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映画「亀は意外と速く泳ぐ」

サブキャラ話は良いけれど、主人公にちょっと引いてしまう映画

退屈な日常をモノローグの珍妙台詞で世界との断絶感を愚痴る、ちょっとヒネった少女マンガ的、っていうか、レミオロメンが主題歌っていうのが象徴的な下北沢サブカルノリの邦画。

フィルム・コンバートのせいなのか、アニメ「涼風」エンディングのような不自然な赤緑原色強化画面(とはいっても、本作と同じくフィクション上のスパイとかをバカバカしい画面で見せる松梨智子監督作品ぐらいまで徹底して「変」ってな訳ではなく)からあふれ出る「変なことやってますよ」サインの作為性がウザかったということもあって、「スウィングガールズ」の鈍重な主人公のイメージが強い、下膨れ系の上野樹里が演じる自意識過剰の「不思議ちゃん」のモノローグは、不自然さが最後まで拭えなかったです。

主人公を狂言回しに色んなキャラ紹介話を淡々とする展開の映画なのですが、そこそこの味のラーメンを作り続けてきた親父が最後にうまいラーメンを作る話や、かつてのあこがれの人がハゲと家族を背負って生きている話など、個々のエピソード自体は、主人公云々は別として楽しめました。ですが、それらを、主人公が退屈に思っている日常も、必死&けなげに生きこなしている人もいるわけで、気の持ちようで面白くなるよ、というメッセージに纏められて、非日常の象徴であるクジャク(「タイガー&ドラゴン」のリサ役に通じる不機嫌暴れ女子を蒼井優が好演。)を超えに行くというラストだと、主人公に作為的不自然さを感じたままだったので、「頭の中で作ったお話」感が拭えませんでした。

2005.07.09テアトル新宿にて鑑賞。

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