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ブライアン・マイケル・ベンディス (著), オリビア・コワベル (イラスト)「X-MEN/アベンジャーズ ハウス・オブ・M」

纏まり良く

パラレルワールドもののアメコミ。

if世界での各キャラの立ち位置変更の徹底ぶりが凄かった、同スタイルの名作「エイジ・オブ・アポカリプス」程のスケールは無いですが(小悪党になってるガンビットや、巻末のミュータントをセレブ化した新聞記事ネタには苦笑)。結局、脳内世界話なので、「ヒーローズ・リボーン」と似た印象、もしくは、和物2次創作で、学園化する緩いお祭りノリを感じました。

本編自体は、ウルヴァリンを主役にした、世界の謎解きストーリーになっていて、絵が統一されていることもあり、全一冊は読み易く。一匹狼ウルヴァリンが「ニック・ヒューリーに憧れていたらしい」(117頁)と自嘲する場面は泣けました。

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グラインダーマン「グラインダーマン2解説付/ボーナストラック2曲収録/国内盤」

相変わらず
2010年作。ボーナストラック目当てで国内盤購入。

ニック・ケイブのアルバム聴くのは、15年ぶり。バースディ・パーティっぽいテンションの高さを求めていたので、うめき声~個性派ボーカリスト志向が、辛くなった記憶のバッド・シーズ名義2nd以来。

基本は、相変わらずの(15年前の「テュペロ」とかより、滑らかさは増した気が)、うめき声+歪ませまくりのギターロック。バースディ・パーティ型ポストパンク路線で格好良く盛り上がるのは、「Evil!」ぐらい。全体的に、「Bellringer Blues」とか、メロディアスな曲が多いのですが、良いメロデイでも+呻き声だと、に載せられても…困ってしまいました。

ボーナストラックの「Heathen Child」に参加しているのは、(どういう人脈で、ニック・ケイブと繋がったのか想定しずらい)ロバート・フリップ。曲冒頭と終盤に、綺麗に弦を振るわせる、「スターレス」的ギターが鳴っています。グラインダーマン本隊のギターは、歪ませまくりなので、本隊ギターとの差別化は図られていて、フリップ御大も相変わらず元気、といったところ。


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Zac Brown Band「Pass the Jar」

ライブもロック

2009年のライブ2CD+DVD。カバー目当ての購入。

曲芸のような(速いだけの)速弾きや、メンバー退いてゲスト押しの局面が多いこと等、アルバムに較べると、バラード曲では、やや大味なノリ。

ですが、ザックの良く伸びる声は、綺麗ですし、「Who Knows」、「We’re Gonna Make This Day」(ズンドコ太鼓に合わせたメンバー・ゲスト紹介の後、セキュリティの人と思っていた無表情黒服巨漢達が、いきなりラップしだしたのには、驚きましたが…)等ジャムるロック曲での、明朗快活さはライブでも健在。

カバーは多く。泣きのギターを始めとしてジャムりまくりのビートルズ「Blackbird」ボブ・ディラン「I Shall Be Released」(「ラスト・ワルツ」繋がり?)、ボブ・マーリー「One Love」の他にも、「It’s Not OK」内で「聖者の行進」の一フレーズを歌ったり、と多彩で飽きさせず。

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Killing Joke「Absolute Dissent」

キャリア総括風

2010年作の13th。カヴァー曲集のボーナスCD付目当ての為、輸入盤を購入。

前作よりも、ギターの濁りが減り、声のエコーが深くゴス臭くなったのが特徴的。

表題作をはじめ、分厚いリフで押すスラッシュ系?が中心ながら、グギャっと唾を吐くような声が初期作品っぽい「Depthcharge」「Love Like Blood」期のようなメロディアスさの「Honour The Fire」「Democracy」時代のようにピコピコる「European Super State」等、キャリア総括風の印象を受けました。
初期作のテンションは無いものの、最近、ロック・ロックした五月蠅い音を聴いていなかった所為もあり、元気になれる感じが良かったです。

ボーナスCDの方は、Nouvelle Vagueが変化球なボサノバ・カバーしても、ゴス気味悪さの消えない「Pssyche」は楽しく。

基本はこちらも、ロック系ですが、ミニストリー経由っぽい縦ノリカバー「Wardance - Mad Capsule Markets」、ギター以外は歌も伴奏も80年代エレポのような「Love Like Blood」(Dead By April)、テクノ度強まり過ぎてプロディジーみたいな「Democracy」の NIN Remix等、デジタル系への影響も興味深く。

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田村ゆかり LOVE ♥ LIVE 2010 * STARRY☆CANDY☆STRIPE *最終日

楽日でも楽しい


映像収録な最終日でも、構成作家をステージ上に立たせる、ラジオのノリで、いつもの楽しいゆかりんライブ。

基本的には、先の横浜2dayと同じセットリストながら、アコースティックのコーナーで違う曲、それも好きな「涙のループ」だったのは、嬉しいところ。

過去の国際フォーラム参加者「入れ替わらないね」と、からかうMCに苦笑していたら、振りだったかのように、ダブル・アンコール曲「レゾンデートルの鍵」前のMCで、「もうちょっとだけ、頑張る」と、おセンチな決意表明。

CD聴いたときは、「レゾンデートル」という重い言葉を、雰囲気ワードか、判じかねていたので、決意表明と合わせて聴くと、心に入って行き易くなった気がしました。

ただ、前回の感傷には、只驚くだけでしたが、2度目になると、カウント・ダウン的怖ろしさも有るなぁ、とも思いつつ。ライブが一期一会と再確認しつつも、来年は有る、ことの幸せを噛み締めつつ。

2010.10.30東京国際フォーラムホールAにて参加。

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