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The Who「Wire and Glass」

iTMSで購入可能になっている、The Whoの新曲は、2年前の元気さを彷彿させる、ロジャーの力強い声が印象的です。
Wire and Glass (Part 1) [Sound Round, Pick Up the Peace, Endless Wire, We Got A Hit, They Make My Dreams Come True]は、1分ぐらいのメドレーで各曲を繋げていて、アルバムからの抜粋なのかもしれません。中では、「We Got A Hit」での、ギターのジャカジャカ感とコーラスの軽やかさが、ちょっと「Who Are You」を連想させていて、特に良いです。
もう一曲の「Mirror Door」は、冒頭、不自然に客歓声が大きく、レコードに客歓声を被せた、F.E.Nの嘘っこライブ番組を思い出したりしました。

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能登麻美子「あしたの手」

健気な子供と、子供のために頑張る(ちょっと情けない)親の話は、好感が持ちやすい題材です(ピクサー作品にも通じるところがありますが)。そんな親子話が、謎設定以上に面白くなっているアニメ「ウィッチブレイド」の前期エンディングテーマのCD。
レイ・ハラカミ「Sa・ga2秘宝伝説」(iTMS化していましたので、「Never Give Up」買ってしまいました。ゲームボーイの音色は良いですね)の音楽を思わせる、耳に優しい音色のシンセと、エコーがかったギターの音が印象的なバックに、単調なメロディーを囁くような、能登麻美子の歌、という、もっとも粗が見えにくいスタイルで、「能登の歌声には音程などを超越した説得力がある「声優&アニメソングミュージックガイド」」の26頁より引用)人の歌に浸るのには最適です。
とはいえ、能登は語りとコーラスぐらいで、神田朱未主導で、そつなくアイドルグループっぽい歌をこなす、c/w曲「Spring Summer,Fall」のほうが、安心して聴くことが出来るのも確かではありますけれど。

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鯨統一郎「タイムスリップ明治維新」(講談社文庫)

幕末、源平、戦国と、大河ドラマの舞台となる時代にタイムスリップするという、ラジオドラマを、毎年の年末年始、NHK-FMにて、田村ゆかりが演じておりますが、そのラジオドラマ1作目の原作小説。タイムスリップする時代に脈絡がないのを、メタ・レベルのお約束として許容すれば、歴史音痴の女子高生と、キザと、お調子者のタイムパトロール、という明快なキャラクターで軽快に進む、歴史SFシリーズです(今年もあるのでしょうかね?)

文庫化を期に読んでみた原作のほうも、肩の凝らない快作でした。

シリーズ2作目ながら、前作(未読)とは、主人公以外のキャラクターは連続せず、独立した作品として読むことが出来ます。むしろ、同作者の「邪馬台国はどこですか」との関連が(オチをバラしているわけではないですが)ある作品です。「邪馬台国はどこですか」続編「新・世界の七不思議」を読んだときに感じた、日本史ネタのほうが生き生きしていますね感は、作者も巻末(田村ゆかりとの対談。作家と声優という、立ち位置での対談なので、ラジオでお馴染みのゆかりん調は控えめ。)で認識していて、なるほど感が有りました。本作は得意の日本史ネタなのが快調な理由でしょうか。国産ミステリ畑の人らしい読み易さも、大きいです。

歴史改編者との戦いを軸として進むお話ですが、歴史改変度を(歴史と大体合っていれば良いという、大ざっぱな)ヒストローム値という数値で表示するため、ノリが、かなりゲーム感覚です。緻密にタイムパラドックスを云々するのではなく、リンカーンを奉行に据えたり、ノーベルを日本に呼んで幕府をダイナマイト武装させようとするような、歴史IFネタで遊ぶ小説として、楽しめました。

中でも、「竜馬がゆく」を本人に読ませて、やる気を出させる下りは笑いました。

図まで書いて計算方法を細かく説明していましたので、展開を期待していたら、ほとんど登場しない明治維新貢献度の話とか、未消化に見える部分もありましたが、殺人現場の間取りみたいな図を、小説中の箸休めとして挟みたかっただけかも、しれませんので、気にはなりませんでした。

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ファナ・モリーナ「ソン」

西洋人形風の切り絵に惹かれてのCDジャケット買い。(切り絵の凹凸がちゃんと有りまして、触り心地が良いです。)

アルゼンチン音響派に属する人らしいので、同ジャンルのフェルナンド・カブサッキの難しい思い出が頭をよぎりますが、本作は、ノイズ・シンセサイザー音が入った、単調なフレーズの反復が続く女子フォークでした。女性ボーカルに癖がありませんので、反復ノイズ一辺倒な印象のカブサッキよりは、格段に聴きやすかったです。癖のない女性ボーカル+単調な繰り返し+変な背景音ということで、ヤング・マーブル・ジャイアンツを連想しました。

ただ、背景ノイズが少ない曲は単調すぎて、眠くなる局面もあったのも確かです。本作中では、猫の声まね(?)が印象的な「UN BESO LLEGA」や、後半のお囃子とメタル・パーカッションが騒がしい「MICAEL」といった、変な声入りの曲が、面白く聴くことが出来ました。

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「N・H・Kにようこそ」、「ちょこッとSister」の第1話感想

2006年7月期アニメ等第1話感想×2

12.「N・H・Kにようこそ」(TVK 月曜深夜)
OP:「パズル」(ROUND TABLE feat.Nino)既発作同様、トランペットや弦をバックに疾走感のある渋谷系。
ED:「踊る赤ちゃん人間」(大槻ケンヂと橘高文彦)字余り絶叫、弾きまくりピアノ、ギターソロ入りヘビメタが相互作用無く並んだだけ。
内容:自虐的な一人称語りと、閉鎖世界を突き崩す起因となる美少女モチーフを「涼宮ハルヒの憂鬱」の後番組で行うのは、不幸かもしれません。OPでの「フリクリ」的お洒落絵柄や、キモい表情の幻覚で、ハイセンスさを主張した私小説ものになるのでしょうか、痛々しい気が。第1話ならではの絵の緻密さと、第1話ならではサービスな牧野由依の淫語は別として、話としての魅力が見えませんでした。△×

13.「ちょこッとSister」(TVK 水曜深夜)
OP:「Doki Doki!My Sister Soul」(ハレンチ☆パンチ)伸びのある女声とラップとロック・ギターまで入った、ごった煮感覚は珍しい。
ED:「ねこにゃんダンス」(同)ユーロ系。
内容:押しかけ女房もの。押しかけ設定をすぐに受け入れる主人公は、大人物かと思いきや、子供放置や、物で機嫌取ったりと、あまり感心できないキャラクターでした。過去ドラマといい、願望充足描写以外は雑な感じを受けました。青年誌レベルのエロ描写があるなら、没入する観客の心理的言訳として機能すれば十分な「願望充足描写以外」は雑でも構わないでしょうが、地上波アニメだと(作中流れたヤングアニマルCMのような)実写以上の過激なサービスって訳にも行かないでしょうし…。速いテンポの音楽とシンクロしたOP&ED画像は好印象ですが。×

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チャールズ・ストロス「シンギュラリティ・スカイ 」(ハヤカワ文庫SF)

SFM掲載の短編同様、宇宙戦艦で宇宙人と戦うような話にしては、読みにくい小説でした。未整理な状態で、思いついたことが全部描いてあるっぽいノリは処女長編らしい、ともいえますが。

終盤に出てくる、物や情報の流通が完全に自由化したため国家権力が崩壊する、ポスト希少性経済の話とかは、ネット世代といいますかか、「アッチェレランド」シリーズの作者らしい気がします。

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SFマガジン2006年8月号「スタニスワフ・レム追悼特集」

「フィアスコ」が未刊行な為か、旧作評論特集。作者の出自を答えにしてしまう巽孝之の「ソラリス」論に違和感を感じました。「~の陽のもとに」版とは、そんなにも違うのでしょうかね。

石黒達昌「この世の終わりは一体どのような形になるのだろうか」☆2
災害避難もの。淡々とした筆致で焦燥感を綴る中、ホテルマンの話とか、感動的な展開もそこここに。実話という触れ込みを外しても☆2

小林泰三「頭上の大地、眼下の星海」☆2
ダイソン球有人探査機内で、地味目の戦闘機同士のバトルもの。巨人との出会いで終わる展開は、単行本収録作の続きゆえの設定、造語が多いこともあり、どこか、アニメの第1話的ノリです。

アダム=トロイ・カストロ&ジェリイ・オルション「ワイオミング生まれの宇宙飛行士<後編>」☆3
ちょっとユーモア入った人間賛歌で綺麗に纏めて、前編読了時の不安を払拭。ラストの1行には、偏狭な反オカルト一辺倒ではなく、そうしたものを含めて人間、と解するような余裕も見て取れる傑作でした。「火星縦断」でも登場した飛行機ネタは、理にかなっているのでしょうが、宮崎駿的飛翔モチーフで、話を盛り上げやすいという利点も。

連載夢枕獏「小角の城」☆1
むさ苦しい豪傑ぶりを見せる猿飛佐助登場。改行連発の短い会話や、寺田克也の挿絵とあいまって、九十九乱蔵っぽさが懐かしいです。

連載田中啓文「罪火大戦ジャン・ゴーレ」☆0
キャラクターは一堂に会して、大団円に向かいそうです。

連載梶尾慎治「ギルティヒル 恩讐星域」☆1
前日譚。SF設定を障害として据えた悲恋ものを甘ぁ~く展開するのは、この作者らしいです。

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YOUR SONG IS GOOD 「FEVER」

特典DVD目当てで、Tower Recordにて購入。

純粋なインストではなく、前作「Walkin’Walkin」同様に、メンバーによるかけ声が入りまくりです。かけ声と、お囃子的ギター・カッティングが中心となり、オルガンやトロンボーンは、効果音的役割を担う、という構造の、お祭りソング(「わぁわぁブギウギ」「熱帯ボーイ」といったタイトルが象徴的)が多く、聴いていて元気が出る作品です。

一曲を選ぶなら、楽しいインストということで、アーチー・ベル&ザ・ドレルズの「タイトゥン・アップ」をちょっと連想するような、表題作の「フィーバー」でしょうか。

特典DVDの内容は、フジロック出演時を含む、10分程度のLiveと、演奏しながらのLive告知でした。メンバー紹介を曲にしてしまった、1stの名曲「"2,4,6,6,1,64" Number」と同様に、Live告知を音楽にしてしまうさまが、なんとも痛快でした。

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「内閣権力犯罪強制取締官 財前丈太郎」、「学園ヘブン」、「無敵看板娘」、「となグラ!」、「コヨーテ ラグタイムショー」、「恋する天使アンジェリーク~心のめざめる時~」の第1話感想

2006年7月期アニメ等第1話感想×6

6.「内閣権力犯罪強制取締官 財前丈太郎」(テレビ朝日 水曜深夜)
OP: 「ゼロの気持ち」(doa)巻き舌シャウト男声
ED: 「もしも生まれ変わったら もう一度 愛してくれますか?」(北原愛子)女子バラード。
内容:冒頭の戦闘機描写だけで、力尽きてしまった感のある作画については、劇画系作品をアニメ化することの難しさもありますので、仕方ないにしても、お話のほうにも、絵をフォローするものが無いです。主人公が、金持ちで幸運であることしか明かしていない段階の、感情移入する素材(良い奴描写とか)が無い状態で、自分勝手さも漂う、水戸黄門的悪人成敗物の展開ですと、感情移入するのは難しいです。(作画嘲笑)ネタというだけの動機で、アニメを観る余裕はないですし。×

7.「学園ヘブン」(TVK 金曜深夜)
OP:「school boys」(YAMOTO)ユーロビート的リズムボックスの音をバックに、ファルセット気味の男声高音。
ED:「パノラマ」(藤岡正明)なよ系男性バラード
内容:自称、平凡な転校生と、超人学園メンバーを紹介するだけで第1話終了。手堅い印象は「極上生徒会」と重なりますが、一応、泥棒退治イベントと人形キャラというフックがあった、「極上」に比しても、捻りの無さが目立ちます。
同性への性暴力に苦しむ少年を、深刻げに描いた中学生日記「誰にも言えない」の再放送を観た直後ですと、主人公の「受け」的屈託の無さに違和感を抱いたこともあり、Aパート後のBLゲームCM4連発以外は、印象は残らず。×

8.「無敵看板娘」(TVK 木曜深夜)
OP:「WILD SPICE」(奥井雅美)女性コブシ+ハードロック目ギター
ED:「無敵なsmile」(高橋直純)淡々と女性的ボーカル
内容:画面の外に迷惑欠けてそうなギャグアニメは、我に返る暇を作らないぐらいのスピード感か、あざといエロやパロといった、メタ視聴言い訳になるものがありませんと、観ていて厳しいです。突っ込み役の母親は、面白いキャラクタではありますが、視聴者代表が(第1話では影の薄い)男役のほうだとしますと、出番は少なそうです。△×

9.「となグラ!」(TVK 土曜深夜)
OP:「DRAMATIC☆GIRLY」(神田朱未・大原さやか・葉月絵里乃・関山美沙紀・辻あゆみ)似た声質が集まっているせいか、合唱感のない、可愛いアニメ声の歌
ED:「逢いたい気持ちから~Placid time~」(神田朱未・大原さやか)大原の姉声がアクセントになった合唱歌謡風。
内容:設定的には、絵柄の親しみやすさとか、「グリーン・グリーン」をソフトにしたような印象のお色気ラブコメ。いい話にして纏めた第1話は気楽に見ることができます。△

10.「コヨーテ ラグタイムショー」(TVK 土曜深夜)
ED:「Coyote」(Naoki and Rina with Power Sound)声量低めの80年代男声アニソン
内容:伝説の犯罪者を追って惑星を飛び回る捜査官の話。宇宙船とかが出るSFながら、銃撃戦は実体弾、傍若無人系の多いキャラクターといった、西部劇ノリ。といいますか、スペース・オペラか。第1話は、大塚明夫や、湯屋敦子の、ドスの効いた声の迫力に押し切って魅せますが、王蟲リスペクト描写や、12人のメカ妹には、作画ユーフォーテーブル+脚本金月龍之介による前作「フタコイオルタナティブ」の双子戦同様、第1話だけメタ的サービスっぽい気持ち悪さも漂います。「フタコイオルタナティブ」同様、作画は緻密で話が支離滅裂系アニメ2006年7月期代表に、堕してしまう不安が。△

11.「恋する天使アンジェリーク~心のめざめる時~」(TVK 土曜深夜)
ED:「Dearest You」(2HEARTS)チャゲ&飛鳥風
内容:冒頭の、宇宙を飛ぶ鳥や、銀河を飲み込む暗黒、光り輝く謎の石板、荘厳な女性スキャットといった、ファンタジィ(というよりは宗教もの臭い)抽象性や、スローモーションを多用した時代錯誤の少女マンガ風味は、失笑寸前の違和感がありますけれど、女性向けゲーム黎明期、まだ、ジャンルのテンプレートとなる手法が確立していなかった頃の作品らしい独自性はあります。△×

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Rocky Chack「Little Good-Bye」

今週分では、電脳世界での無限進化とか、いよいよ、グレッグ・イーガン「順列都市」的モチーフまで登場した、世界と人間の不安定さを感じさせるSF展開と、対照的に、記憶も肉体性も不安定な中で、それでも生きようとする、前向きな主人公に、好感が持て(カミナギ生きてて良かった、と祝福できるような)、SとFとのバランスが(今のところ)絶妙な、アニメ「ゼーガペイン」

当該アニメのEnding曲入りCD。ちょっと懐かしい感じのエコーが掛かったリズムボックスの音をバックとした、男女デュオ。メインの女性ボーカルはやや一本調子の浮遊感系ですが、バックの音の面白さもあり飽きずに聴くことが出来ました。

c/wの「and you」は、m247にてMP3無料配信中の「CHRISTMAS SONG」に似たフォーク風。

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若杉公徳「デトロイト・メタル・シティ」

メタルと渋谷系のミュージシャンが主人公の漫画。ゴシック臭いのか、パンク系か、早弾き系?、といった、ヘヴィ・メタルとして、どんな風なのかを描く描写は作品中にはないので、いわゆる「デスメタル」(真島昌利の「ですメタル」とか)的。

(2006.10.15加筆)本作中に出てくる、コウモリを食うエピソードは、オジー・オズボーンの逸話でしょうが、その、オジーも、打ち上げではしゃぶしゃぶを延々湯通しして食べていたので、あれはキャラ。なんて、話を読んだのは昔のロッキン・オンだったと思いますが。そんな話や、TV番組「オズボーンズ」を例に出すまでもなく、メタルの人の各種装飾は、演出であって、「中の人は、いい人」というのは、洋楽を聴いているような層には、常識化していることなので、それをギャグとして提示されても、少し、困ってしまいます。

むしろ、メタル美学を嘲笑する漫画というより、ナヨナヨとした主人公の顔つき等に顕著な、渋谷系を自嘲する漫画として描写が充実しているか、と。そちらは、笑えるところもありましたが、ただ、自嘲系ギャグが苦手なので、居たたまれなくなる描写も。

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「シュヴァリエ」、「ゼロの使い魔」、「僕等がいた」、「つよきす Cool×Sweet」の第1話感想

2006年7月期アニメ等第1話感想×3+1

番外.「シュヴァリエ」(WOWOW無料先行放送7/2)
内容:中世フランス+バンパイヤハンターもの。雰囲気を出してはいますが、中身のない台詞の嵐と、FPS風縦揺れ主観視点を多用するデジタルな絵づくりには、こけおどし感を強く感じます。絶体絶命!なシチュエーションの中、突然、美少女に変身するっていう終盤の展開は盛り上がりましたが、ズルい感じもします。ともあれ、有料放送分は視聴不能ですので×

3.「ゼロの使い魔」(TVK 日曜深夜)
OP:「First kiss」(ICHIKO)ハイテンポな女性コブシ強調ポップ
ED:「ホントノキモチ」(釘宮理恵)スローテンポな曲調に、甘えた声。
内容:魔法学園を舞台に、落ちこぼれ少女が少年を拾う話。第1話の段階では、少年側は未知数で、魔法学園の設定にも独自性がありませんと、釘宮理恵演じる、気の強い(ところが、劣等感の裏返し)な少女キャラの魅力が全てです。学園物ならではの解りやすさがあるため、基本設定説明と、ヒロインのキャラ紹介をそつなく、こなしています。△

4.「僕等がいた」(MXTV 水曜夕方)
OP:「君だけを…」(Mi)舌足らずガールポップ
ED:「アイシテル」(Mi)舌足らずガールポップ+メロコア風ドラム強調。
内容:教師から携帯を隠すことが自立の印って言う描写は、いかにも現代的って気はしましたが、携帯使用度の低い人間には異様なメンタリティに見えます。主人公らに共感できない状態で、主人公が一目惚れする展開を観ますと、惚れた理由はイケメンですから、といわんばかりなので、少女マンガと思って観ても、ついていけません。「NANA」から、バンド出世物語と女子友情、という取っつきやすさの部分を排したような印象です。×

5.「つよきす Cool×Sweet」(TVK 月曜深夜)
OP:「素直になれない」(Little Non)声量のない女子バンド
ED:「open」(詩月カオリ)KOTOKO風金属エフェクト声のバラード
内容:演劇好きな女の子を主人公とした話ですけれど、主人公と全く無関係な、攻略対象全ヒロインをとりあえず紹介、というギャルゲー原作ものに特有な展開に、時間を割いたせいでしょうか、話が薄っぺらく、主人公キャラの魅力が伝わってきません。場面切り替えに、脈絡の無い美少女サービスイラストを使う手法は、さすがに、あざと過ぎて、気分が悪くなります×

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The New Cars「It's Alive」

The Carsの曲を中心とした再結成ライブ・テイクと、スタジオ新曲×3入りアルバムです。新曲「Not Tonight」には、BlackBerryでE-mailを、とかいった今時(?)な歌詞があったりしますし、The Carsの未発表曲ということではなく、新(しく作った)曲、ってことで、今後、オリジナルな活動をする気があるのかもしれません。

80年代バンドThe Carsの再結成に、60年代からやってるTodd Rundgrenを新規メンバーとして入れる、というのは、本末転倒感がありますが、Toddが、Rick Ocasek(本作には不参加)の歌声と、かん高い裏声ってところで似ているのも確かです。Toddの歌と、分厚いコーラス、フワフワしたキーボードの音色、といった、スタイルには、ToddのバンドUtopiaの80年代作のアルバム「POV」を連想したこともあり、足し算バンド的な違和感は感じませんでした。派手でどこか安っぽいギターがUtopiaとの違いでしょうか。

元々のThe Carsについては、熱心なリスナーではなく、ラジオ関東「全米top40」を聴いていた頃にチャートに居た「Shake It Up」「You Might Think」といったシングル曲は、そりゃ、懐かしいですけど、大部分の曲は初めて聴いた曲なので、普通にポップなロックといった印象でした。もっぱらToddへの興味で購入していることもあり、Toddが在籍したThe Nazzの名曲「Open My Eyes」(ライブ盤中、一番格好いい気がします。)や、「I Saw The Light」も演ってくれているのが、嬉しかったです。


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「貧乏姉妹物語」/「おとぎ銃士 赤ずきん」の第1話感想

継続して観ているのは、「うたわれるもの」「ゼーガペイン」くらいだったりしますので、新規も期待しつつ、な2006年7月アニメ等第1話感想×2

1.「貧乏姉妹物語」(テレビ朝日 木曜深夜)
OP「深呼吸」(Splash Candy)つたない歌のロッカバラード。
ED「そよかぜらいふ」(酒井香奈子)幼い声の打ち込みモータウン風。
内容:オールドスタイルなホームドラマに、プラスして萌え絵柄。キャラ紹介の第1話とはいえ、視聴者の予想通りのベタな、すれ違い話。なのに、すれ違い→和解に至る心情を、登場人物と、ナレーション役の幽霊が台詞で全て説明したために、物凄くわざとらしい感じになってしまっています。貧乏というマイナス面を見つめる必要のある題材は、負の描写を苦手とする萌え絵柄の作品に向いていない気がします。×

2.「おとぎ銃士 赤ずきん」(テレビ東京 土曜朝)
OP「童話迷宮」(田村ゆかり)合いの手を入れやすそうな速めの曲。
ED「clover」(marhy)ケルト風味バラード。
内容:少女戦士が主人公の少年を守って戦う話。釘宮理恵の甲高い声で喋るお節介な幼馴染みや、バトルの場所が秋葉原で背景にメイド喫茶とか、田村ゆかり本人出演CMとか、オタ指向深夜アニメ的方向性と、携帯風おもちゃ販促や、土曜朝9時という時間帯、捻りのない設定紹介展開といった、女児向けアニメ色とが併走中です。ただ、オタも少女趣味の変形みたいなところがありますし、童話という少女趣味の原点モチーフで、両者を纏めることができますと、新鮮さに繋がるかもしれません。声優修正で△

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