« アレステア・レナルズ「啓示空間」(ハヤカワ文庫SF) | Main | ゲーム「Fate/hollow ataraxia」 »

映画「阿羅漢」

わたしには、あんまりいい思い出のない韓国産映画ですが、カンフー映画ならではの解りやすい快感原則もあり、後半部には感心しました。

歩き疲れていたWPCEXPO2005からの帰りに観た、ということもありまして、序盤、結構、眠ってしまいました。その為、とは思うのですけれど、前半の修行編はかなり退屈でした。

先生役の七仙は香港映画っぽいコミカルのりで、主人公も武道を始める動機が曖昧&その後、精神的成長とかするわけでもない、という、非常に薄っぺらいキャラクター達で、ドラマとして真面目に観られたものではありません。不真面目に観るというか、香港映画にあるような、緩いキャラで格闘シーン以外は緩いギャグで繋ぐっていう、チープなノリの鑑賞スタイルは好みですけれど、そう思って観ようとしても、韓国産映画(へのわたしの偏見)ならではの、登場人物が唐突に激昂したりすると、緩く観る、って訳にもいかず。そんな訳で、前半の話には、かなり、ついていけないものがありました。

後半は、前半の話とほぼ無関係に唐突に現れた宿敵とバトル、って話になります。こちらは、話は無いも同然(伝奇過去蘊蓄に秀吉云々が出てくるのは、韓国産映画ならでは?とか、思いましたが)の純粋アクションで、前半の(話に関する)問題点が消失していることもあり、面白く観ることができました。スピーディな切り合いと、やけっぱちのようなスローモーションの多用と、叫びっぱなし(それも意味のある言葉ではなく「ウガー!」と吼えるだけ。主人公も敵もヒロインも)のテンションの高さが30分続く映画的体力は、凄いなぁと感心しました。いささか疲れますけど。

2005.10.29新宿ジョイシネマ3にて鑑賞。

|

« アレステア・レナルズ「啓示空間」(ハヤカワ文庫SF) | Main | ゲーム「Fate/hollow ataraxia」 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/11715/6917035

Listed below are links to weblogs that reference 映画「阿羅漢」:

« アレステア・レナルズ「啓示空間」(ハヤカワ文庫SF) | Main | ゲーム「Fate/hollow ataraxia」 »