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チャールズ・ストロス「アッチェレランド」(海外SFノヴェルズ)

強引な
SFM掲載の短編(第1部)を含む未来史ものですが、主人公を子孫に変えた第2部、第3部のせいで、だいぶ印象は変わっています。

現実のような制限条件の無い電脳空間ノリを、未来世界に外挿する小説は、いくつか有れど、本作の外挿は、かなり強引で、「SF」、それも山田正紀イズムな奴を感じさせます。

そんな、世界説明(ゴシック体を使って、小説自体とは区切って表現)は面白いものの、小説のほうのストーリーは、夫婦喧嘩と親子喧嘩に終始していて、どこか、「パパの原発」っぽい矮小さがありました。まぁ、世界の最先端から置いていかれた「シンギュラリティ」後、どう自己実現していくか(答え:家族)という、今っぽい纏め方に繋げる意図でもありましょうし、これはこれで。

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