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Qティップ「ザ・ルネッサンス」

2008年に、この音でいいの?…わたしは好きだけど。
ア・トライブ・コールド・クエストのラッパーのソロ2作目。

クラブ・ジャズ的な音を多用したメロディアスなヒップホップだったア・トライブ・コールド・クエストの2作目以降、90年代初期の作品は、聴きやすさと黒人音楽的なグルーブ感の共存が素晴らしく、未だによく聴きます。

解散後のソロ1作目は、わたしが、ティンバーランド系の音に付いていけず、ヒップ・ホップの良い聴衆でなくなりつつあった頃のリリースということもあり、印象は薄いのですが、その1作目リリース時から数えても、久し振りの新譜。

本作は、2008年に、この音でいいの?(Tーペインとか、ゲストに呼ばなくて大丈夫?80年代風シンセ音は?)と心配になるような、懐かしい音でした。

まず、2ndの名曲「シナリオ」を連想させる掛け声で始まる「ムーヴ」、3rdのタイトル名を歌詞で引用した「ダンス・オン・グラス」など、かつての作品を連想させる音ネタに懐メロ的嬉しさが。サウンドの方も、暖かみのあるリズム・ボックスを使った、メロディアスな90年代初頭型ヒップホップという、ア・トライブ・コールド・クエスト時代を思い起こさせる内容で、今のトレンドはどうあれ、わたしは、好きな音です。

勿論、完全に昔のまんま、という訳ではなく。ゲストのいる曲で、特にベースが、いかにも人力演奏っぽい生音志向なのが、ア・トライブ・コールド・クエストとの違いでしょうか。中でも、ヒップ・ホップでの客演は珍しい(?)ノラ・ジョーンズを招いた囁き系メロディ曲「ライフ・イズ・ベター」のまったり振りが、印象的でした。

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