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三浦しをん「格闘するものに○」

ベトナム帰りのトラウマ君の陰鬱展開だったウルトラマンネクサスが、遊園地で働く癒し系いい人話へ路線変更したのを象徴するかのような新女性キャラ宮下ともみのリクルートスーツっぽい服装の初々しさだけで気に入ってしまうのは、メイド服やスク水に処女性を求めているのと同じ構造で痛々しいわたしですが、それはともかく。就職活動が、文学的苦悩の良き題材であることは、そういうブログを観てると痛感しますが、ありふれてる題材にそれを選んだだけの小説には、驚きはないわけで。

知人が最近読んでるといっていた、三浦しをんの処女作を試し読み。

だらけ大学生の就活を題材に、「センセイの鞄」系老人愛や男友達の軽ホモ告白とか「普通の恋愛」を意図的に外して、分析的な女の子視点で世界への違和感を綴った、「女の子の心情をリアルに」系小説の類型。乙女チックな部分と現実と折り合いを付けるかという、少女マンガ臭いテーマの小説というと吉本ばななを連想しますが、吉本ばななには、オリジナルな文体はあった気がするけれど、この普通さだと田中康夫とかと変わらない気も。わたしがこの種の小説の良き読み手というか、対象者じゃないだけか。でも、友達や恋人がいる奴がダメ人間ぶっても、、、

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