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「よしながふみ対談集 あのひととここだけのおしゃべり」(太田出版)

最新3巻で、1巻での「没日録」の話と繋がった「大奥」も快調な、よしながふみと、女流漫画家ら、との対談集。

よしながふみ自身の自作裏話的な話題は少なく、対談者の作品を含め、他の漫画家(青池保子三原順など、懐かしい名前も。)を、分析的に語りつつ、自作の影響源が、かつての少女漫画にあるという話をしています。あまりに、分析的なので、まるで、漫画評論家の本のようです。「やっぱり、うちひしがれているときには少女マンガがいい。」(76頁)とか、マンガ論的な名言も多いですし。

対談相手は、漫画家以外に、三浦しをんが2回登場していますが、小説家としてではなく、「シュミじゃないんだ」を書いたBL評論家的立ち位置での登場です。この本でのよしながふみは、「シュミじゃないんだ」において語られた、少女漫画の後継者としてのやおい・BL論を、体現しているような、ところがあります。そんなこともあって、「電波男」の世界観をぶつけた対談集、「電波大戦」をちょっと連想しました。

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