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The Juon(ハリウッド版 呪怨)

2005.02.20新宿東急にて鑑賞。「ガイジン」コントの傑作。

ビデオ1,2国内映画版1国内映画版2に続く5作目の海外版。殺しのシーン自体はビデオ、劇場版と同じネタの使い回しだと聞いていたので、2度目だったら怖くないかなぁ、と高をくくっていたらそんなことはなくて。むしろ、呪いの家を訪れた人が、トシオ君にびっくりしてると、逃げ惑う間もなく死ぬ、という「来るぞ、来るぞ、来たー」型の話なので、来るぞ信号が解りやすくなっている分だけ衝撃的な怖さでした。

でも、後に残らない怖さというか、映画館を出た後は、自分も呪われるんじゃ、、といった後味の悪さはなく、お化け屋敷を出た後の爽快感がありました。「くたばれ化け物!」とばかりにモンスターを焼き殺す洋物怪物映画でもないのに爽快さがあるってのは、怖いけど、自分が襲われる気が全くしないのです。

というのも、今回は、高級マンション住まいの外資系OLや、交換留学生が、伽椰子の餌食に、という、いわば呪怨ハウスINガイジンといったノリなのです。海外版のため当然ですが、日本を舞台にしていてもずーっと英語を喋ってる外人と、日本臭さの象徴のような日本家屋とのミスマッチさが強調される画面を見続けていると、ある程度伽椰子側に感情移入してしまうため、無責任に殺しシーンが観られてしまうのでした。

もちろん、本来の観客(異国ホラーを観る米国在住人)に、この映画がどう見えるかは解らないですけれど、日本人な視点だと、ある種コミカルな作品なのでした。旧作観ていなくても問題ないし、ベスト盤的な構成なので、お薦め。というか最近、映画を観てもう観るの止めようかなと思うことが多くなっていたのですが、「映画を観るのも良いな」と久しぶりに思ったのでした。

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Tracked on 2005.02.26 at 11:16 PM

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