« May 2011 | Main | July 2011 »

ジェイムス・ブレイク「ジェイムス・ブレイク」

2011年作の男性ソロ1st。

単調でゆったりした曲調のピアノとシンセ伴奏に、不安定な裏声で、ぼそぼそと呟いていて、ブックレットに「All tracks written,performed,produced and recorded at home」と記載されているとおり、密室感に溢れた、まさしく、宅録系の音です。

ダブ、ロボ声等の音弄りは多いですが、全体的に音数が極端に少ないので、歌声に注意が向き易くて、「カノン」風の聴き易さがあります。メロディのハッキリした「メジャメンツ」、声弄りがサビになっている「アイ・ネヴァー・ラーント・トゥ・シェア」辺りが、特に解りやすく、印象的でした。

エレクトロニカ同様、音色の珍しさに頼っている部分がある音楽なので、音色に慣れてしまうと、飽きそうですが。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

アン・アギアレイ「グリムスペース」(ハヤカワ文庫SF)

超光速航法を扱う超能力者の女性主人公と、そのサポートをする男性コンビの、ロマンス物+スペースオペラ。

少女漫画の「前世」ものと同じ機能でしょうか、特殊能力で特に結ばれた人間関係ってのは、ジェイン・アン・クレンツ「緑の瞳のアマリリス」でもあったので、「女流作家」らしいといえば、それまでですが。ただ、あっちは、まだ、ロマ・コメとして読めた気がしましたが、本作は、拙さが目立ちます。

唐突な展開と登場人物紹介が続く、ロードムービー的造りで、ラブシーン以外は、描写が雑。ゲヘナ宙港で改心する場面や、駄目夫を嬲るラスト(女性読者サービス?)とかも、急展開過ぎてギャグみたいだし。

序盤の翼竜パニック物の部分は、切迫感もあって良かったのですが。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

アミーナ「パズル」

2011年作の2ndアルバム。

「ヘイマ」までのシガーロスのストリングス隊としての活躍ぶりが気になって。

1st後、ドラム、シンセのメンバーが入った所為か、asinn等、歌や手拍子が入った、やや派手目のエレクトロニカ。

音色の綺麗な音色だけで組み立ててる(sicsakとか、楽器の珍しい曲は、公式サイトの演奏PVで観る方が、楽しめる気が)ので、ストレス無く聞き流せる反面、驚きもなく。

シガーロス時代を思わせる、「らしい」ストリングスが全開しているのは、thokaくらいなのが、少々残念。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« May 2011 | Main | July 2011 »