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映画「マリー・アントワネット」

監督の映画

嫁入りした異国に馴染めず苦悩しますが、子供が出来てからは、別荘で幸せに暮らしました、という話。

嫁入りから、フランス革命前夜までのお話ですが、時代ものっぽさは乏しいです。フランス宮廷という舞台は、主人公の少女が世界に感じている違和感、を表現するための装置でしかないと、いいますか、監督のソフィア・コッポラが、少女の自殺ものを撮った人らしい、と聞いて納得してしまう感じ。

異国に馴染めない理由の大部分が、主人公の性格にあるように描いている(夫は、不器用ですけれど、いい人、という風に描いているので、キルステン・ダンストの演技力問題っていうわけではないと思います。)ので、主人公の苦悩に同情出来ないのですが、監督(に共感できる少女感性の持ち主たち)には、「何故、世界に違和感を抱いているのか」なんて、説明するまでもないことなのかも。唐突な上に、後に続かないフェルゼンとの浮気話も、ついて行けませんでしたが、すごく苦悩していたことの裏返し、と解すべきなのでしょう。

監督の自己満足という気もしますが、最後まで徹しているので、スタイルと割り切って観ることが出来ましたので、さほど悪印象は無く。

目当てだった、予告編で掛かっていたGang of FourをB.G.M.に贅沢三昧、という痛快シーンは予告編使用部分がほぼ全部なのは残念なところ。ダンスシーンのB.G.M.とか、NewWave系ってので脱力した笑いが出来たのは良かったですが。

2007.03.23新宿武蔵野館にて鑑賞。

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