進んでいく「新しい太陽の書」の作者らしい話でした。
ただ、他二作は、普通名詞を<>書きする固有名詞が出てくる南米文学チック民話と、マイクル・ビショップ系異星文化人類学SF、のフォーマットに終始してるため、尻すぼみ感が。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« July 2004 | Main | September 2004 »