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大沖「ひらめきはつめちゃん(1)」(BLADE COMICS)

\お父さん/

「はるみねーしょん」の女子高生宇宙人が、小学生発明家に変わったものの、絵柄も、口癖「\すげえ/」な、とぼけた不思議ちゃんノリも不変。ただ、眼鏡と作業服が明和電機を思わせる、在宅お父さんキャラがいるので、萌え世界の外の世界が、画面の中に見て取れて、読みやすいです。

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柳原望「高杉さん家のおべんとう 1」(MFコミックス)

萌「きのう何食べた?」

食レシピで、日常的な思いやりを描写する「きのう何食べた?」系。

まるいちがデコ弁(71頁)で登場するのも懐かしいですが、物言わぬ「弁当」に善意を反映させる造りも、「まるいち的風景」。善意に溢れた世界を描く作者には、女子中学生との同居もの、という萌え系は、良い居場所なのかも。

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アーティスト・フォー・ハイチ「ウィー・アー・ザ・ワールド25・フォー・ハイチ」

当世風リメイク

大義名分有るのでリメイク。音源+P.V.をiTunesMusicStore買い。

マイケル・ジャクソンのテープ・デュエットや、オート・チューンズ声といった手法も当世風ですが、何より、白人男性ロック系の人たちに存在感が無いのが、今のチャートの人気者を集めるとそうなるよなぁ、という印象を受けました。伴奏は元ネタどおり、古風な合唱バラードなので、つんのめった今風リズムを使えず、凄い個性の声もいないので、破綻は無いけど味気ないリメイクな気も。

そんな中、ファーギーセリーヌ・ディオンとが、硬質高音をぶつけ合うパートは、キャラが立っていて面白かったです。

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「刀語」/「ハートキャッチプリキュア!」/「天装戦隊ゴセイジャー」の第1話感想

補遺…

2009年1月期アニメ等第1話感想補遺。

1.「刀語」(フジ 月一不定期)△
時代劇なら、社会を描かざるを得ない訳で。美少女と主人公のみのセカイで、好感度上げるだけの「化物語」では、誤魔化していた西尾維新原作の記号っぷりが、露骨に鼻に付きます。絵柄も記号的ですし、主人公も記号的に強いとしか描写されないと、記号でない存在感を与えうるのは、声優が全てという事態に。とはいえ、饒舌なヒロイン役の田村ゆかりや、2話ゲストだった宮本充の声は大好きなので、今のところは問題無し。

2.「ハートキャッチプリキュア!」(BS11 日曜朝)△×
プリキュアも「チェンジ」を掲げるご時世。シリーズ物の手堅さはありますが、トラウマ吐き出す鬱バトルな設定は、薄味な「キャシャーンsins」になるのかなぁ。

3.「天装戦隊ゴセイジャー」(テレビ朝日 日曜朝)×
戦隊物実写。第1話の子供が、2話予告にも出ていて、「子供」押しの作風のやつは観てては辛いからなぁ。

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スヌープ・ドッグ「不思議の国の魔リス」

今時の伴奏

2009年作。
最近、「最後の晩餐」(2000年作)を聴き直して、ファンクな音や、ローリングストーンズ「ミス・ユー」カバーの緩いノリを楽しんだので、新譜も、と数作振りに購入。

本人のラップは魅力的ですが、リズムボックスのつんのめった音ばかりを強調する今時伴奏には、安っぽい印象が否めず。伴奏が味気ないこともあり、R.ケリーのように歌力有る人がメロディを歌う「ピンピン・エイント・イージー」の力強さが良かったです。

もっとも、「最後の晩餐」も買ったときはピンと来ず、「1stに較べると…」とか思っていたので、慣れるのに時間が掛かるということかも。

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パブリック・イメージ・リミテッド「メタル・ボックス(Vinyl Replica Edition)」

ギターの鋭角度UP

P.I.L.の2ndが30周年記念リマスター。小さいながらアナログ初版同様、円筒状の金属ケース入りで、CDラックに入れ辛いです。

音の方は、リマスターの所為か(アナログ初版の音は聴いていないので)、クリア度が上がり、「アルバトロス」でのキース・レヴィンのギターは、旧CDでもキンキンでしたが、それ以上に尖った金属音なのが、ひたすら気持ち良く。ニューウェーブ名盤を堪能。

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「侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG!!」

小林靖子脚本らしく

戦隊物では恒例になっている昨年戦隊と共演するシリーズ番外編。

シンケンジャーのメインライター小林靖子脚本らしく、キャラクター掛け合い重視で、ロボ戦はお飾り。レッド2人の対立話を中心に、コミカルな描写と2戦隊分のバトルを入れての50分。レッド2人が、指揮官型のシンケン、熱血型のゴーオンと、キャラが被っていないこともあり、最初は対立していた2人が、手を組んで敵を倒す王道の造りが、綺麗に纏まっています。「本物は、強い」とか、シンケンジャー本編での展開とリンクした台詞遊びがあるのも嬉しいところ。

2010.02.06 ワーナーマイカル新百合ヶ丘にて鑑賞

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劇場版「涼宮ハルヒの消失」

長門は可愛いですが
昨年TV初放映されたタイムスリップ話「笹の葉ラプソディ」は(久し振りに観るハルヒは)面白いなぁ、と思いましたが、その後日談。

原作1冊目を読んだときに感じた美少女に囲まれたメタフィクション世界と、男だけ(画面の色味も陰鬱な)現実世界、の並列を、パラレルワールドとして見せるっていうのは、本作らしい話。ただ、美少女世界を選ぶことのデメリットが全く無いので、仰々しく問いかけられても、盛り上がらず。謎はハルヒが、段取りは大人ミクルが、バトルは長門が解決しているので、主人公は決意表明のみ。結局、いつもの杉田智和節と、大人ミクルの歩くシーンの重み感への拘りなど、端正な京アニ絵を楽しむのみ。

TV版の超然キャラから内気萌えキャラに変化した長門のシーンは可愛らしかったし、それをふまえたラストの顔隠しシーンは感慨深かったですが、正直、「笹の…」の次の週にTVで観かった気も。

2010.02.06 TOHOシネマズ海老名にて鑑賞

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「ホープ・フォー・ハイチ・ナウ」

どバラード多めですが…

同題チャリティ・ライブのiTunesMusicStore配信版。
ビヨンセテイラー・スウィフトリアーナ(オートチューンズでビブラート掛けないと、存在感が薄い)といった現チャート常連から、スティービー・ワンダーのような大御所まで揃って、高ビットレート版が20曲1200円。安さに釣られて購入。

趣旨が趣旨なので、アコギ・ピアノ伴奏のバラード(「レット・イット・ビー」「明日に架ける橋」といったベタ選曲)が多いのは、仕方無いところ。

中では、荘厳なクワイア合唱と存在感で圧倒するマドンナ「ライク・ア・プレイヤー」や、うねるベースの微かなレゲエ臭が嬉しいスティング「ドリブン・トゥ・ティアーズ」で、力のある歌声が聴けて良。
メアリー・J・ブライジ「ハード・タイムズ・カム・アゲイン・ノー・モア」のような直球メッセージソング絶唱も、70年代っぽいザ・ルーツのグルーヴィな伴奏のおかげで、聴き易くなっています。

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SFマガジン2010年3月号「2009年度・英米SF受賞作特集」

久し振り「秋のファンタジィ特集」号や「JGバラード追悼特集」号も読んではいたのですが…)

ナンシー・クレス「アードマン連結体」☆0
老人物。相変わらずの情念炸裂。
ジェフリー・A・ランディス「マン・イン・ザ・ミラー」☆1
1アイテム1登場人物のアイデアストーリーとして秀逸(元ネタ知らないだけかも)。ラストの感傷も良。
キジ・ジョンスン「26モンキーズ、そして時の裂け目」☆0
短くて、よく解らず。
ジェイムズ・アラン・ガードナー「光線銃――ある愛の物語」☆1
自意識過剰(とラストで説明しちゃっている)青春もの。光線銃の描写が全くないため、象徴っぽく見えすぎるのが難点。後、中二痛々しさ文学では、和物に一日の長か。

コラム「今日の早川さん通信1」ドラマCDのキャスト集合写真は、声優・アニメ誌のよう。

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「エンコミ2010!」

未完ぽさが惜しい「ヘヴン」
前回同様の同時刊行フェア。 「なごみクラブ」の2巻と、「犬暮らし」同様のエッセイ「今月のわんこ生活」(ダイトコミックス)と、旧作文庫化(はこの辺で終了?)。

旧作「ヘヴン」(白泉社文庫)は、美形ロボットと戦争後の世界が出てくるSF。ロボだけなら「ミセスウォルフォードの遺産」が有りましたが、未来社会描写が有るのは、この作者には、珍しく。色々な形で現れる「天国」モチーフも神話的味わいのある作品でした。「俺は神様が守るグループに属していない」(67頁)とか、ハートフルな台詞が印象的な、いつもの優しい物語でもありますけれど。

ただ、伏線引いたドクターのエピソードとか、未完っぽさがあるのが残念で、そこを惜しむ解説(SF作家の小川一水という人選にも驚き)に共感。

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