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2004年10月期アニメ等新番組第一話感想その3

感想を列挙していると、自分の興味の総量みたいなものが透けて見えるところが感慨深い、2004年10月期アニメ等新番組第一話感想その3です。

「魔法少女リリカルなのは」(木深夜)
曲感想:OP(水樹奈々)は奥井雅美型カラオケ全盛時風ガールポップ、ED(田村ゆかり)はギャルゲーOP風打込。
内容感想:主人公が木之元桜みたいな完璧超人でなく、未来への不安を抱え変身願望を持ってもおかしくない子供だったり、お供キャラによる変身理由説明を省略しなかったのは、感情移入しやすくて好感が持てました。田村ゆかりによる、ちょいと作り度が感じられる(のはラジオで、普段の声を聴きすぎているからですが)幼い声が突出しないくらいに全員幼い声、ってのはある意味スゴイですけれど、キャスティングだけを理由に義務的に見るってのは、悲しすぎますから。不安演出と解っていても苦手な、画面揺らしは評価を下げてしまいますが、それでも。○△

「BECK」(木深夜)
曲感想:OP(BEAT CRUSEDERS)英詩なので、このサビどこで聴いたっけ感激強な、ポップよりメロコア。ED(meister)はプライマルスクリームの近作っぽい鼻歌系ギターロック。
内容感想:ゆらゆらとした人間動きが反TVアニメ方面な先鋭性を感じさせる割には、ジミヘーンな音楽演出、青春描写、クラブ描写ともに時代遅れ感(ロック神話を物語前提として必要とするためにわざとやっているっぽい、EDの現実ミュージシャン顔はその種の意図があからさまですけど。)が、ロック神話崩壊をずーっと見てきた80年代洋楽っ子には痛々しいです。浪川大輔声の好感度高い少年ぶりが、主人公が「ロックは素晴らしい」と騙されてくれるまで持続できればよいのですが、それには物語の展開が遅すぎるのも難か。絵だけ「良く動くアニメーション」が観たいなら、朝のディズニータイムを見れば良い訳だし、と、動きまくりの「ミッキーの消防隊」を見て思ったこともあり。△×

「To Heart〜Remember my memories〜」(金深夜)
曲感想:OP(谷咲ナオミ)はカラオケ全盛時ガールポップ。ED(池田春奈)のほうはアイドル歌い上げバラード。
内容感想:高橋”フィギュア17”ナオヒト監督版の前作はいつか見ようと思ってるんですが、第1話を観た段階で止まっていて、ゲームも未体験というわたしのような視聴者には向けられていない作品だと思います。そういう立ち位置から観てしまうと、ゴーダンナーあたりを連想する異常にひしゃげた絵柄と、完全前作キャラクターを把握していることが前提で、しかも全キャラ均等に出すが故の散漫な(キャラ人気を考えると第一話以降もこのスタイルっぽい?)展開は、敷居が高すぎます。×

「Fantastic チルドレン」(月深夜)
曲感想:OP(いのり)は、荘厳な女声バラード。ED(ORIGA)は妙アクセント和製ケルトバラード。
内容感想:丸っこく中間色の多い絵、スタジオジブリ作品を思わせる世界、OPでの飛行メカと好感度高めの先入観を、追いつめられて絶叫するキャラクターで台無しにする(わざと?)な展開な第1部は、「ボクを人間にしてよぉぉ」の性格描写が不快だった「パルムの樹」の監督らしい作り、ではあります。第2部主人公も子供だというだけで、物語上の善悪も、それがわかってるかも不明なまま何の理由もなく助けてしまう、というのがキャラ紹介では感情移入は難しかったです。設定の不思議さは魅力的ですけれど。△

「ビューティフル・ジョー」(土朝)
曲感想:OP&ED(saga)は男ラップ入り女性軽グランジ、舌足らず女子英詩ポップ。
内容感想:洋物子供向けっぽい原色が特徴的な、古くささをメタフィクション設定で誤魔化す子供向ヒーローアニメ。クセのある三等身キャラ絵は良く動いていますが、何故ヒーローものが好きなのか説明されないため、主人公の行動に好感が持てませんでした。×

流星戦隊ムスメット(月深夜)
曲感想:OP(ムスメット),ED(SD☆CHILDREN)ともにアイドル合唱ポップ。
内容感想:おバカ美少女戦隊物。アニメパロディのギャグセンスが(意図的なのはわかるけれど)旧すぎるのが、ちょっと古い感じの原色多用系アニメ絵とあいまって「エクセルサーガ」「G-ONライダース」的なノリで、疲れました。△×

「下級生2」(木深夜)
曲感想:OP,ED(カチューシャ)はGS風歌下手アイドル合唱。
内容感想:回想シーンと、何かを象徴するかのような止め絵風景描写の多用は、感動青春物を目指しているようですが具体的な話は全く見えないまま、キャラ描写のほうで萌え記号を連発したため、萌えというには薄味、青春ドラマと言うには間延び、といった中途半端感になってしまいました。△×

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