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ライダ・モアハウス「アークエンジェル・プロトコル」(ハヤカワ文庫SF)

序盤だけ。

女探偵が主人公の電脳ハードボイルド。宗教、天使ネタ。

美女の依頼人に鼻の下を伸ばす探偵っていう、探偵ものではお馴染みのシチュエーションの男女逆転版(情けなさ表現アイテムとしての「ロマンス小説」とかの小ネタも)っていう、冒頭シーンは凄く面白くて期待したんですが。

主人公の過去ネタを使い尽くした中盤以降は、主人公の影が薄くなってしまい、単にイベントを進めるだけ、みたいな話がぐだぐだ続いて、イマイチでした。

天使がらみの設定は説明に乏しく、主人公、作者ともに宗教問題を正面から取り扱う気概もなさそうですので、単にイメージとしての天使に頼った安直さを感じましたし、電脳ネタのメインである、mouse.netの設定も、1発ネタとしては笑えましたけれど、(PC関連のジョークとしては、聞いた話のような気もしますので)延々と、引っ張るほど魅力ある展開にもならず。

冒頭での期待が大きかった分、尻すぼみ感が。

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