堀江由衣「Darling」
人力演奏色の強い傑作
6th。
3th「sky」の時、4th「楽園」の時、5thの「嘘つきアリスとくじら号をめぐる冒険」の時と、ここ数作には、あまり強い印象はなかったのですが、本作は傑作。
バンド黒薔薇保存会のエルエルこと、担当ディレクターの尽力ゆえか、シングル「恋する天気図」が、綺麗なホーンとオルガンエレピが入った、フリー・ソウル風味の名曲だったからなのか、人力演奏色の強いアルバムになっています。
センス・オブ・ワンダー組(難波弘之&そうる透)による終盤が、ベン・フォールズ風ピアノポップ「ずっと」や、鋭角的なカッティング・ギターのロック曲「伝えられない言葉」など、ドラム演奏者のクレジットがある、人力演奏曲は安心して聴けます。打ち込みだと弱点になる、一本調子な歌声が自然に聞こえてきて、この人ならではの綺麗な声を満喫できます。
勿論、「ヒカリ」、「ラブリ♥エブリデイ」といった、景気の良いユーロビート路線も健在ですが、盛り上がりますし、これはこれで必要な曲。
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