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「FINE TIME2」/「GILES PETERSON IN AFRICA」

最近聴いたCDコンピレーション×2

「FINE TIME2」
1回しか聴かなかったのは、別にCDプレイヤーの破損を恐れてってだけでなかった「FINE TIME」なのですが、新規開拓が期待できるコンピレーションものには点を甘く2も購入。
REBEL FAMILIA「PROBLEMS」とか、今更感の漂う、キャバレー・ヴォルテール風(?)アンビエントときどきノイズな音楽は、ニューウェーブ的俺節意識もなければ、テクノ以降の聴いてるだけで気持ちいい訳でもなく、かつての実験音楽を今の知識と技術とで再現した「追試音楽」風の印象で特に辛かったなぁ。
パンクな横山健「Hungry Like A Wolf」、ミニストリー風デジロックな、WRENCH「MURDEROUS」は、聴きやすいけれど、それは既存スタイルをなぞっただけだからでもあるし。
フリクションやニューエスト・モデルの人の歌を(別名義のRECK「PUERTO RICA GHOST」SOUL FLOWER UNION「IMYOUR MAN」というかたちで)聴くのは、彼らの1ST以来なのだけれど、相変わらずあまりにも雑な歌なので、個性として認めたくはないなぁ。P.I.LやThis Heatのポップじゃないとこに思い入れしていることもあるから、「(This Is Not A)LOVE SONG」の日暮愛葉+中村弘二や、「Paper Hats」のdownyのひねり無く聴き易くしただけのようなアレンジにも抵抗あるし。

良かったなぁ、と思ったのは、ジャズボサ風スタイル変換だけかと思いきや、熱唱する終盤展開は意外性有った、ハミングキッチン+とらジャム「Too Shy」。SiZK「How Soon Is Now」も、ペット・ショップ・ボーイズ風味は聴いているだけで気持ち良い音なのと元ネタ意識して別なことしようって意志も見えるから有り。

「GILES PETERSON IN AFRICA」
英で「STRIGHT NO CHASER」雑誌を確かやってたDJによるアフリカ系音楽コンピレーションで「THE SPIRIT」「THE SOUL」の二枚組。珍品発掘色より、気持ちよく聴けるかを重視してるという、クラブ文脈の人らしいセレクトなこともあり、気楽に聴けるので愛聴しています。

「THE SPIRIT」のほうは、ラテンフュージョン的軽快なハウスでおなじみMASTERS AT WORKによるFELA KUTIのカバー(コーラズが「エンヤラコ」なのはギャグなのか?)や、人力トランス(歌入っていたんだ、インストかと思っていた)のKONONO No.1「LUFUALA NDONGA」といった、アフリカ音楽のリズム快感を重視した反復ダンスミュージックが中心。

もう一枚の「THE SOUL」比較すると伝統系になりますか。御大FELA KUTIがGINGER BAKERと演った「Ye Ye De Smell」は別格ですが、アフリカ系ではなくソウル、ゴスペルのりの歌い上げ曲が異彩を放つCETTA MBULU「MAHLALELA」など、バラエティに富んでいます。

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