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イエス・ウィー・キャン:ヴォイセズ・オブ・ア・グラスルーツ・ムーヴメント

音楽には、色は無し

バラク・オバマの選挙キャンペーン用のコンピレーション・アルバム。

ライナー・ノートは半分以上が、オバマの演説文で、曲自体も、クワイア引き連れたライオネル・リッチーが盛り上げる1曲目「エターニティ」以外も、アメリカ、世界、約束の地とそれっぽい単語が乱舞していて、景気の良い理想主義なオバマのキャラ・ソンっぽいです。

収録作は、キャンペーン・ソングだったスティーヴィー・ワンダーの名曲「涙をとどけて」といったベテランから、U2「プライド」「オーディナリー・ピープル」風の大仰なピアノ伴奏でカバーしたジョン・レジェンドや、マルーン5のVoアダム・レヴィーンのような若手まで多彩。

ネガティブなイメージが出ることを避けるためか、攻撃的なヒップホップは、カニエ・ウェストぐらいで、メロディの綺麗なソウル~合唱系ロッカバラードが中心の聴きやすい造りになっています。中でも、懐かしのアメリカン・ロックな、ジャクソン・ブラウン「ルッキング・イースト」、ちょっと、ジェリーフィッシュ的美メロ曲の、ロス・ロンリー・ボーイズ「メイク・イット・ベター」、ゴスペル系らしからぬ、しっとり系バラードのヨランダ・アダムス「ホールド・オン」シェリル・クロウらしからぬ(?)お祭り乗りの「アウト・オブ・アワ・ヘッズ」、あたりが、好印象です。

オバマ演説をサンプリングしたケブ・モのアメリカン・ザ・ビューティフルや、ビービー・ワイナンズ「アイ・ハヴ・ア・ドリーム」は、さすがにネタ臭が否めないですが、素晴らしい歌であることは確かですし、音楽自体には政治色無いので愛聴しています。

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