« 「Endless Story」 | Main | パール・ジャム「パール・ジャム20」 »

ロバート・チャールズ・ウィルスン「クロノリス-時の碑-」(創元SF文庫)

破滅に向かう社会の変容を一家族に託して描く、一種のパニック小説。

時間SF的設定が出てくるとはいえ、「無限記憶」作者の作品だけあって、SF設定を全く理解しない主人公の一人称視点で話が進み、設定は背景に終始しています。

主人公は、SF設定より、親の介護や娘の障害の方をずっと気にかけている普通小説ノリで、話が進みます。それでも、ラストには派手な銃撃戦がありますし、頼れる密売人ヒッチや、事務系FBIモーリスといった、サブキャラの人間味は魅力的で、正直、上2作よりは、ずっと楽しく読めました。


とはいえ、本作を読むのが楽だったのは、OCR化してiphone読みしたので、文庫本を持ち歩くより物的に軽くて、字も大きい、という事情のせいかもしれません(買ったばかりの本を捌いて紙屑にする時は、少々辛いけれど、この便利さの前では、すぐに麻痺しそう)。

|

« 「Endless Story」 | Main | パール・ジャム「パール・ジャム20」 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/11715/53043302

Listed below are links to weblogs that reference ロバート・チャールズ・ウィルスン「クロノリス-時の碑-」(創元SF文庫):

« 「Endless Story」 | Main | パール・ジャム「パール・ジャム20」 »