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映画「映画監督になる方法」

前作観たときの感想と同じく、「空耳アワー」映像的味わい。テンパった状態の、冴えない男→エロにつられて→ダジャレねた→変な顔!、という唐突な展開が、(「空耳アワー」の場合は30秒ですが)90分続くような快作。

本筋は、自主映画業界ネタをからめたドキュメンタリー/私小説型自主映画作家の話。

主人公「俺、かわいそう!」という台詞が象徴的ですけれど、自称天才監督の自己正当化というか責任転嫁の他人罵倒芸が前半の見所です。酷い奴な主人公が嫌みに見えないのは、尊大さに衒いが無く、挫折しても自己を疑うことがないからということもあります。が、より、理由として大きいのは、前半の溜まった鬱屈が、後半、映画製作の旅以降の暴走につながっているせいでしょうか。暴走としか言いようのない、唐突な展開の続きっぷりには、驚くことしきり。

2006.04.21 渋谷シネ・ラ・セットにて鑑賞。

当日は、シネマ秘宝館の斉藤館長とのトークショー付。自主映画”監督”の話という主催者側の意図がわかっていなかった序盤では、空回り感がありましたが、後半は途中で止めが入る程の饒舌ぶり。

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