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バーナード・ベケット「創世の島」(早川書房)

思弁小説
口頭試問を舞台とした中編(行間を広くして、ソフトカバーが一冊という豪奢な造りですが、1400円なら有)。

「中国語の部屋」の話とか、人工知能についての議論が大半を占める、非常に直球な造りの思弁小説スペキュレイティブ・フィクションでした。

極端に象徴的な登場人物名と、世界設定をぼやかして説明している為、(登場人物への必然性は無く、読者を驚かす為の)「衝撃の展開」が来ること自体は露骨です。ですので、驚きは少ないのですが、ここまでド直球ですと、嫌みは無いですし、序盤のエピソードが、終盤展開の変奏になっているところ等は、感慨深く。

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