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布袋寅泰「SOUL SESSIONS」

「KILL BILL」ネタの「BATTLE FUNKASTIC」が良。

布袋寅泰が1曲毎にゲストを集めたアルバム。

吐き出すようなボーカルにギターリフという、いわゆる、布袋ソロのようなスタイルを取っている曲は、vs 中村達也 「カラス」ぐらい。基本的には、ゲストを中心とした曲に、布袋がギタリストとして、参加するような形の作品です。

色々なジャンルのゲストを集めているため、バラードやら、U.Kとか連想しそうな、バイオリンとの弦楽器バトルなインスト(vs 葉加瀬太郎「ボルサリーノ」)まで、バラエティに富んでいて、飽きさせません。ゲストに、個性の強い歌声が多く、布袋より、ゲストの曲、といった印象になっています。

町蔵名義のほうがしっくり来るような、絶叫フォーク調の、vs 町田康「タンタルスの誤読」、エルヴィス風甘いボーカルの、vs BRIAN SETZER「TAKE A CHANCE ON LOVE」、特徴的な歌い方のvs 井上陽水「東へ西へ」あたりは、特に。

本作中のベストは、映画「KILL BILL」での使用が印象深い「新・仁義なき戦い」のテーマのキャッチーなフレーズをバックに、ラップというスタイルの、vs RIP SLYME「BATTLE FUNKASTIC」。ヒップホップならではのサンプリング/ネタ感が、楽しいです。「ホテイ!カモン」とのラップと共に、現れるギター・ソロには、爆笑しました。布袋のギター・ソロ自体は、俗っぽいフレーズが多く、アルバム全体で続けて聴くと、ダサい印象なのですが、この曲のように、ネタと思って聴くと、ダサさが、かえって味になっています。

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