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虚淵玄「アイゼンフリューゲル」(ガガガ文庫)

最終戦は盛り上がりますが…
龍に挑戦する飛行機野郎の話。全2巻(と、短めなのは1巻の商業成績のせい?)

龍と空軍のファンタジィは、「テメレア戦記」とか、ありましたが、本作では、より設定フェチなオタク系といいますか、秘密兵器同士の最終決戦は無邪気な格好良さに満ちていて、殆ど架空戦記ノリ。

ただ、ラストで主人公の行動を肯定する神様(=龍)が出てきた所為で、お伽噺化してしまい、中盤までの、「戦争」という負と隣り合わせの切実さは、消え失せてしまったのが残念。「飛行」に希望を託す「(身勝手な)男のロマン」物語だから仕方ないところでしょうか。

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