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グレッグ・イーガン「ひとりっ子」(ハヤカワ文庫SF)

第3短編集。
SFマガジン掲載時にも、過去SFのガジェットを連想させた、表題作もそうでしたが、G・A・エフィンジャーのモディ風、人格改造を題材にした「行動原理」や、I・ワトソン「マーシャン・インカ」を連想させる「決断者」といった、SFガジェットから、(短編なこともあり、やや強引に)自由意志テーマに結びつけてゆく話が連発。ですので、第2短編集を読んだときと、同様の感想になってしまいました。

そんな中、史実ネタの中篇「オラクル」が、史実ネタ作品特有の、作中の意味不明な細部描写が、図式臭さを消していて、好印象でした。

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