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THE BRIAN SETZER ORCHESTRA Christmas Extraganza! Japan Tourに行っていました。

11月29日の月曜日、渋谷公会堂にて、ブライアン・セッツアー・オーケストラを観に行きました。

数日前にふと思い立ってチケットぴあに行ったら、すんなり前売りが買えてしまったので、勝手ながら、入りが少々不安な初ライブ参加でしたが、満員でしたね。合唱レスポンスはじめ、ノリが良く、愛されてる感ありまくりの観客層でしたが、それに値するものをブライアン・セッツァーは見せてくれました。

ライブ自体は、一昨年発表のクリスマスアルバム「ブギ・ウギ・クリスマス」準拠のライブ(スタッフまでもサンタ・コスチューム、ステージには電飾ツリーが置かれる徹底ぶり)なので、締めの曲とかも、ライブアルバムでの「ロックタウンは恋の街」(全英TOP20でのコマーシャル「ママに叱られたって怖くない」だっけ、懐かしー。)ではなく、同作に収録された「ジングル・ベル」の元気なアレンジでした。

もちろん、ストレイキャッツ時代からの名曲である「ロックタウンは恋の街」も後半、演奏され、3ピースのロカビリー編成で演奏をはじめると、途中から緞帳が開いてビッグバンドが現れる、という二度おいしい展開で、渋谷公会堂というホールならではの演出が印象的でした。ただ、締めの「ジングル・ベル」の時に、偽雪を蒔く演出を入れてたんですが、偽雪の吹き出しブロワー音が相当不快なノイズを出してしまってたり、他の曲の時も、管の音量に音響システムが耐えきれないのか、音がかなり歪んでいたりして、ブライアンの達者なギターを汚してしまった感があったのは残念でした。椅子のおんぼろさとかは「伝統」味といえなくもないけれど、渋谷公会堂、さすがに限界なのかも、、、

でもでも、そんな些細なことより、やたら身振りの大きいドラム、大きなウッドベースをクルクル回すベース、自分が吹かないときは腕振り回しまくりのトランペット、といったショウ的な演出を含めた、一種、映画「スウィングガールズ」的な楽しさこそが、ビッグバンドをライブで観ることの醍醐味。CDだと、ビッグバンド編成の「...オーケストラ」より3ピースバンド名義の作品の方が実は好きなのですが、ライブでの「くるみ割り人形」のフレーズを含むフックト・オン・クラシック的インスト大作では、管の魅力が炸裂しており、今回のライブのハイライトでした。

そりゃ、ロカビリーとビッグバンドの融合というコンセプトにせよ、エルヴィス意識した歌と達者なギターソロ、というブライアン自身のスタイルにしろ、いってみれば大衆芸能であり、完成度が高い娯楽性を提供しているとしても、そんなに持ち上げるべきものではないのかもしれません。ただ、その楽しさには、周回遅れと思ったら実は最先端かも感が、「ロック・オデッセイ」よりは感じられるのも確かなのです。


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