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映画「劇場版  どうぶつの森」

抽象的アニメ世界での雰囲気系

アイテム収集ゲーム(64版、DS版、共に、序盤で挫折しましたが。)の映画化。
堀江由衣(の中でもかなり高音目の声)&折笠冨美子シェル先輩を思い起こすような、落ち着き系。)という、深夜アニメの主役級×2による、掛け合いが聴けるだけで、良いです。

ただ、ゲーム自体に、はっきりしたストーリーが無いこともあって、映画版も、バイトや化石集め、といったゲーム内イベントを提示するだけで、淡々とした日常に終始しています。別れてしまった恋人たちの話なんか、未消化で終わりますし、お話としては、面白味に欠けます。

もっとも、「森」に主人公が来た理由や、村人の大部分が動物である理由を、作中で全く説明していないので、観た目通りの、実際の世界を舞台にした少女の自立ドラマではなくて、抽象化世界での箱庭療法もの、と邪推する余地はあります。けれど、主人公が治療中という話だとしますと、また、「森」で一年を繰り返す、というラスト(&「Wii版で会いましょう」というテロップ)は、後味が悪すぎです。やはり、見た目通り、ゲームの追体験として、雰囲気を楽しむべきものでしょうけれど、ゲーム挫折者には、いまいち。

大貫妙子の癒し系バラードでエンディングというのが、填っている、雰囲気に浸る系の映画です。

12/28 ワーナーマイカル新百合ヶ丘にて鑑賞。

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公開中の映画「劇場版 どうぶつの森」を観賞。ゲームキューブ、ニンテンドーDSで発売された国民的人気ゲームソフト「どうぶつの森」の映画化作品。5歳の娘と一緒に観賞。なぜかホッと安心する平面的な二次元アニメ。どうぶつ村は、人間とどうぶつが仲良く暮らすふしぎな村。そこ... [Read More]

Tracked on 2007.01.16 at 09:40 AM

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