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平田真夫「水の中、光の底」(東京創元社)

短編集。酒場舞台の幻想小説。

時代設定不明なのに加え、内省的な語り口のせいもあって、起こっている出来事も抽象的な、ぼんやりとした小説で、(「孤独」と向き合う、なんて問題をケータイが解決した)同時代性からは、遠く離れた「文学」、を読んでいるような読後感でした。

天狼シリウス機械ロボット といったルビ振りには、わたしには付いていけないセンスなんですが、「文学」っぽさを出している、ともいえるので、この小説にはアリかも?

作中では、「九 公園――都市のせせらぎ」が、ゲストの老人キャラの饒舌さもあって、印象に残りました。

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