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ラスカル・フラッツ「スティル・フィールズ・グッド」/V.A.「アイドルマスター XENOGLOSSIA キャラクターアルバム Vol.2 - 熱唱!サンライズ巨大ロボットアニメソング 嵐」/釘宮理恵「THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 08 水瀬伊織」/二階堂和美「関白宣言」/坂本龍一+中谷美紀「ちいさい秋みつけた」/ケブ・モ「Big Wide Grin」

最近聴いたカバー曲

ラスカル・フラッツ「スティル・フィールズ・グッド」
映画「カーズ」のサントラ参加時に気になっていた、今時カントリーのバンド。
メロディとコーラスの綺麗さが魅力になっている、懐かしい(80年代アメリカン)ロック味のバンドです。

ザ・フー「フーアーユー」を一寸連想させる、綺麗なコーラス&リフで盛り上げる、アルバムタイトル曲「スティル・フィールズ・グッド」や、大仰寸前の歌い上げっぷりと、ギターソロの「ノー・レインズ」といったアップテンポ曲は、ブライアン・アダムスを連想するような、土臭いロックっぷりが、楽しいです。フィドルが入ってカントリー色が入りつつも、メロディは、ジェリーフィッシュ的ポップ・ロックを聴かせる「シークレット・スマイル」も好印象です。

歪みの無い美声での、ビートルズ「レボリューション」のカバーは、綺麗過ぎる気もしますが。



V.A.「アイドルマスター XENOGLOSSIA キャラクターアルバム Vol.2 - 熱唱!サンライズ巨大ロボットアニメソング 嵐」
アニメ版「アイドルマスター XENOGLOSSIA」の声優陣による、ロボットアニメの主題歌カラオケ歌唱集。
田村ゆかり「アイアンリーガー~限りなき使命~」は、意外に、コブシを回さない綺麗な歌唱ぶり。一見、熱血ながら、実は、心優しいキャラだった、伊織らしい歌い方かも。斎藤桃子「疾風ザブングル」の、初音ミクを思わせる非人間的な歌い方も、浮世離れしていたアニメ版真美っぽい感じ。アルバム中、気持ち良く聴けたのは、堀江由衣「メロスのように -LONELY WAY-」。原曲のサビのしつこさに、堀江由衣のアイドル声が、上手く嵌っています。


釘宮理恵「THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 08 水瀬伊織」
こちらは、本家ゲーム版「アイドルマスター」(は、Eランクで、止まっているカードが・・・)伊織のキャラソン集。釘宮理恵の曲が7曲纏まっているので購入。
映画「時をかける少女」の主題歌として印象的だった、奥華子「ガーネット」のカバーは、一言づつ区切って歌う、「ホントノキモチ」を思わせる釘宮の歌唱法に加え、元々台詞っぽい歌詞の曲に台詞が加わっていて、甘ったるい歌声と相まって、より、アイドルの曲っぽくなっています。カバー以外では、「i」が、リズムボックス反復の中、この種の曲では珍しい、中盤のトランペットのソロが、印象的です。


二階堂和美「関白宣言」
伴奏のYour Song Is Goodを目当て、さだまさしのカバー曲を、シングル「ハミング・スイッチ」から、iTunesMusicStoreで、つまみ食い。
「亭主関白」という、原曲発表当時の「時代遅れ」から、裏返しの愛情を読み取らせる、っていう歌詞は、今となっては、ネタとしても、理解し難い世界なのでは?という気もしますが。ただ、トロンボーンが大活躍な、Your Song Is Goodの軽快な伴奏のおかげで、寒々しさの無い、パーティ・ソングになっています。


坂本龍一+中谷美紀「ちいさい秋みつけた」
三波春夫とかも参加しているカバー曲集、「にほんのうた 第一集」から、iTunesMusicStoreで、つまみ食い。
囁くような中谷美紀の歌声と、坂本龍一「エナジーフロウ」的ピアノと、砂を流すような効果音を、単色の陰鬱なシンセに載せた、所謂エレクトロニカ路線の曲です。中盤には、ケーナまで加わり、あざとい癒し系ノリぃ、と思いつつも、子守歌系メロディと、エレクトロニカ路線との相性の良さには、つい、聞き入ってしまいます。


ケブ・モ「Big Wide Grin(輸入盤)」
先月、12年ぶりに来日していたのを今、知って、自分アンテナの低さに、地団駄を踏みながら(といっても、ラリー・カールトン来日公演のゲスト扱いでは、仕方が無いかも。ブルース分野に興味が有るわけじゃありませんので、専門誌は買っていませんし。)、2001年リリースの旧譜を購入。

ポップなメロディを、柔らかい声とギターで、淡々と歌うバラード「Infinite Eyes」「Big Yellow Taxi」は、相変わらず、この人らしい聴きやすさで、良いです。アルバム自体は、セサミストリートで演ったという、「Everybody Be Yoself」や、タイトルに「Grandma」や、「Father」が入っている曲が有り、家族がテーマのよう。

カバーも多く、スティービー・ワンダー「可愛いアイシャ」を、ジャズ・スタンダード風アレンジで、かしこまって歌っているのは、なんだか、妙に面白くて、思わず、笑ってしまいました(音楽聴いて、嘲笑でなく、笑うのは久しぶり)。この曲も層ですが、アメリカの愛唱歌「アメリカ・ザ・ビューティフル」を、スライド・ギターをばりばりで、ブルース臭く歌っているのも、かえって、元曲のメロディの良さが、現れている気がします。企画ものっぽいアルバムってことなのかも、しれませんが。

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「21世紀を夢見た日々・日本のSF50年」(NHK教育)

「ETV特集」(NHK教育 日曜夜)の10/21放送分は、日本SF作家クラブ創生期を回顧するTV番組でした。

なんといっても、SFマガジン初代編集長福島正実が保存していた、という、録音&録画テープが貴重です。星新一小松左京筒井康隆といったSF作家第1世代の肉声を聴くことが出来、著者近影で見ていた姿の動く所を見ることが出来ます。話の内容は、Live版「SF作家オモロ大放談」とでもいった感じの、馬鹿話ですが。星新一の写真を、肉声に合わせて口パクさせる演出のダサさも、レトロ風味になっています。

全体的な番組内容は、SF作家達の、アニメ、特撮との関わりから、戦後日本史みたいなノリも交えつつ(SF作家がブレーンとして参加した、大阪万博「三菱未来館」の記録映像を出す辺りは、NHKの底力とでもいうべきでしょうか。)、「SFの浸透と拡散」まで、と結構、(薄味ながら)色々な話が有りました。

そこから、現代の、秋葉原、エヴァ、メタSFハルヒに繋げるエピローグは強引過ぎる気もしましたが、色々な方向に広がった話を、1時間半で纏めるには、手頃な落とし所かもしれません(今週分では、女戦士イサコが追いつめられ、大盛り上がり中の、サイバー「となりのトトロ」こと、「電脳コイル」(NHK教育)でも良かった気もしますが)。1/1綾波と、未来スーツ風栗山千明との2ショットin秋葉原、という不思議映像のサービスもありましたし、楽しい番組でした。

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北野勇作「ウニバーサル・スタジオ」/伊藤計劃「虐殺器官」/「田村ゆかり写真集 そらいろ。」

最近読んだ本

北野勇作「ウニバーサル・スタジオ」(ハヤカワ文庫JA)
架空のテーマパークについての、掌編集。架空設定に、あまり説明が無いのは何時もの作風ながら、ライバルの「東京ネズミランド」といった駄洒落ネタや、大阪ネタで、架空設定が「意味」付けされてしまいますと、作者の傑作「かめくん」のような、”象徴っぽい世界でまったり”だけする訳にはいかず。何だか、はぐらかされたような感じになってしまい、一寸、気持ち悪い読後感でした。
本作中では、皮肉なノリの「規則」が、4頁の短さながらも、皮肉さが、話の芯になっていて、良かったです。



伊藤計劃「虐殺器官」 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)
映画、文学の引用が好きなナイーブ軍人を主人公にした、近未来陰謀もの。
(ナイーブさの裏返しとしての)リアルを求めるかのような、ミリタリー描写には、虚淵玄の小説「ファントム」を連想しました。敵の正体は、矢吹翔シリーズ(笠井潔)のニコライ・イリイチが、山田正紀「終末局面」しているみたいな?感じで、意外性はありませんものの、ナイーブ描写のおかげで、主人公の立場に沿って読めますので、不自然さが無く、面白かったです。ヒロインとの交流シーンだけ、やけにあっさりしているのには、短編同様、「日本SF」感を、強く感じましたが、また、一興。


YOJI KAWADA「田村ゆかり写真集 そらいろ。」(KONAMI OFFICIAL BOOKS)
写真集を買うのは、広末涼子以来になります。声優雑誌でのグラビアや、CDジャケットを担当している、川田洋司撮影なので、安心の造り。ハワイ撮影だからといって、派手なビキニとかは無いですが、海辺を歩くショットが綺麗でした。

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「獣神演武 -HERO TALES-」/「しおんの王」/「キミキス pure rouge」/「レンタルマギカ」/「プリズム・アーク」/「もやしもん」の第1話感想

2007年10月期アニメ等第1話感想×6。今期はここまで。特段、期待出来そうな作品が無かったので、「人造昆虫カブトボーグV&V」「電脳コイル」が終わってしまうと、寂しくなります。

18.「獣神演武 -HERO TALES-」(日曜深夜 テレビ東京)
OP「WINTERLONG」(BEAT CRUSADERS)メロコア入ったポップ・ロック
ED「かけがえのない人へ」(星村麻衣)歌い上げロッカバラード
内容:昔の中国を舞台にした、宿命持ち同士のバトルもの。説明臭い台詞の連発で基本設定を説明し、主人公の力を見せるまでが第1話。仲間の死→怒り描写を第1話の中で、高速に行っているため、段取りをこなしている感があります。△×

19.「しおんの王」(土曜深夜 フジ)
OP「LADY LOVE」(RIZE)ボーカルのエフェクト具合といい、今風メタル?
ED「My dear friend」(青山テルマ)ディーヴァ風バラード
内容:将棋女子小学生を主人公にしたサスペンス?将棋自体については、解説者役の驚き描写で済ませて、主人公のいい人描写を中心にしていますので、エロっぽい絵のせいもあって、美少女キャラに、魅力が生じています。男役の多い朴璐美を、女装男役にあてる、というのもネタとしては面白いです。△

20.「キミキス pure rouge」(月曜深夜 tvk)
OP「青空ループ」(marble)伴奏のごちゃごちゃした電子音+女子ボーカル
ED「願い星」(snow)懐かしい感じの女性盛り上げボーカル。
内容:学園ギャルゲーもの。のっぺりしたキャラ絵と白っぽい背景で、欲望臭さを脱色しつつ、攻略キャラ一覧。声:池澤春菜の陽気なヒロインは魅力的ですが、気の良い友人キャラが、主人公より先に話を進め出していて、中心となるキャラが不明。△×

21.「レンタルマギカ」(水曜深夜 MX-TV)
ED「宇宙(そら)に咲く」(コミネリサ(lisa))歌い上げ女性ボーカル+ロック・ギター
内容:魔物退治屋もの。ナヨナヨした主人公を、メインにして物語が進むので、女子向け?ロケット噴射する箒に乗った、魔女のビジュアルは中々ですが。△×

22.「プリズム・アーク」(水曜深夜 MX-TV)
ED「そして僕は...」(榊原ゆい)林原めぐみ時代を思わせるサビにエコー入りまくりアニソン
内容:幼馴染みギャルゲー+(昔の)RPGアニメ化っぽいバトル。ギャルゲー第1話っぽいキャラ顔見せ+ヒロイン過去描写+過剰設定紹介まで入れて、物語が無いため、決めポーズ+透過光の剣シーンが、(意味不明な)ハッタリに見えてしまいます。×

23.「もやしもん」(木曜深夜 フジ)
OP「カリキュラム」(依布サラサ)女性ボーカルのネオアコ
ED「Rocket」(POLYSICS)攻撃的ニューウェーブ・パンク+ピコピコ
内容:変人研究室もの。アニメらしい誇張が無く、原作マンガ(未読)の再現っぽい「ノイタミナ」路線。マンガなら一コマであろう、可愛らしい菌が散らばる描写を、アニメーションで見せるのも、作品のテンポを、のんびりとさせてしまっているだけの気が。△×

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The Brian Setzer Orchestra「Wolfgang's Big Night Out」/Mary J. Blige「Reflections - A Retrospective」/Massacre「Lonely Heart」

最近聴いた曲

The Brian Setzer Orchestra「Wolfgang's Big Night Out」

新作は、(コンサートでも演っていましたが、)クラシックカバー集。ビッグバンド+ロックギターの編成で、有名クラシックを、のんびり演奏していますので、商店街のB.G.M.っぽい大衆性が、あります。

「禁じられた遊び」風ギターソロで”エリーゼのために”という、「For Lisa」にあたりでは、一寸、笑ってしまいましたが。ハワイアン的まったりギターで、”主よ人の望みの喜びよ”を奏でる「Bach's Bounce」や、スパイ映画サントラ風の”世の人忘るな”「Take a Break Guys」などは、アレンジが面白く、単なるカバー・ネタに留まらない、オリジナルな曲として、聴くことが出来ました。



Mary J. Blige「Reflections - A Retrospective」

Fergieに続いて「3 Great American Voices」の予習その2、ということで、Mary J. Bligeのベスト盤。「ヒップホップ・ソウルの女王」との異名を取る、この人については、客演や、チャート紹介番組では、聴いていましたが、アルバムを纏めて聴くのは、初めて。

単調なビートの上に、張りは有るけれど一本調子の歌は、続けて聴いていますと、どこか、流し聴きになってしまいます。声でリズムというネタが有る「You Know」や、George Michaelのような記名性のある声の客演&ゴスペルクワイア風コーラスといった飛び道具で惹き付ける「AS」のような、解りやすい聴き所が別に有った曲が、やはり、印象に残ります。ということで、綺麗なギター(featuring U2ってことは、Edge?)をバックにした、大仰な歌い上げバラード「One」が、一番楽しめました。



Massacre「Lonely Heart」
2003年のLive。旧Massacreの作品も気に入っていましたし、新メンバーである、ドラムのCharles HaywardもThis Heat等で好きな人なので、iTunesMusicStoreにあるのに、気づいて購入。

Liveということもあり、20分近いプログレ系即興大会な「Send」は、一寸だれるところも有りますが、ドラムが元気に鳴っていて、ソロ演奏では無いため、飽きずに聴けます。作中では、(ノコギリ的なギターカッティングの炸裂っぷりが、)旧作っぽい硬質な縦ノリ曲「In」と、白人ファンクっぽい「Gracias a la Vida」の中盤あたりが、良かったです。

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SFマガジン2007年11月号「日本作家特集」

小説以外として、COCO「SFマガジンの早川さん」☆2
単行本未収録4コマ×4とキャラ紹介2頁。欄外作者コメントでフォローが無い分だけ配慮したのか、「よそいき」ということなのか、解りませんが、「早川さん」ならではの、痛々しい自慢&他ジャンル攻撃ネタが無いので、気楽に読めます。

神林長平「さまよえる特殊戦 戦闘妖精・雪風 第3部」☆1
司令部の人間関係をクドクドと語る展開が続くのは、ジャムとのコミュニケーション困難性の暗喩、と解っていても閉塞感が辛いです。

円城塔「Your Heads Only」☆0
「ボーイ・ミーツ・ガール」とかを寓意に使うメタ話は、「キノの旅」を読んだときのような馬鹿にされている感が。

伊藤計劃「Indifference Engine」☆2
近未来軍事もの+「時計仕掛けのオレンジ」ながら、ラストの叙情性は、昔の「日本SF」っぽくて、好感が持てました。スピンオフ元の「虐殺器官」も、読みましょうかね。

連載 朝松健「魔京」☆0
具体性があるので、読める出来。

連載 田中啓文「罪火大戦ジャン・ゴーレ」☆0
グロと駄洒落が少なくて、トリックの説明が続くと、普通の小説みたいです。

平山瑞穂「棕櫚の名を」☆0
幼児期記憶を思い出して、徐々に説明するホラー?「思い出し」方の唐突さゆえの作為性ばかりが、鼻につきます。誤魔化せるほどのエロ情念描写がある訳でも無いですし。

ニール・パレット・ジュニア「銀河ホテルマンは眠れない」☆1
浅倉久志コレクション。様々な宇宙人が泊まるホテル、という設定は面白いですが、オチの強引さで、やや興醒めしてしまいました。

小説以外として、連載 宇野常寛「ゼロ年代の想像力」☆0
宮藤官九郎「木更津キャッツアイ」の、仲良しコミュニティ賛歌は、別に新しい方法論とか言って賛美するようなものではなく、部活ものに代表される定番の良さだと思うのですが。

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「しゅごキャラ!」/「D.C.II ~ダ・カーポII~」/「ef - a tale of memories.」/「もっけ」/「ご愁傷さま二ノ宮くん」/「オーバン・スターレーサーズ」/「Kawaii! JeNny」/「みなみけ」の第1話感想

2007年10月期アニメ等第1話感想×8

10.「しゅごキャラ!」(土曜朝 テレビ東京)
OP「こころのたまご」、ED「ホントのじぶん」(Buono!)声エフェクト入り女子合唱。
内容:少女マンガ原作の変身もの。今の自分への不満が、変身の背景にあるっていうのは、「魔法少女もの」的に正しい気もしますが?幼児向CMからは、視聴対象外オーラが。△

11.「D.C.II ~ダ・カーポII~」(土曜深夜 tvk)
OP「サクラキミニエム」(yozuca*)軽快な女性ボーカル
ED「優しさは雨のように」(CooRie)か細い声
内容:ギャルゲー原作ものの続編。絵柄がのっぺり気味になった?メインヒロイン姉妹と当て馬の幼馴染が居ますから、田村ゆかり演じる芳野さくらは、(ドラマと関わらない)設定説明要員になりそうです。△

12.「ef - a tale of memories.」(土曜深夜 tvk)
OP「euphoric field」(天門 feat. ELISA)綺麗なシンセ。
ED「I'm here」(田口宏子)エコー入りドラム音が印象的な女性ボーカル。
内容:ギャルゲー原作。お話以前の、キャラ同士の出会いのみを複数パート同時進行?凝った画面分割の多用は、監修:新房昭之というスタッフロールで、納得しましたが。「現実りそう」みたいな(格好付けが痛々しい)文字大写しには失笑。綺麗な画面だけで、物語がありませんと、見続けるのは辛いです。×

13.「ご愁傷さま二ノ宮くん」(土曜深夜 tvk)
OP「ユビキリ」(門脇舞以&沢城みゆき)分厚いキーボードの音と、エコー入りドラム音が印象的な女性ボーカル。
内容:マンガ的な(高い所から落ちても死なない)身体能力の主人公が、同居する女の子を守る話。唐突に、バスタオルが落ちるサービス入りの、古風な美少女エロコメのノリ。手堅い造りですが、第1話時点では、ヒロインの魅力が、絵の綺麗さだけなので、サービス以外の見所が不明です。△×

14.「オーバン・スターレーサーズ」(土曜朝 NHK-BS2)
OP「A Chance to Shine」(Akino)オーケストラル・ヒット連発+英語訛りの女性ボーカル。
ED「笑ってた」(スコシ)坂本真綾風というか菅野よう子節というか
内容:フランス製作の、宇宙レースもの。ちょっと、「ふしぎの海のナディア」を思わせる絵柄の、行動的な少女をはじめとした登場人物紹介と、カーチェイスを、テンポ良く。メカの動きも自然な感じです。○△

15.「もっけ」(日曜深夜 MX-TV)
OP「ココロの跡」(小坂りゆ)変なイントネーション
ED「パノラマ」(橋本まい)バラード
内容:妖怪退治もの。オタク受けする省略絵から、ディテールが抜けた結果、昔のテレビマンガのような絵柄といい、言葉がらみだった第1話のオチといい、アニメ向きでは無いのかも。

16.「Kawaii! JeNny」(土曜深夜 tvk)
OP「ルミカ」(桃井はるこ)軽いリズムボックス伴奏。
ED「ハイ・エナジー」(野川さくら&桃井はるこ)ユーロビート
内容:人形劇。悪の秘密結社と戦う変身ヒーローもの、のお約束そのもの。同じ浦沢義雄脚本回の「人造昆虫カブトボーグV&V」がそうだったような、お約束の(単なる)もじりに、終始しそうで、「キッチュ」な楽しみ方以外が難しそうな予感です。△×

17.「みなみけ」(日曜深夜 テレビ東京)
OP「経験値上昇中☆」、ED「カラフルDAYS」(佐藤利奈、井上麻里奈、茅原実里)ハイテンポな合唱。
内容:三姉妹を主人公にした、日常4コマ原作系まったり。良く動く絵が、ギャグを間延びさせるだけの逆効果になってしまっているところや、トラブルメーカーの次女が、悪者にしか見えず、可愛く思えなかった感覚には、アニメ版「苺ましまろ」を、連想しました。△×

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ジェイン・アン・クレンツ「緑の瞳のアマリリス」/西田 東「天使のうた 1」

最近読んだ、女子向け

ジェイン・アン・クレンツ「緑の瞳のアマリリス」(ハヤカワ文庫 SF)
解説によると、ハーレクインで、邦訳がある作者とのこと。
文明が退化し、超能力が一般化した移民惑星を舞台に、大学出たての生真面目ヒロインが、大金持ちの男と一緒に、恩師の死の謎を追う話。

出来は・・・。同じシーンの地の文で、男女両方の内面吐露を書いてしまうのは、疑問ですし、ヒロインと男のどちらにも共感しずらいのは、娯楽小説として疑問。
超能力設定も、説明が雑ですので、設定を超える超能力者が出まくる後半の展開にも驚けませんし、超能力設定について、まるで「バケモノ超能力者ロマンス小説」の設定みたい、と登場人物が口癖のように言うのには、言い訳臭が。何より、超能力自体が起因して、ヒロインと男がくっついたような書きぶりが、ご都合主義感を強めてしまっています。

超能力の相性を合わせるため結婚相談所に影響力があるっていうのは、新趣向で、面白かったですが。



西田 東「天使のうた 1」(ディアプラスコミックス)
「シュミじゃないんだ」に紹介があったBL作家、西田 東の作品。子供を亡くした医者の男と、子供と疎遠な天才指揮者の男、との話。キャラクターの心情に不自然さが無いことと、孤独と救済という、普遍的なテーマは好みですが、性愛で問題を解決しようとしているところや、攻めの愛撫で妻のことを思い出す展開は、やはり、受け容れ難い展開です。

坂田靖子的な落書き絵柄で、BLならではの問題をSF的に追及した「あとがき」には、爆笑。


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「バンブーブレード」/「スケッチブック ~full color's~」/「Myself;Yourself」/「キューティーハニー -The Live-」/「ドラゴノーツ -ザ・レゾナンス-」/「CLANNAD」/「UltrasevenX」/「BLUE DROP ~天使達の戯曲~」/「機動戦士ガンダム00」の第1話感想

2007年10月期アニメ等第1話感想×9

1.「バンブーブレード」(月曜深夜 テレビ東京)
OP「BAMBOO BEAT」、ED「STAR RISE」(広橋涼、豊口めぐみ、小島幸子、桑島法子、佐藤利奈)「COCO」を連想させる女子合唱。
内容:女子部活もの。冒頭、剣道場に入るシーンでのFPS風CG画面揺らしには、閉口しましたが。無口系ヒロインが、意外な義侠心を見せる所で「続く。」なのは、良い「惹き」です。△

2.「スケッチブック ~full color's~」(月曜深夜 テレビ東京)
OP:「風さがし」(清浦夏実)ギター弾き語り
ED:「スケッチブックを持ったまま」(牧野由依)エレピ伴奏のバラード。甘い声ながら、張りが有ります。
内容:女子モノローグ日記。アコースティックな音楽と、白っぽい水彩風画面で、「癒し系」臭は、嫌らしいぐらい。ですが、モノローグを担当する、不思議ちゃんな声:花澤香菜の、あまりの木訥ぶりには、「癒し系」かどうか、なんてことは、どうでも良くなってしまいます。△

3.「Myself;Yourself」(火曜深夜 tvk)
OP「Tears Infection」(KAORI)伸びのある女子+ロックギター+ピコピコ
ED「キミと夜空と坂道と」(いとうかなこ)ドラマチックなカラオケ女子歌
内容:ギャルゲー原作アニメ。第1話は、幼い頃の約束を前振りに、ヒロイン達+気の良い友人×1を紹介する、という、ジャンルの定番展開。サブヒロインであろう、大家の娘が、ドジっ子+眼鏡+巨乳+ミステリ・オタク+超音波声:金田朋子、という複合属性のおかげで、印象が強すぎます。メインヒロインらしい巫女のキャラが、霞んでいます。△

4.「キューティーハニー -The Live-」(火曜深夜 テレビ東京)
OP「キューティーハニー」(ワイルド三人娘)速めのラップ入りカバー。
ED「BUT,metamorphosis」(栗林みな実)ロック伴奏に、
内容:実写。戦闘員との戦いでは、サマーソルトキックもどきがあったりして、アクション面には、力が入っていそうですし、深夜ドラマらしく、ブルマや生乳サービスも有りましたが、お話が・・・。脚本「井上敏樹」のセンスなのでしょうが、主人公が脳天気なのはともかく、お付きの笑われ役も、悪役たちも、(井上脚本の仮面ライダー555辺りに通じる)極端な変人キャラばかりが集まって唐突な行動をするので、感情移入が全く出来ません。×

5.「ドラゴノーツ -ザ・レゾナンス-」(水曜深夜 テレビ東京)
OP「perfect blue」(ATSUMI)高速リズムボックス伴奏に無機質女子歌。
ED「Rain Of Love」(福井裕佳梨)エコー深めリズムボックス伴奏に、バラード。
内容:スペースシャトルが出てくるからSF?絵柄や記者キャラの使い方が、GONZOの過去作品「ウィッチブレイド」「スピードグラファー」を連想させる感じなので、変身超人もの?主人公の過去トラウマと、美形スターと、敵味方それぞれの謎の組織の顔見せと、超人バトルとを、全部第1話に突っ込んだ為、個々の要素が、かなり薄味になっています。親娘もの、という芯がハッキリしていた「ウィッチブレイド」と較べ、散漫な印象を受けました。△×

6.「CLANNAD」(木曜深夜 TBS)
「メグメル -cuckool mix 2007-」(eufonius)か弱い声
「だんご大家族」(茶太)童謡風
内容:ギャルゲー原作、ヒロイン全員紹介の第1話。絵は綺麗なものの、物語を伝える機能の無い背景に終始し、主人公のブツブツ言うモノローグで、全部を説明するという、京都アニメーションの旧作「AIR」「涼宮ハルヒの憂鬱」と同様の手法。紹介されたヒロインより、いかにも声:井上喜久子らしい、おっとり者お母さんのほうが、印象深かったりするくらい。謎少年声(矢島晶子)のシーン以外、「惹き」が無く、(原作再現ぶりを喜べない原作未プレイ者には、)面白み所が、不明な作品でした。△×

7.「UltrasevenX」(木曜深夜 TBS)
ED:「Another day comes」(Pay money To my Pain)今風メタルバラード
内容;実写。主人公が記憶喪失という理由で、強引に設定を説明したものの、水や光のイメージ・映像に尺を割いてしまったせいか、光線撃合+着ぐるみバトルして終わるだけの第1話。マトリックス風に、謎の女に引っ張られているだけの主人公に魅力が見えてきません。細身マッチョな、ウルトラセブンのデザインや、アイスラッガーを挨拶代わりに連発するバトルのスタイルは、新味があって、好みではあります。△

8.「BLUE DROP ~天使達の戯曲~」(金曜深夜 tvk)
ED:「BLUE」(Suara)アコースティック伴奏のバラード
内容:女子寮もの+宇宙戦艦。謎設定の説明はひとまず置いておいて、新しい環境に馴染めない主人公(矢島晶子の張りつめた声が印象的)と、友人との交流といった、心情面を中心に描いているので、話に、入り込み易かったです。△

9.「機動戦士ガンダム00」(土曜深夜 TBS)
OP:「DAYBREAK'S BELL」(L'Arc~en~Ciel)ビジュアル系コブシ回し
ED:「罠」(THE BACK HORN)朗々としたロック
内容:美男子もの。美少年達が、ガンダム暴力で、独善的な平和についての主張を通す、という「新機動戦記ガンダムW」のリメイク的ノリでしょうか。ガンダム×4と、思わせぶりなサブ・キャラクタが多数顔見せするだけの第1話では、ドラマが全く無く、先の展開は全く見えてこないのですが、声:三木真一郎の飄々としたキャラが操縦する射撃系ガンダムなど、メカ描写は綺麗でした。△

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暗黒大陸じゃがたら「家族百景」/The ピーズ「日が暮れても彼女と歩いてた」/菅野よう子&坂本真綾「チョコと勇気」/Juliana Hatfield「Made In China」

最近聴いた音楽

暗黒大陸じゃがたら「家族百景」
初CD化の初期作品。c/w「プッシードクター」は、早めのギターカッティングの縦ノリファンクが、格好良いです。暗いシンセのソロから、轟音ギターから、お囃子ファンクになり、最後は語りになっていく「日本株式会社」の、奇妙な構成も、面白いです。



The ピーズ「日が暮れても彼女と歩いてた」
「とどめをハデにくれ」収録曲のセルフカバーした、シングル。辛そうに声を張り上げている、以前のVersionより、歌声が弱くなったせいか、聴き易くなっています。c/wの「グライダー」リミックスも、アビさんのギターが柔らかい音になっていて、(グライダーっぽい?)浮遊感が出て、良い感じです。

もちろん、The ピーズの場合、新曲が聴きたいってのが、正直なところなのですけれど。



菅野よう子&坂本真綾「チョコと勇気」
iTunesMusicStore配信のCM曲集「CMようこ」から、チロルチョコTV-CMソングをつまみ食い。つま弾くピアノに合わせて、坂本真綾の綺麗な声で、イメージが明確な歌詞を、30秒。短いですけれど、CMソングだけあって、耳に残ります。


Juliana Hatfield「Made In China」
ベストを入れてもお久しぶりの2005年作(次の作品が出ているのに・・・)をiTunesMusicStore購入。「New Waif」「Send Money」といった曲での、(Neil Young「Weld」っぽい?)引っ掻くようなギターの荒れたロックと、舌足らずな甘いロリ声とのバランスが、初期作品っぽくて良いです。声が可愛らしいと、「Rats In the Attic」みたいな手癖のようなギターが鳴っているだけの曲でさえ、無駄が無くて良い気がしてきます。女声メロ・コア風の「Going Blonde」あたりで、(今なら)AVRIL LAVIGNE型ってことになるのかも。

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