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SFマガジン2008年12月号「秋のファンタジイ小特集」

賞競り負け作も、純ファンタジィってのが、SF的に寂しく。

コニー・ウィリス「もろびと大地に坐して」☆-1
いつものように固有名詞乱舞で、説明されなくともネタが解るヒト向け。訳注でオチを説明したフレドリック・ブラウンのステーキ駄洒落ショートショートを連想しましたが、ショートショートなら兎も角、この長さでやられてもなぁ。

特集の下記2作は、純ファンタジィ。チャンのアラビアンナイトにヒューゴー賞、ネビュラ賞で競り負け作、とのこと。

ダニエル・エイブラハム「両替官とアイアン卿――経済学のおとぎ噺」☆1
経済学というか等価交換by鋼の錬金術師をテーマに、一休さん的とんち問答。金融工学とか、そっち関連全体が詭弁呼ばわりされている2008年末にコレは…綺麗に纏まった話なのは確か。


キジ・ジョンスン「〈変化(チェンジ)〉後の北公園犬集団におけるトリックスター伝承の発展」☆0
動物と少女のふれ合い話は、ありがちですが、各章冒頭の小話が魅力的。

連載 山本弘「地球移動作戦」☆0
説明。

連載 神林長平「アンブロークンアロー」☆1
他の登場人物同様、主人公の雪風心酔っぷりに少々呆れますが。揺るぎ無し。

連載 山田正紀「イリュミナシオン 君よ、非情の河を下れ」☆0
「宇宙原理」は、ちょっと面白く。

北野勇作「カメリ、子守りをする」☆2
いつもの、のほほん不条理。終盤のSF描写はサービス?。

菅浩江「トーラスの中の異物」☆0
前作同様、謎の化粧があります、というだけ。伏線状態でしょうが、本作だけでは。

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Posted by: daimajin | 2008.11.13 at 02:49 PM

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SFマガジン2008年12月号?632  特集は「秋のファンタジイ小特集」今年のヒューゴー賞ノヴェラ部門受賞作のコニー・ウィリスが掲載されていた。今号はお買い得だった。 雫石人気カウンター  1 もろびと大地に坐して コニー・ウィリス  大森望訳  2 両替官とアイリン卿─経済学とおとぎ噺               ダニエル・エイブラハム 市田泉訳  3 トーラスの中の異物  菅浩江  4 カメリ、子守りをする 北野勇作   5 〈変化〉後の北公園犬集団におけるトリックスター伝承の発展    ... [Read More]

Tracked on 2008.11.14 at 09:52 PM

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