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SFマガジン2005年12月号「ニュー・スペース・オペラ特集」

アレステア・レナルズピーター・F・ハミルトンの既読作からの印象ですと、サイバー、科学用語、当世風社会観にも一応目配せした活劇SFってことになるのでしょうか>「ニュー・スペース・オペラ」。最近の作品ってこと以外、「ニュー」感はないのですけれど。

アレステア・レナルズ「氷河」「火星の長城」の続きで、主人公とヒロインは共通しているとはいえ、ヒロインはちょっと出てくるだけで、独立したお話でした。いきなりダイイング・メッセージというベタなSFミステリ、ラストで解る動機もSFではお約束なので、ありがち感が漂いすぎ。

ピーター・F・ハミルトン「エスケイプ・ルート」アイデア盛りだくさんな謎の宇宙船探検話。シリーズだからかもしれませんが、分量の割にキャラとアイテムが多すぎて段取りっぽい終わり方なのが残念。

ヴァーナー・ヴィンジ「<特異点>とは何か」「マイクロチップの魔術師」同様、当時コンピュータ技術の急速な発展を予想していたのは凄いのかもしれないですけど、今読んでも…

特集以外。草上仁「文士と弁士」言葉使い士バトル物ですが、本作みたいな「人を喰った話」系をやるには、作者の律儀さが仇になっています。

連載第11回田中啓文「罪火大戦ジャン・ゴーレ」最近は、ナマハゲ軍曹がメインで、笑える主人公が出てこない展開なので、描写が極端でも、どこか中だるみ感がしてしまいます。

不定期連載第4回山田正紀「イリュミナシオン 君よ、非情の河を渡れ」は、解りやすい戦場パートで面白くて良かったです。話がコロコロ変わる展開にしては分量が短いのでブツ切れ感が強くなってしまいがちですが。

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