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映画「花都大戦 ツインズ・エフェクト2」

主役の軽さと、カンフー香港映画らしいイージーさで、何も気にせずに楽しめる映画。

メインの女性二人が同じなだけで、話とかは前作とは無関係な香港映画。

男が奴隷で女が支配階級という、中国時代劇世界で、心を病んだ女王の圧政に伝説の勇者が神剣持って立ち向かう、という話。な、訳で、話の主役は女性二人ではなく、ジャッキー・チェンの息子さん、ジェイシー・チェン。「マロは」とかいう台詞が似合いそうな、SMAP草薙君を思いっきり、ふくよかにした感じののっぺり顔で、(今後はともかく本作では)心優しいだけの凡才が「実は勇者」という役どころに似合っている顔付きだなぁ。

ドニー・イェン参加の香港映画だけあって、メインの女性二人が空を飛んでサマーソルトキック打ち合いの冒頭から派手派手のアクション。カラフルな布の投げ付け合いや、水を剣で切ったり、と映画「HERO」をパロっているのかな。長々とやらないので本家より好印象です。

のたのた動く特別出演ジャッキー・チェンVSワイヤーで滑空するドニー・イェンとの物語上の意味が全く無い、ただそこにいたから戦っただけ、というバトル(の割にこの映画の中で一番真剣)とか、女王のギャグとしか思えない必殺技豊胸光線とか、催眠術からの間抜けすぎる脱出法とか、盛りだくさんなところはサービス精神旺盛な香港映画らしくて、楽しいです。脚本は相当行き当たりばったりなのですが、それも、まじめに描くとフェミニズム図式臭くなる話を気楽に楽しめるようにしています。

最近観ていて辛くなる映画が多かったので、何も気にせずに純粋に楽しめる映画を観られたのは嬉しかったです。

2005.08.27銀座シネパトスにて鑑賞。

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