« 映画「宇宙戦争」 | Main | TOMOVSKY「補助54号」/KILLING JOKE「DEMOCRACY」 »

SFマガジン2005年8月号「宇宙戦争特集」

特集、小説は2作。

ケン・マクラウド「人類戦線」は、オルタネートヒストリー1960年代冷戦時代を舞台に、思想かぶれ少年と戦中派父親の反目ものの中編。設定説明が終盤かなり唐突なので、SFとしては、、、ですが、わたしが「トロツキスト」とかその辺ワードに全く疎いため、そういう言葉から少年の背伸びっぽさが伝わってくるので、親子反目話には迫力が感じられました。定番泣きネタでもある訳ですし。
チャールズ・ストロス「コールド・ウォー」も、オルタネートヒストリー1960年代冷戦時代を舞台に、クトゥルー話。同氏のアッチェレランドものもそうですが、設定説明を序盤でしないくせに、文章にサイバーパンク若書き風のぎこちなさがあって、読みにくかったです(2作とも、バックミンスター・フラーのドームとか、JFKとか、格好つけ固有名詞も被ってしまうと読みづらいほうは不利だったかも)。

現代戦争より、20世紀冷戦の設定の方が雰囲気出しやすいからネタかぶりなのだとすると、スチームパンクだから安易な冒険ものが許される感に通じる寂しさがあるんで、フルメタルパニック!The Second Raid第1話みたく、現代でがんばって欲しいところ。

特集以外では、連載の「罪火大戦ジャン・ゴーレ」、今回分はゲロねたで、ドーナッツの食い過ぎで胃がもたれていたときに読んだので、少々逆流ぎみ。

|

« 映画「宇宙戦争」 | Main | TOMOVSKY「補助54号」/KILLING JOKE「DEMOCRACY」 »

SFマガジン」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/11715/5058684

Listed below are links to weblogs that reference SFマガジン2005年8月号「宇宙戦争特集」:

« 映画「宇宙戦争」 | Main | TOMOVSKY「補助54号」/KILLING JOKE「DEMOCRACY」 »