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ニール・アッシャー「超人類カウル」(ハヤカワ文庫 SF)

前半はかなり退屈。

少女娼婦と殺し屋という、2人の主人公の話が並列しているのですが、一方は、自分で制御できないタイムトラベルをさせられ、もう一方は、拉致されて、あちこち連れ回される、という、主体性のない展開×2、なせいか、感情移入が困難で、読む側も、作業っぽくなってしまいました

後半のバトル展開では、それなりに、盛り上がるのですが、勝敗の原因は、よく解らなかったので、楽しめず(設定を理解できなかっただけ、でもありますが)。終盤、ものすごい唐突に、主人公の2人がくっつくのも、小説が下手なんじゃ・・・な印象を受け、読後感は良くありませんでした。

あと、(作者の所為では無いですが)、会話文の中で「手のひらサイズのコンピュータ」(350頁)って、言葉遣いには、かなり、違和感を感じました。もう少し、口語っぽい訳語が無かったのでしょうか。

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