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エルトン・ジョン「キャプテン・アンド・ザ・キッド」/シガー・ロス「HVARF-HEIM 消えた都」/チャットモンチー「生命力」

エルトン・ジョン「キャプテン・アンド・ザ・キッド」

11/21武道館の予習(まぁ、70年代のヒット曲を中心にしたコンサートでしょうけれど)的に、2006年リリースの最新作を聴きました。

元気に弾きまくりの、「リチャード・ニクソンからの葉書」「ティンダーボックス」と犬の吠えにあわせた、ピアノが、コミカルな「ノアの箱舟のように」といった、ドラマチックな展開の、ピアノ・ロックが中心です。ベン・フォールズ・タイプといっては、大御所に失礼でしょうか、力強い歌声に、衰えが見えないのが、素晴らしいです。

本領のピアノ弾き語りで、朗々と歌い上げる、「ユア・ソング」タイプのバラード「オールド67」も好印象です。


シガー・ロス「HVARF-HEIM 消えた都」 既発曲の再演(と思うのは、前作と似た感じですから。とはいえ、iTunesMusicStoreで買いましたので、良く解らないのですが。)と、アコースティック楽器中心のライブ集。

音楽について、安直に「癒し」、とか言いたくはないですが、「ハフソール」での、聴き手を包みこむような、エコー入りまくりの裏声と、フィードバック・ギターが、子守歌的反復メロディを奏でるのを聴いていますと、非常に、安らかな気持ちになります。後半の高速バイオリン(?)で、ハイテンションに盛り上がるのも、良し。ライブのほうは、スタジオ・ライブっぽくて、迫力に欠ける地味さですが、「ヴァカ」での木琴っぽい音が、印象的。



チャットモンチー「生命力」
2nd。

既発表のシングル曲のようなポップさを抑えた曲が多いです。冒頭の、はっぴぃえんど「春よ来い」風歌詞の「親知らず」「Make Up! Make Up!」から、本格ギター・ロックが中心です。歌声自体はジュディ・アンド・マリー風の女子声ながら、カッティング中心の轟音ギターの自己主張が、(カラオケ用の歌と、その伴奏的な)Jポップ臭を消していて、聴きやすいです。

基本的には、歌、ギター、作曲を担当する橋本絵莉子のワンマンバンドだと思うのですが、本作では、歌詞をメンバー三人で描いていて、具体的なシチュエーション提示型の高橋詞、恋愛ポエムな福岡詞、メンヘルっぽい橋本詞と、分かれているのもバラエティがあって良いです。悲鳴のような歌とフィードバック・ギター全開の「橙」が、印象的でした。

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