« November 2010 | Main | January 2011 »

「スフィア in 3D!特別先行上映」



途上

NHKホール公演の3D映像をblu-ray発売前に先行上映+最新シングル「moon signal」の11月の武道館公演テイクをオマケに。

12/9「豊崎愛生のおかえりらじお」での紹介を聴いて、思いたち鑑賞。ノンスタンディング推奨回だったので、サイリウム振る人もいない普通の上映会。

3D映像とはいっても、4人全員を1画面に納めるための引いた画像が多いため、3Dの有難味は乏しく。むしろ、カメラに近い、客のサイリウムや特効テープのほうに立体感有るのには、苦笑。

ライブの内容自体、スタジオマジックの無いライブでは、4人の声はバラバラなのが、聞き苦しく。「REALOVE:REALIFE」等、元気な縦ノリ曲の多いスフィアの場合、切れの良いダンスを見せる戸松遥の横で、肩で息をしている豊崎を見ると、大変そうだなぁ、という印象を持った位。

ただ、オマケの武道館分は、3Dでない分だけ解像度高い画面、伴奏もカラオケ→生バンドで、4人の歌唱一体感も増していて、段違いに素晴らしい出来(3Dも、スフィアも、発展「途上」ということかも…)。

2010.12.10 新宿バルト9にて鑑賞。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

シーロー・グリーン「ザ・レディ・キラー(初回限定スペシャル・プライス盤)」

一見、古風なソウルですが…

2010年作。文字スクロールがニコニコ動画の弾幕っぽくて面白い(ゲームネタの歌詞もニコ動的)「ファ★ク・ユー」P.V.目当てに購入。

元はラッパーとのことですが、本作に、ラップは無く完全な歌もので、デルフォニクス「ララは愛の言葉」を連想するような、裏声多様&大仰なメロディ楽器の古風なソウル・ミュージック造り。

ただ、古風なのは、声、メロディ楽器といった上物だけ。「フール・フォー・ユー」等、リズムが、つんのめった変則リズムっぽいせいで、聴いていて、どこか、居心地が悪く。(ティンバランド以降の当世風が、チャート現役音楽として必要という事情も解りますけど)解りやすいソウルに徹底して欲しかったなぁ…

いっそ、トリップ・ホップ化している「プリーズ (Feat.セラ・スー) 」のように、完全別物に徹した造りの曲のほうが、聴き易く。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

マイクル・フリン「異星人の郷」(創元SF文庫)

終盤は医者物っぽい感動さ

ファースト・コンタクトSFではあるものの、人間側主人公の方も、馴染みのない中世のキリスト教神父。(かなり科学的認識持っているキャラではあるのですが、)理解し難い世界観を持つ主人公の目で、理解しがたい宇宙人を観るという構造になっていて、共感しづらい構造の小説。

一方で、お話の方は、中世ヨーロッパの日常話。おそらくは、…中編版(未読)から引き延ばした部分が地味で、 邪推するに、作者が調べたことを全部並べた感じ。中世ヨーロッパ蘊蓄に思い入れ無いので、読んでいてシンドかったです。

終盤、ペストという絶望的状況に誠実に対応する主人公の人格者っぷりは、医者もの的感動がありますし、主人公の誠実さが、キリスト教精神に由来しているように描かれているので、宗教=馬鹿の安直構図で無い重層性も好感持てるのですが…

| | Comments (0) | TrackBack (0)

25th Anniversary Rock & Roll Hall of Fame Concert

楽しそうな懐メロック

2009年のNYでのライブBlu-Ray2枚組。アーティスト名の下に「inducted 年号」と入るのは、殿堂入りした年号っぽいのが、いかにも、「ロックの殿堂」25周年記念物らしく。

フォーク・ソウル中心のBlu-Ray1枚目では、サイモン&ガーファンクル「ボクサー」、ロックの2枚目のブルース・スプリングスティーン「ジャングルランド」で、一番大きい客合唱が起こる、要は、70年代懐メロ大会。

売りは、若手と世代を超えた共演という奴。お祭りだけあって、派手で楽しく。

U2エッジのキンキンギターと、ファーギー相変わらずロック姉な大声と、老ダンス教師のようなミック・ジャガーの踊り。これらが一体になって、3世代ロックっぽい楽しさの「ギミー・シェルター」は、「ロックの殿堂」25周年記念という会の趣旨に合っているのか。中でも、サム・ムーアらを紹介してカバーするときのスプリングスティーンが、笑顔一杯の親父ロッカー楽しそう、な感じで、とても和めました。

ただ、ビートルズ曲を含む大名曲大会はお買い得感有る一方、懐メロの緩さは否めないのも確か。演奏としては、ボーナス・トラックの「フリーウェイ・ジャム」で、フュージョン上がりっぽい、ベースをπ/持ちしたタル・ウィルケンフェルドと、延々ジャムるジェフ・ベックや、ワールド・ミュージック乗り全開のポール・サイモンソロといった、懐メロックな空気を読まない人たちの方に、現役感が有りました。

あと、現役感といえば、アニー・レノックスのTシャツ柄も、同時代性一杯でしたが。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

ライブ「晩秋シリーズ2010」/DVD「OFFICIAL BOOTLEG 2」

例年

「晩秋シリーズ」は、例年、この時期に行われるツアーのライブ名。

先鋒は、ゲストの「HINTO」。ニューウェーブ入った綺麗なギターと、素朴なボーカルとのギャップが凄い音で、ちょっとローザ・ルクセンブルクを連想しました。無表情女子ベースがいるせいで、サカナクションとか、今時BANDっぽい佇まいにも見えました。

そして、Theピーズ

いつもの、といえばいつものライブ。変わっていたのは、「晩秋シリーズ」テーマ曲「小さな木の実」カバーでの、サイケ気味のギターソロぐらいでしょうか。「焼めし」「体にやさしいパンク」での客ダイブもあって、元気なライブとの印象でした(公式でセットリスト開示してくれると、回想も楽です)。

本ツアーと同時発売のDVD「OFFICIAL BOOTLEG 2」は、シリーズ1同様、プロモーションビデオ「脳みそに愛を」(身内ボーリング大会の緩いお遊び)と、2008年頃のライブでした。

ライブのほうは、ダビングを繰り返したVHSテープのようなザラついた酷い画質(Theピーズらしくはありますが)。ただ、「クリスマス」の間奏中、アビさんとの2人ピーズに、ドラムが入って、一気にバンドらしくなる瞬間が「記録」されていいて、記録物であるDVDとしての、素晴らしさがあります。

その後、キーボードに入るトモフスキーのキャラの所為か、脱ロックンロールな柔らかいムードの「初夏レゲ」も、乙。

2010.11.26横浜Club Lizardにて鑑賞。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

フェミ・クティ「アフリカ・フォー・アフリカ」

まったり
2010年作。

詞表題は、大統領ネタの「オバサンジョ ドント プレイ ユー ワヨ」を始めとして、否定形ばかりながら、曲調に攻撃性は少なく。前作同様、まったり地味路線。

ファンク的な疾走感有るのは、ライブでも、やっていた「オレを金で買うことはできない」や、ミニマルな「いまあなたが見ている」ぐらいか。

スローな曲の中では、手癖のようなベースラインが印象的な「少年たちは都会に憧れる」が、聴き易くて良。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« November 2010 | Main | January 2011 »