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コンサート「キース・エマーソン・バンド・フィーチャリング・マーク・ボニーラ」

器用なボニーラの助力が光ります
懐メロ大会なら、前回観ましたし…、と思っていたのですが、新譜が素晴らしかったので、土曜日の追加公演に行ってきました。

 

会場の渋谷AXは、オール・スタンディングで観た経験はありましたが、座席有りは初めて。ラッキーマン終盤での轟音シンセサイザーに、椅子がブルブル震えて、センサラウンド方式!、とか思ったり。

コンサートは約2時間半。新譜+EL&P代表曲という選曲でしたが、新譜同様、マーク・ボニーラのギターと、エマーソンのキーボードとの掛け合い的になる局面が多くて、前回のような潰し合いにならず、主役のエマーソンを立たせる局面では伴奏に回りつつ、自身の見せ場でもあるっていないのは良かったです。

ボニーラのギターは、速弾きソロや、泣きのディストーションといった古典ハードロック美学なものから、リフ中心の重い音までこなす、多彩さが印象的でした。フロム・ザ・ビギニングでのアコースティック・ギターも、エマーソンのピアノとの相性良し。ボニーラは、ヴォーカルの方も、叙情バラードでのグレッグ・レイク風甘い声から、悪の教典#9等で聴かせた、レイク版とは明らかに違う荒々しい声まで、色々あって、飽きさせず。

フロントマンであるボニーラの休憩時間っぽいタルカス中のドラム・ソロが、リズムも何も無く、只、連打するだけだったのには、やや冗長さを感じましたが、DVD「展覧会の絵」でのカールのドラム・ソロもこんな感じでしたから、EL&P的には正しいのかも。

主役のエマーソンは、ソロ・パートの速弾きなどは控えめで、ボニーラのギターソロが補うような感じもありましたが、逆に、リフ曲、本編ラストのアクアタルカスや、アンコールでの庶民のファンファーレアメリカというリフ連発ソングでは、エマーソンの音の気持ちよさが炸裂しています。他の曲で、ブラシでピアノ弦弄り、ハーモニカ、テルミンまで使っていたエマーソンが象徴するような、大道芸的な(「レディース・アンド・ジェントルメン」期のEL&Pを思わせる)楽しさに溢れた、コンサートでした。

コンサート後、タルカスを聴き直したくなりました。

2002.10.18渋谷AXにて

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