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kashmir「○本の住人 1」(MANGA TIME KR COMICS)

異常性不足。次作に期待

「わたしのおにぃちゃん」内のイラスト「わたしのおにぃちゃんの耳」等での、萌え絵と異常性の同居ぶりが気に入っていた、kashmirの、初単行本。

あずまんが大王木村先生的な変態兄と、常識人の妹との日常4コマまんが。

「粘土で桃太郎改」とか、変な絵が面白いエピソードもありますが、少なく。視点役の妹が、変態兄や、異常な友人の世界に対して、ノリツッコミ化せず、距離を置いている結果、妹まで巻き込んだ、萌え絵で異常な世界の形成まで至らずに、4コマまんがの変人キャラと一般人の対比で終わってしまっているのに、寸止め感を強く感じます。

寸止め感は、むっく「眼鏡のお年頃」を読んだ時に感じた、「タイガーブック」の暴走ぶりがなく、ただの4コマだなぁ、という感じに近いのです。ですので、掲載誌が、「眼鏡のお年頃」同様、萌え系のまんがタイムきららMAXとはいえ、ゆるい日常が基本スタンス(偏見?)の、芳文社のまんがタイム一派掲載という事情ゆえかもしれません。来月刊行の電撃大王掲載作「百合星人ナオコサン」は、もう少し狂っていた印象があるので、次作に期待。

いかにも、装丁担当、里見英樹らしい、帯裏での遊びは、ナイス。

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