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映画「300(スリーハンドレッド)」

敵は幾万有りとても~♪的痛快さはありますが・・・

歴史物。フランク・ミラー原作という点に惹かれて、観てみました。

金髪マッチョの主人公軍団が、悪い(奴隷制と女性蔑視)有色人種の群れを、バッサバッサとなぎ倒す(だけの)展開の映画でした。

奴隷制の話とかは、真面目に受け取ると、(作品内暴力を正当化しようとする意図が)嫌らしい構図です。ただ、議会を仕切る裏切り者を、結局、暴力で排除していく終盤の展開は、歴史固有名詞が、「男の美学」を正当化するための言い訳で有ることがあからさまです。「男の美学」大好きな、フランク・ミラー作品らしい、っちゃらしいので、目くじらを立てる気には、なりませんでした。

原作漫画は未読ですが、ナレーションの多用をはじめ、顔の陰影を強調したカットや、死体が樹になっているところや、忍者風の親衛隊など、フランク・ミラー作品っぽいなぁ、と思わせるところは、多く、原作の漫画に、忠実な映画化なのかもしれません。
合戦シーンが、横から見るシーンが多いせいか、NHK大河ドラマの合戦シーンっぽい大味さなのは、残念なところですが、巨人、犀、象といった、敵が繰り出す秘密兵器に、あっさり勝つところは、意外性があって、面白かったですし、まぁまぁの映画といった印象(2時間を切るコンパクトな上映時間にプラス修正を付けて)。

2007.07.14 池袋HUMAXシネマズ4にて鑑賞。

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