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ジェイムス・テイラー&キャロル・キング「トルバドール・リユニオン」

JTの美声が圧倒的
2007年のライブCD+DVD。DVDは、全曲+MC字幕訳+エンドクレジット付きのしっかりした造りの作品で、CDの方がオマケ。

キャロル・キングは珍しく、ピアノソロっぽいこと遣っているのが珍しいですが、先日の来日公演に較べても、声に今一力無く。ジェームス・テイラーの美声(と響き重視のアコギ)が、圧倒的なのとは対照的。まぁ、技術力的には、JT>>越えられない壁>>CKなのは、CKは、(ジャケット写真同様)満面の笑顔で、JTを見つめている場面とか、客席同様に指笛をヒューヒュー吹く場面とか、ムード・メイカー的存在。

来日公演セットリストからの抜粋的選曲ですが、CKお祭り曲「スマックウォーター・ジャック」を残して、しっとりし過ぎないようにしてるのも、ムード・メイカー的。

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うさくん「うさくんの脳みそやわらかい」(電撃コミックス EX)

うさくん節
「コミック電撃大王」等の一般誌掲載作を纏めた短編集。

「マコちゃん絵日記」と同じうさくん節ですが、同作のプロトタイプ的な「キッコとタレ美」シリーズは、オチまで頁数が短過ぎる所為か悲惨過ぎて今一かな。
珍ゲームを紹介する、ゲーム会社「にゃん天堂」シリーズは、テンポが良く、久し振りに苦しくなるくらい笑いました。

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荒山徹「忍法さだめうつし」(祥伝社文庫)

史実に疎い所為か、楽しめず
高麗末期~李氏朝鮮初期(対日本的には、元寇~和冦の時期)を題材とした伝奇物の短編集。

表題作は、短編では仕方無い面もありますが、馴染みの薄い朝鮮史実説明が多く、加えて、情緒的ナショナリズム臭(読者サービス?)が有るため、どのくらい正確・正統な歴史認識の説明かも、良く判りません。別に、正誤自体はどうでも良いのですけれど、全部嘘かも…と思ってしまうと、”史実と地続きな嘘”という、歴史伝奇の魅力が見えてこないので、小説としては、楽しめませんでした。朝鮮史実に「ある!ある!」と、言えるような人が読者対象なのかも、しれません。

そんな中、「怪異高麗亀趺」が、伝奇物っぽい性秘術や、タイム・トラベルなどのケレン味が(とはいえ、ガンダムねたは、少々やり過ぎかも)面白かったです。

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スラッシュ「スラッシュ」

ゲストVo主導の造り
2010年作。1曲毎に客演ボーカルを迎えたソロアルバム

「伊藤政則のROCK CITY」での(自身のリハビリやMJを語った)インタビューが面白かったので、アルバム買い。

ゲストVo主導の造りで、ギターは脇役。マルーン5のVoアダム・レヴィーンのポップロック「ゴッテン」とか、わざわざココで遣らなくても、という曲も有り。普段、メタル聴かなくて新鮮という事情もありますが、むしろ、アイアンメイデン的なギターリフで埋めた「ナッシング・トゥ・セイ」(VoのM.シャドウズは、アヴェンジド・セヴンフォールドというのに納得)あたりに、好感。

目当てのファーギーは、「ビューティフル・デンジャラス」で、相変わらずの金切り声を上げているのは、嬉しく。

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田村ゆかりファンクラブイベント2010

いつもの+野外
バンジージャンプ(「心の準備が出来たら、声を掛けてください」の時が、一番緊張)や仮面ライダーWショー(未だに共演モモタロスなのは、ピエロ役に最適だからでしょうか)等を、観つつ、開始時までの暇潰し。

本編は、野外会場ならではの、夕陽に輝く姿が貴重な歌パート(「Sugar Time Trip」という、懐かし目の選曲が嬉しく)の後は、定番のまったり運動会、今回は玉入れ。

鷲崎健の進行はテンポ良かったのですけれど、本編終了後パートで登場した、三嶋"みっしー"章夫producerの、緩くも暖かい喋りの方に、FCイベントらしさを感じてしまったのも確か。本編終了後のお楽しみパートは、新曲PV撮影参加。(遠距離恋愛席なので、映りはしないでしょうけれど、)ポンポン振り続けの飛び曲に追随するのが精一杯で、ゆかりんを眺める余裕は皆無だったので、PV完成が楽しみです。

2010.05.16 よみうりランドオープンシアターEASTにて参加。

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パブリック・イメージ・リミテッド「ALife2009」

後期よりは、きっちりした造り

2009年末の再結成ライブ盤。公式サイトのディスコグラフィにも載った正統作。

2nd発売30周年を契機とした再結成ということなので、2ndからは7曲と多いですが、他は、1st、7thから各3曲、3rd~5thとソロ作から各2曲、レフトフィールド/ライドン名義1曲、というセックス・ピストルズ後をベスト盤的に総括した選曲で、「フォー・アンクローズド・ウォールズ」とか、P.I.L.初期曲を遣っているのが嬉しいです。

MCで「ジョニー・アンド・ボーイズ」と自称するように、ジョン・ライドンの声と伴奏という造りですが、ブルース・スミスの跳ねるドラムが小気味良い所為か、P.I.L.後期の緩さが無いのは、素晴らしいです。

ジョンの声は、往時より太く低くなっていますが、元気な怒鳴り声は健在ですし、ルー・エドモンズの「泣き」のギターも、「パブリック・イメージ」のような軽快なロックンロールには、合っています(勿論、キース・レヴィン刺々しさは皆無ですが)。

驚いたのは、「ライズ」「フラワーズ・オブ・ロマンス」等での観客合唱と手拍子の多さ。旧作「パリ・ライヴ」が、MC「シャラップ」と、観客を拒絶していたのからすると、隔世の感がありますが、再結成祝いとしては有り。

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Theピーズ ONE MAN LIVE 2010「春」

無念

新作「44-5盤」発売記念ライブ。

「三連休」でスタートってのは、連休中開催ならでは、な趣向でしたが、終盤の「何様ランド」の迫力は、いつものTheピーズ「yeah」で、叩きまくりなのに強弱の付いている、佐藤シンイチロウのドラムが、特に、印象的でした。選曲も、Theピーズ聴き始めの頃一番好きだった「世紀末のうた」を遣ってくれたのが、何とも嬉しく。

当方の事情(開始直後から、気分が悪くなり、一時待避)で、楽しみきれなかったのが、残念無念。ハイジャンプを連発していたアビさんの力強さが羨ましい…

2010.05.04横浜ブリッツにて鑑賞。

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最相葉月「星新一 一〇〇一話をつくった人」(新潮文庫)

「人民は…」著者の伝記
作家:星新一の伝記。(sf年間ベストに入っていたのを思い出して、文庫なら、と購入。)

父の会社倒産時の人間関係で苦しんだことの反動で、人間の情念希薄なショートショートに走るものの、回帰するかのように父や祖父の伝記を描くことに、…というストーリー。SF作家というより、星新一が自らの父について描いた「人民は弱し 官吏は強し」(ショート・ショート本と横並びで読んでたので、その重苦しさに驚いた記憶が有ります)の作者、という立ち位置。

本書前半、父話が延々続くので、著者は、歴史上の人物名を景気良く並べてみたかっただけじゃ…とも邪推してしまいましたが、父話で纏めると、図式的といいますか、エセ心理学的な明快さが有るのも確か。「歴史」って、こういう風に出来てくんだなぁ、と感心。

その後の、日本SF黎明期や1001話を描くための苦労話は、(苦労話が、星新一の作風と重ならない所為もあって)オマケ感強く。

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Arnold Mcculler「Sabor」

A.O.R.
先日のキャロル・キング&ジェームス・テイラーライブでコーラスを担当していた(ソロパートも1曲有りました)黒人男性シンガーの2008年作。会場で売っていたのを、ライブご祝儀買い。

パーカッション・アコースティックギターを中心とした、嫌みの無い伴奏で、ブラジル風味が入った、A.O.R./ブラ・コンという、懐かしい音。(公式サイト行くと、いきなりA.O.R.の大御所ボズ・スキャッグス「ジョジョ」の直球カバーが掛かるのにも納得。)

嫌みの無い伴奏に加え、バック・シンガー歴長い人らしく、歌唱が安定しているので、非常に聴き易く。やや、まったりし過ぎの感有るので、本作中では、エレピとコーラス隊とで盛り上がる「Oil on My Skin」が好印象。

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