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フジロックフェスティバル2008(7/26土)

雨無しで助かりました

朝5時起きで、朝一の新幹線を使っただけ有って、15分待ちでシャトルバスに乗れてラッキー。餅豚丼は卵かけご飯のような味でしたが、ブロバンス風チキンとフライドポテトは、肉軟らか目で良い感じ。

3年前は行っていなかったレッド・マーキーにてモンゴル800。道徳的歌詞のメロコアは、合唱で盛り上がるのにはいい感じ。ギターがスカや沖縄音階を入れたりと、歌謡バンクで盛り上がる以外の曲ではメロディ弱めでしょうか、と思ったところに、ユニコーンの名曲「大迷惑」のカバーとは相手が悪すぎます。MCは「苗場は沖縄より暑い!」とのことでしたが、屋根有り会場の通気の悪さも一因。

イースタンユースが、耳に痛すぎるギターをかき鳴らしているグリーンステージを横断し、ホワイトステージにて、凛として時雨。直立不動の中村345がCD同様のハイトーンなのを確認出来ただけで満足。演奏はブレイクが格好良いです。MCは「早起きありがとう」ぐらいで、極小。

続けて、ASPARAGUS。アコギと、巻き舌英語詞ボーカルのポップロックで、Riddim Saunter風でしたが、客弄りが学生バンド風のMC後、エレキギターに持ち替えてからは、メロディ指向より、結構ハードな感じに。

ジプシーアバロンで、草の上で横になりつつ、サーモン&ガーリックwithアニョ。島唄にコンガ、ベースも入ったワールドミュージック展開の音楽は聴きやすかったですが、MCが滑り気味。

苗場食堂で、巻きソーセージを食します。予想通りの味。

フィールドオブヘブンで観たベティ・ラベットは、女性ソウルながらブルース臭が強くて、ちょっと辛いノリ。バックバンドのメンバーのコーラスが結構しっかりしていたラストのロッカバラードと、弾きまくりキーボードソロが良かったです。

オレンジコート沖仁スモーク・オン・ザ・ウォーターのリフをフラメンコギターでやったりと、客層に合わせたツカミのネタを入れつつ、ギター×2、パーカッション、手拍子2人でポリリズムという、編成。演奏力自慢の早弾き大会ではなく、メロディがはっきりしていて聴きやすく。「雨上がりのマーチ」のあたりでは、霧にけぶる山から日差しが差し込んできていて、雰囲気による印象プラス修正も付きました。観客の盛り上がりに「いつもは固唾をのんで見守っているので、盛り上がってくれると嬉しい」とのコメントにも好感度アップ。
ラストの大作、ファンタズマでは、禁じられた遊びのフレーズ有り、サリフ・ケイタ風の裏声有り、フラメンコダンス有り、強力なリズムのパーカッション有りと、盛りだくさんで、面白かったです。ライブ盤が出ているようなので、CD聴いてみます。

ホワイトステージに戻ってズートンズ。ブルースロックのインプロビゼーションを、今風にした感じ。グルーブもメロディもありませんと、ちょっと、聴くのが辛いです。常に全開吹きまくりの女性サックスと、暴れ太鼓ドラムの単調さが象徴的でした。ラストの曲前で、ボードウォーク経由でオレンジコートへ帰還。

ジャネット・クラインは、フィドルとギター伴奏で、20年代風といいますか、映画「ベルヴィルランデブー」サントラを連想しました。音楽スタイルとしては一種類ですが、伴奏メンバーとのデュエット曲はじめ、男性ボーカル曲やインスト、日本語曲等を交えて飽きさせず。ジャネットの振付も可愛らしく。

ビーフアンドチキンケバブライス?を食します。肉は硬いが食べごたえは有りました。

目当てマーク・スチュワートは、バックバンドのマフィアに加え、ミキシングをエイドリアン・シャーウッド(ドラムのエコー深すぎ)が担当して、1st制作陣そろい踏み。1曲目から、1st収録曲の「リバティシティ」で、新譜曲の中でも、「There Are No Spectators」「Thief Of Fire」といった、ザ・ポップグループ時代のフレーズを入れてくるという、嬉しい展開。巨体でステージをのそのそ歩くマークも不気味でしたが、ドレッドを振り乱して、重く不規則なベースを弾きまくるダグ・ウィンブッシュがひたすら格好良く。

フィールドオブヘブンレタス(落ち着いたグルーヴ)と、グリーンステージアンダーワールド(通路部まで人が溢れていて、人気を痛感。「弐番目のタフガキ」は、CDで聴くと飽きてしまいましたが、こういう場で景気よく盛り上がるには良いですねぇ。)に後ろ髪を引かれつつも、バス、タクシー待ち時間に怯えて、撤収(シャトルバスで越後湯沢駅+タクシーで宿へ向かうため)。

3年前の雨がトラウマになっていますので、つい弱気な選択を取ってしまいましたが、一日通して、雨も降らず、持参した雨具は使用せず。レッドマーキー内を除いては暑すぎることもなく、快適な一日を過ごせました(日曜日は大変だったようですが…)。

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田中ロミオ「AURA ~魔竜院光牙最後の闘い」(ガガガ文庫)

妄想を勇気に変えてゆく主人公が眩しい
2ch用語邪気眼系の痛々しい妄想少女のトラウマを解放する、っていうギャルゲーっぽい(Kanon川澄舞を連想)お話。

設定やキャラに、特段変わったものはないのですが、この種の話の場合、妄想を対象化してみせるべき立場の主人公が、妄想少女たちに対して、当事者意識があり過ぎるという立ち位置が魅力です。そのせいで、ギャグにも、他人事にも、心理学的分析で解った風もなり切れず、鬱憤を溜め、苦悩していくドラマがあります。主人公が、等身大の苦悩をする分だけ、「涼宮ハルヒの憂鬱」的なメタSF臭は抑えられていているので、終盤のラブコメ的な展開も、(メタっぽい話を纏める手段としてのベタ=ラブコメみたいな)図式的な厭らしさは感じませんでした。

妄想を勇気に変えることで、現実をほんの少し変えていく、眩しいくらいのハッピーエンドでは、主人公たちを祝福出来て、なんとも心地良かったです。

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フランク・シェッツィング「深海のYrr」(ハヤカワ文庫NV)

古臭い海洋動物パニック

メタン・ハイドレード開発の話を入れて今風にしているものの、話の盛り上げどころは、シャチが人を喰いまくる、古臭い海洋動物パニックもの。善良な科学者と、権力志向の軍人たちとの対立、っていう図式も、あんまりな古さ。現代の話なのに、「静かに流れる西海岸ミュージック」(中巻426頁)が、「ウェッサィ~」なギャングスタ・ラップじゃ無く、70年代ロックのことっていうのが、象徴的で、読後感は良くありませんでした。

「アビス」とか、映画名の引用がやたら多く、それも、藤崎慎吾作品での一発ネタ的使い方ではなくて、終盤のファーストコンタクト展開とかを、説明するためっていう、あざとさも、読後感を悪くしています。

小説の長さ的に、説明をする余裕が無いなら、ベタや記号の多用も納得出来ますが、本作は、(動物が襲ってきた、世界が危ない、助かった、だけで終わるシンプルな展開なのに)全3冊という、冗長なつくり。主人公2人制なのですが、そのうち一人、ワイン好きで女にモテる海洋学者ヨハンソンが、作者の考えた設定を(お前どうやって気づいたんだよ、って感じで)喋るパートが多くて、ひたすら退屈。ドイツでは長い小説が好まれる、という訳者あとがき、に思わず納得してしまいました。

ただ、暗い過去のせいで環境保護バカになったグレイウォルフは、サブキャラ内で、唯一、ドラマがあり、もう一人の主人公、アナワクと過去を見つめ合うパートは、泣ける展開が良かったです。

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「夏目友人帳」/「ワールド・デストラクション~世界撲滅の六人~」/「恋姫†無双」//「乃木坂春香の秘密」の第1話感想

2008年7月期分は、この辺まで。「恋姫†無双」があって良かったです。

11.「夏目友人帳」(テレビ東京 月曜深夜)△
癒し系妖怪退治物?主人公の独白に、(第1話故か)中二病っぽい説明臭さがあるものの、ここぞという時に出す、美麗な妖怪絵の力もあって、手堅い第1話といった感じです。あと、最近、主人公役の神谷浩史がやっているネットラジオ×2、「さよなら絶望放送」「ラジオマクロスF○※△」を、毎週、楽しみに聴いていることもあって、軽快で優しげな声を聴いているだけで、許せてしまうのでした。

12.「ワールド・デストラクション~世界撲滅の六人~」(テレビ東京 月曜深夜)×
RPG原作の異世界ファンタジィ。唐突な巻き込まれ展開で、キャラクター描写無しだと、面白がる場所が不明です。

13.「恋姫†無双」(MX-TV 火曜深夜)○△
美少女三国志もの。風呂場やパンチラのサービス画像入りで、キャラクターの絵柄自体、いかにもエロゲー原作といった風。けれど、お話自体は、お人好しの主人公が、純真な暴れ者を改心させる、という古臭い人情話を手堅く纏めていて、ちょっと意外な位に面白かったです。旅立ちに涙を見せるべきでない理由を語るラストなど、良い意味で古臭いというか、時代物っぽさにも繋がっています。

14.「乃木坂春香の秘密」(TVK 土曜深夜)△×
身分違いの恋物語?巻き込まれ型の主人公に共感できないのと、メイン・ヒロインに声:能登麻美子(でも、得意の癒し系ではなく、オドオド系?なので、破壊力には乏しく)という以外、特に魅力がないので、見所が不明です。主人公が一般人設定だと、オタクねたの暴走も寸止めになりそうですし。第1話では、OP・EDにのみ登場しているメイド隊のキャラが、実はセールス・ポイントってこと?

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マーク・スチュワート「Edit」/「臆病者と20倍楽しむ方法」ディレクターズ・カット

あの声は健在

「Edit」は、今年出た5th。ソロ作聴くのは、87年の3rd以来なので、20年振り…

女性ボーカルとのデュエット曲「MR. YOU'RE A BETTER MAN THAN I」なんかもあったり、「FREAK CIRCUS」とか、ファットボーイ・スリム辺りを連想させるような解りやすさの、縦のりデジタル・ファンクで、聴きやすいです。

とはいえ、「THE PUPPET MASTER」あたりでは、いかにもマーク・スチュワートって感じのデジタルに歪ませた上に絞り出すような悲鳴声が、炸裂していて、嬉しいです。結局、この声の存在感こそが、マーク・スチュワートですし。

iTunesMusicStoreには、1st「臆病者と20倍楽しむ方法」のディレクターズ・カットも出ていたので、新譜と対比するのも一興と、購入(LPを大昔に、死ぬ程聴いたけれど…)。

懐メロ感もありましょうが、凶悪なまでに、低音をブーストしたダブ伴奏の存在感は、やはり、凄いです。EL&P「恐怖の頭脳改革」でもお馴染み「エルサレム」の教会合唱に、マークの悲鳴が加わる所とか、ひたすら格好良いです。ディレクターズカットということで追加された「High Ideals」のライブ・テイクで、ザ・ポップ・グループの名曲「夢を売りわたすな」のフレーズを絶唱してくれるのも嬉しいところ。

と言う訳で、マーク・スチュワート目当て(正直、今のところ、他に興味持てそうなのは…「凛として時雨」ぐらいですけど。)、土曜日1日だけですが、3年ぶりに、フジロックフェスティバル2008鑑賞することに(当初は、日帰りを考えていましたが、終了21:30なので、奥まったオレンジ・コートからだと、22:20終電は厳しく、一泊することに。)

今から苗プリ取れる訳もないので、雨の中、送迎バス待ちが辛かった3年前より、自分の体力も落ちているだろうし、降らないと良いなぁ、と弱気になりつつも。

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「スケアクロウマン」/「西洋骨董洋菓子店~アンティーク~」/「鉄腕バーディー DECODE」/「薬師寺涼子の怪奇事件簿」/「ストライクウィッチーズ」/の第1話感想

決定打に欠けています

6.「スケアクロウマン」(MX 木曜深夜)△×
フルCGもの。お話は、心優しき精霊と無垢な女の子という、善人同士の癒し系イイ話なので、起伏に欠けます。案山子の頭の布の質感など、CG臭を減らすことに力を入れているのは見てとれますが、エンディング画面の2次元絵の方が良いのは否めず。

7.「西洋骨董洋菓子店~アンティーク~」(フジ 木曜深夜)△
原作は、ちょっと捻っているけど、基本、美青年仲良しもののコメディと思っていたので、終盤の重めのシリアス展開に驚いた作品。アニメ版は最初からシリアス味を前面に出していくようで、ちょっと勿体ない気がします。主人公を演じる藤原啓治のヤサグレ声は、キャスト名を見た瞬間に予想した通りではありますが、良い感じ。

8.「鉄腕バーディー DECODE」(TVK 金曜深夜)○△
変身ヒーローもの。基本設定紹介を手堅く行いつつ。女性型ウルトラマンとはいえ、フィギュア17的重み有るバトルではなく、動きで魅せるアニメならでは、な重力軽視アクションが綺麗です。キャラクターは薄味なので、作画力が失速すると辛いかも。

9.「薬師寺涼子の怪奇事件簿」(TVK 土曜深夜)△
女刑事もの。田中芳樹作品は、「創竜伝」5巻で、独善的な主人公に脱落して以来。本作も独善的な主人公の話なのですが、生天目仁美と、助手役の木内秀信が、共に、嫌みの無い声、ということもあり、不快感は少なく。B.G.Mが志向する「オトナ」っぽさが出ているかというと?ですが。

10.「ストライクウィッチーズ」(TVK 土曜深夜)△
架空戦記っぽく太平洋戦争設定を引用したバトル美少女もの。戦闘機にスクール水着と犬耳をつける理由の説明が全くしていないのも、「戦闘妖精少女 たすけてメイヴちゃん」同様の「お遊び/パロディ」作品と割り切って観れば、美少女の股間アップ連発を楽しめます。暖かみのある萌え絵柄で、(第1話に限っていえば)絵も綺麗でしたし。

とはいえ、戦いの意義とかを、シリアスに演説されると観るのが辛くなりそうですが。

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SFマガジン2008年8月号「スプロール・フィクション特集IV」

IIIから3年ぶり。ミステリマガジン2008年8月号「特集 幻想と怪奇 作家の受難」のほうが…ジャンル度高?

ベンジャミン・ローゼンバウム「蟻の王」☆0
オフビート青春小説の中に、ランダムにIT用語を配置する、という実験?

クリストファー・バルザック「卵の守護者」☆0
生真面目な書きぶりなので、奇譚の面白さは無く、設定から寓意を読み取れ、といわんばかり。

アラン・デニーロ「テトラルク」☆0
オサレ音楽ねた。

バース・アンダースン「テオティワカン」☆0
死を受け容れられない少年の幻想?コアトル神など言葉のイメージで押すのも、この短さなら有りでしょうか。

エカテリーナ・セディア「腸抜き屋」☆0
機械擬人化ものとしてのディティールを描写していないので、ジャンル小説としての面白さは無くて、「人間性」を特別視すべきでない、という理念の説明。

ホリー・フィリップス「眠りの宮殿」☆0
不条理ファンタジィ?

連載 山本弘「地球移動作戦」☆0
気の強い少女テンプレートで、基本設定説明。説明口調は、あえて、オールドSF風にということなのでしょうが…

桜坂洋「ナイト・オブ・ホーリーシット」☆0
語り手の年齢が上がった分、セカイ系痛々しさは後退していますが…

吉田親司「巨橋崩壊 マザーズタワー 序章」☆1
序盤のみ掲載というスタイルは好きになれませんが。ロシア人改造兵士のバトル描写とか、ラノベ的な解りやすさが有ります。年齢不詳の聖女に見えない挿絵は、仕方無いところでしょうか。

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映画「狂気の海」

30分という短い尺故、テンションが高

日本首相と、FBIと、ムー大陸の末裔が、三つ巴の争いをする話。

チープな画面で、破天荒な展開と抽象的な幻想シーンを紡ぐ作風は、いかにも名作「発狂する唇」の脚本家だった高橋洋監督らしい造りの映画です。上映時間約30分という短い尺の中、2転3転するハイスピードな展開のためか、FBI役の長宗我部陽子の硬い表情のせいか、テンションも高く、(チープな画面特有の)エロ本コラージュ的なドギツいイメージに繋がっています。正直、イメージも間延びしてしまったような「ソドムの市」より、ずっと好印象でした。

本作では、日本国憲法9条が引用されたりもしますが、9条、反9条といった政治性には無縁な感じで、監督お得意の強引なテロップねたの一つとして、消費されるだけっていう現代性も、観やすくて、好印象の一因です。

ただ、わたしが観た日の上映では、この9条ネタにからめた、監督と、辻真先切通理作とのトークショーがありまして、その前振りとして、本作上映後に同様の9条ネタが含まれた、白黒版サイボーグ009中の一編、「太平洋の亡霊」の上映がありました。「太平洋の亡霊」のほうは、60年代(という、自らの立脚点を疑ったり、韜晦したりするのとは無縁な時代の)作品ならでは~なハイテンションで、主張を絶叫する作品だったので、どうしたって主張への懐疑的スタンスが滲み出る現代の作品は、対比されると弱いです。続けて観たこともあって、本作のドギツさは、かなり、薄まってしまいました。

トークショー自体は、サイボーグ009制作当時のエピソードや、戦中体験、近作までを、縦横無尽に語る辻真先冲方丁「灰羽連盟」の話まで出るのには驚き。)の元気さが面白かったですけれど、正直、本作を見る環境としては、ちょっと、不幸なものでした。

2008.07.05 渋谷ユーロスペースにて鑑賞。

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「テレパシー少女蘭」/「ここはグリーン・ウッド ~青春男子寮日誌~」/「セキレイ」/「スレイヤーズREVOLUTION」/「魔法遣いに大切なこと~夏のソラ~ 」の第1話感想

ネタとしてはアリですが、面白いかといわれると…

2008年7月期アニメ等第1話(いわゆる、半年休んで第2期ものは、第1話じゃないので、対象外としていましたが、さすがに、5年ぶり、10年ぶりのシリーズ再開は、第1話と考えます。)感想です。

1.「テレパシー少女蘭」(NHK教育 土曜夜)△×
学園舞台の超能力もの。絵柄や設定や意地悪ライバル描写の古臭さは、味でもありますが、人間の心の汚さ描写の落とし前を、超善人の存在で解決する展開は、嘘臭さが。

2.「ここはグリーン・ウッド ~青春男子寮日誌~」(Tvk 水曜夜)×
実写。原作漫画は今でもたまに読み返すのですが、…瞬と忍先輩の実写化には、無理ヤリ感が。OPでの、RPGコスプレは、「ここは魔王の森」を遣るの?

3.「セキレイ」(Tokyo-MX 水曜夜)×
空から落ちてきた女の子に殺し合いをさせる話。バトル設定を真面目に説明せず、主人公がヒロインを気に入る理由の描写も雑だと、バトルものとハーレムもののいいとこ取りをした設定の記号臭さばかりが印象に残ります。

4.「スレイヤーズREVOLUTION」(テレビ東京 水曜深夜)△
RPGファンタジィの古典を、10年ぶりの再開。第1話はキャラ説明で終わり。滑り気味のギャグを、声優林原めぐみのテンションで押し切る感じは、懐かしい「スレイヤーズ」味。

5.「魔法遣いに大切なこと~夏のソラ~ 」(テレビ朝日 水曜深夜)△×
癒し系ロウファンタジィの、5年ぶりの新シリーズ。魔法の扱いかたの独善性は、前の「魔法遣いに大切なこと」でも、ついてゆけなかったことを思い出しました。痛々しいお話になりそうですが、花澤香菜の純朴少女声は好みなのと、背景がやたら綺麗なので、どこまで、騙され続けられるかな、といった所。

なお、目安は、「○(積極視聴)~○△(継続視聴)~△(録画予約のみ)~△×(微妙)~×(視聴脱落)」。4月期の視聴完走作△は、「ヴァンパイア騎士」/「紅」、継続視聴中作△は、「マクロス フロンティア」/BLASSREITER」/「RD 潜脳調査官」です。

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