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SFマガジン2005年10月号「ロボット特集2005」

特集小説は2作。
ロバート・J・ソウヤー「脱ぎ捨てられた男」は、記憶コピー、とアイアンディティの問題、というディック頻出ネタを、人情オチで纏めるという、「いまどきこれかよ!(でも、ソウヤーだからなぁ)」な作品。ジェイムズ・パトリック・ケリー「ベルナルド・ハウス」はメイドロボものですが、童話モチーフものだと、象徴性が強まりすぎて、どうしても雰囲気に流され感。

特集以外だと、少々お久しぶりの浅倉久志コレクション。ハリィ・ハリスン「世界の週末のあくる日」は皮肉さたっぷりの会話小説。浅倉訳だけあって、すらすら読めて好印象。

インタビューが2つ。ロボット特集の瀬名秀明インタビューは月末刊行らしい「デカルトの密室」の解説みたいなもので、未読者にはサッパリ。アニメ雪風完結記念な、神林長平インタビュー。元祖セカイ系に落としこみたいインタビュアー東浩紀の意図が、作品を離れた作者のコメントなんて作品理解に意味無し、という立場を堅持する神林の前に撃沈するのが見所か?初出が「波状言論」だし、東ファン向けの記事か。

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